2013年06月15日

憎しみの残らないきょうだいゲンカの対処法という本を読みました。2/2


憎しみの残らないきょうだいゲンカの対処法―子どもを育てる心理学

後半は、よくあるきょうだい喧嘩についてや、よくしてしまう役割にあてはめてしまう事
について具体的に書かれていました。

・・・続き・・・

第五章  役割を演じるきょうだいーあいつがああなら、ぼくはこうだ

気がつくと、子どもを役割に当てはめていた・・・下の子はこうなの上の子はこうなの・・・
子どものひとりひとりを役割に当てはめ閉じ込めていながら、親は自分が与える被害を気に止めていない。
被害は、当人だけにはとどまらず、将来の兄弟関係にも及ぶ。
子どもを役割にはめることが悪い感情を引き起こし、その悪い感情が喧嘩につながる。

子どもを役割に当てはめようとする衝動の背後にあるものは何か、もっと理解する必要がある。
そして、特定の役割が子どもに個人的に与える影響だけでなく、
他の兄弟に与える影響や、果ては、兄弟同士の関係に与える影響も検討する必要がある。


親が子どもを役割に当てはめる理由
子どもがこういう子だとか、ああいう子だとか、性格をつかんで楽しむところがあると思います。
子ども達を、それぞれ違った役割に当てはめるのは、ひとりひとりの子に自分が特別だと感じて欲しいからだと思います。
そうすることは間違っているのかもしれませんが、子ども達ひとりひとり違うということを認識してほしいからです。

子ども達が自分を、またお互いを役割に当てはめることがある。
例えば、上の息子が小柄で痩せているけれど、いつも実ンが強いと自慢していて、弟を「弱虫」と呼び、
弟は頑丈な体をしているのに、兄の言うことを本当だと思って、自分を弱い者と振る舞う。
親が子どもを、子どもが自分自身を、また子ども同士がお互いを役割に当てはめている。

役割のメカニズム
だらしない子、きれい好きな子、手に負えない子、いい子ちゃん、わがままな子、穏やかな子、責任感の強い子・・・役割を決められると、自分の役を演じようとしてしまう。

どんな分野も才能のある子だけのものではない
きょうだいのそれぞれの役割が、何とかスムーズにかみ合って、家族全体がひとつの調和した単位として上手く機能するような家族関係は、可能だと思います。
しかし、私達は、子ども達が社会に出てからも一生対応ができるように、準備する必要があります。人生において、私達は多くの役割を引き受けることを要求されます。
世話をしたりされたり、指導者になったり、指導者に従ったり、真面目になったり、いたずらっぽくなったり、多少散らかっていても気にしないで暮らすことも必要なら、
きちんと整頓することもできる必要がある。どの子どもをも制限すべきではない。自分の内に潜んでいる夢にも思わなかったような可能性にかけたり、潜在する能力を探索したり、長所を見つけたり出来るように励ましてあげよう。

他のきょうだいの優秀な能力が原因で、当然与えられるべき機会をごまかし奪われている子ども達がたくさんいます。
すばらしい天性の能力が備わっている子どもたちがいることは事実です。しかし、他のきょうだいを犠牲にしてならない。
ひとりの子どもが、自分だけがある分野に特別の能力を持っていると得意になり始めたときは、他の子ども達をその分野から締め出すことがないよう、また、他の子どもたちが自分自身を締め出すことがないようにも用心しましょう。
「この子は芸術家だ」「この子はスポーツマンだ」というような言いかたには用心しよう。
どの子どもにも、人間としての全体的な成長への努力を狭めるようなことをさせるべきではありません。親である私達が子ども達にはっきり伝えたいのは、
勉強、ダンス、演劇、詩、スポーツ等の喜びはみんなのもので、特別な適性を持つ子どもだけに占有されるべきものではないということです。

何らかの理由で役割を演じている子どもたちが、完全な自分になれるために解放してあげる方法を考えてみる。

生まれた順序の影響もある。私達は明らかに、子どもを生まれた順番を基準にして扱っています。


弱い者いじめなどをするきょうだいに対して、両方の役割を助長しないような方法でやめさせること。
×・・・攻撃している方に注意をむけない ○・・・その代わり被害をうけた方に注意を向ける

下の子が上の子の腕を噛んだとしたら・・・
×(噛んだ子に)どうしたというの!お姉ちゃんを噛んだって? 
×(噛んだ子に)噛んじゃいけないって何度言ったらわかるの?悪い子ね!(噛んだ子をその場から離そうと連れて行こうとする)
○(噛まれた子に)噛まれたの。どれ、見てあげよう。まあ、赤くなっているわ。痛いでしょう。
○(噛まれた子に)人を噛んではいけないのにね。あの子は、欲しい物を言葉で言うことを学ぶ必要があるわ。(噛まれた子を手当てしようねと連れて行く)

「生まれつき」の性質は変わらないのか
子どもを「現状どおり」にでなく、「こうあってほしい」というように扱う。
親には子どもに影響を与える力がある。家庭での子どもの役割が、主に両親、他のきょうだい、そして自分自身の3つの根源から生じているということだったのでそれぞれが害を与えている場合を独立させ、そのつど、私達に一体何が出来るのかを考えていくと、よくわかるのではないかと考える。
課題は二つで、「いじめっ子」を「思いやり深い子」に解放してやることと、「いじめられっ子」を「強い子」に解放してやること。

<親が子どもをいじめっ子として扱わないで、親は子どもに親切になる能力があることを悟らせる>
弱い者いじめしているきょうだいに対して 
×おい!また弱い者いじめをしているんだな!
○殴らないで!暴力を使わないで必要な物を得る方法を君は知っているはずだ。

<他のきょうだいがいじめっ子として扱うとき、きょうだいに、その子を新しい見方で見るように教える>
パパ、お兄ちゃんが遊ばせないとおもちゃを蹴飛ばしてやるって。いじわるな兄ちゃん!という子どもに対して
○お兄ちゃんも、やさいくおだやかにものを頼む事ができるんだよ

<子どもが自分をいじめっ子とみなしている時、自分には親切になる能力があるとわかるように助ける>
きょうだいゲンカで、僕はいじわるだからな!という子に対して
○親切になれるよね。今すぐ始めてほしいな


<親が子どもをいじめられっ子として扱わないで、親は子どもに自分を守るように教える>
兄におもちゃをとりあげられた妹に対して
×かわいそうに。お兄ちゃんにまたいじめられたの?
○お兄ちゃんにはこう言いなさい。「パパが私に買ってくれたのよ。だから、私の物よ。使わせてあげるかどうかは、私が決めるわ」

<他のきょうだいがいじめらっれっ子として扱うとき、きょうだいに、その子を新しい見方で見るように教える>
妹にウソをついてアイスクリームを取ろうとする兄姉にたいして
○そんなことをしても無駄よ。あなたたちの妹は、そんなウソにだまされて、アイスクリームを渡すほどバカじゃないわ。

<子どもが自分をいじめられっ子とみなすとき、親は子どもが自分の中に潜む力を知るように助ける>
妹を怖がらせる兄に対して
×(兄に)やめなさい!その子がすぐに怖がることを知っているでしょう。
○(妹に)あなたさえその気になったら、きっとすごく怖い顔をしてお返しできるわよ。


問題児はもういない
ひとりの子どもが、どんな理由にしろ「問題児」だとみなされたときに、ある力が働き始めるように思える。
@問題児とみなすことが、むしろ問題になる。
A重荷を負った親が、問題児の埋め合わせに「正常な」子ども達に過剰な要求をし始める。
B正常な子どもが必要としていることが無視される
C正常な子どもが問題を持ったきょうだいをひどく嫌うようになる

<子どもの身体障害に注目しないで、能力に注目する>
×・・・役に立たない態度  ○・・・能力を激励する

例1)姉(車いす)と弟とキャッチボールをしていて、車いすの姉が「ボールが速すぎる!」と言った場合
×(母)気をつけて投げて。姉さんが強くないこと、知っているでしょう。
○(母)惜しい。もう少しでキャッチするところだった!速球だったのにね。

例2)兄(学習障害)が本を読んでいて、僕読めない。僕バカだ。と言った場合
×(父)バカじゃない。読むのがちょっとむずかしいんだよ。
○(父)読みはむずかしいことがあるね。それはこう読むんだよ。

例3)弟(精神的に不安定)がパズルがうまくできずに髪の毛を抜いている行為に対して
×(姉)パパ、この子ったら自分の髪の毛を引っこ抜いている!(父が弟に)やめなさい!またばかげたことをして!
○(父)パズルをやっていて、行き詰まるとイライラするものだよね。(姉)このピースは端っこみたいね。

家族には誰も「問題」になる者などいないということをはっきさせ、そういう前向きの雰囲気を作るのは親の義務。
みんなが必要としているのは、あるがままで受け入れられること。そうすれば、個人個人が成長し、変わることができます。
たとえ問題があっても、問題児と見られる必要はない。
・彼らの挫折感を受け入れること(例:これは、簡単じゃないわ。イライラするでしょう)
・どんなに不完全でも、やり遂げたことの価値を認める(例:今度はずっとよくできたわね)
・問題解決に集中するように助ける(例:これは、むずかしいわね。こんな場合はどうしたらいいと思う?)


第六章  子どもたちがけんかしたとき

けんかに対して、助けになる介入のしかた

<ケンカしている子ども達に対して、助けにならない対応>
×二人ともやめなさい!今すぐにやめなさい!誰が始めたんだ?本当のことを言いなさい。(こどもたちが自己主張する)
恥ずかしくないのか!そんなオモチャのことでけんかするなんて。パパがみるといつもけんかしているじゃないか。 どういうふうに始まったかはどうでもいい。ケンカを終わりにしろ!


×ケンカするから、おまえたち二人のせいで、胃潰瘍になりそうだよ。 お兄ちゃんはもう。こんなおもちゃで遊ぶ歳じゃないだろう。妹にあげなさい。他のオモチャ探すんだ。
どうしておまえたちは一緒にあそべないんだ?一緒に遊んでごらん。そうすれば、一人で遊ぶよりも楽しいってことがわかるから。
このおもちゃはパパが取り上げる。二人とも自分の部屋へ行きなさい!

<ケンカに対して、新しい対処法>
子ども達のケンカをどうにかしようとよく使われる方法は、子ども達同士の世九不満と怒りとを増幅するだけです。
ケンカに介入するときの5つのステップ
@子ども達の相手に対する怒りを認めることから始める。それだけでも、子ども達の気持ちはしずまる。
A一人ひとりの言い分を尊重して聞く。
B「それは本当に難しい問題だ」と評価する。
Cその場を離れる。


<ケンカしている子ども達に対して、助けになる対応>
○おやおや、二人ともお互いに怒っているようだね。(子ども達の言い分を一人一人聞いてうなずく)
わかった。これはむずかしいな。二人が同時に同じおもちゃを使いたがっているわけだ。
二人で知恵を合わせれば、二人とも満足できるような解決法がきっと見つかるよ。二人で話合う間、パパは新聞を読んでいるよ(その場を離れる)


<けんかで互いにケガをさせそうなとき>
○子ども達が危ないことをしている様子を、親が言い表す。
例)一人は椅子の上からトラックを投げそう。 もう一人は野球のバットでぶとうとしている。二人ともとっても怒ってる。

○行動の限界を示す
例)これはとても危ないわ。みんな頭をひやさなくてはね。

○子ども達を引き離す
例)急いで!あなたも、あなたも、自分の部屋に行きなさい。


介入が必要な時

子ども達は、お互いの違いによって起こる問題を自分たちで解決する自由を持つべきです。また、必要な時には大人に介入してもらう権利があります。
@一人の子が他の子から、身体的にでも言葉でも虐げられているならば、介入しなければなりません。
A家族全体を混乱させるよな問題があるならば、介入しなければなりません。
B子ども達の解決法では手に負えず、何度も同じ問題が起こるならば、介入しなければなりません。

介入といっても、ケンカを解決させるためや審判になるために介入するのではなく、子どもたちがお互いに話し合える状態に戻れるように、行き詰まってしまった
コミュニケーションに活路を開くためにする。

子どもたちが自分でケンカの問題を解決できないとき
・対立している子ども達を集める。目的と基本的なルールを説明する。
・それぞれの子の気持ちと心配事を紙に書き、それを声に出して読む。
・反論する時間を与える
・みんなで解決法を考えようと呼びかける。出た意見はすべて、評価しないで紙に書く。
・みんながいいと思う方法を決定する
・フォローアップをする


助けを求める子どもに、誰かのかたを持つことなく助ける方法
@それぞれの立場を言い表す。
A大事なことまたはルールを言う
B交渉の余地を残す
Cその場を離れる


子どもたちが難しい対立を解決できるように手助けする方法
@話し合いを行うために家族を集めて、その話し合いの目的を説明する。
A基本になるルールをみんなに説明する
Bそれぞれの子どもの気持ちと心配ごとを紙に書く。それをあなたが正しく理解していることを確認するために、声を出して読み上げる。
Cひとりひとりに反論する時間を与える。
Dみんなに、解決法をできるだけたくさん提案してね、と呼びかける。出た意見は評価しないで、すべて紙に書く。子ども達の考えを先に言わせる。
Eずっと実行していける方法を決定する。
Fフォローアップ


親が強制しないで教える方法

<質問例>
強制することなく、子どもたちがあるものを共同で使えるようにする方法はありますか?
<回答例>
1.分け合うことについて、子ども達に責任をもたせる。
「ねえ、子ども達、みんなの為にシャボン玉のビンを1本買ってきたの。どうやって分けるのが一番いいかな?」
2.分け合うとどんな良いことがあるかを教える。
「あなたの赤いクレヨンを半分妹にあげたら、妹は青いクレヨンを半分くれるの。そうすると、二人とも紫をつくれるのよ」
3.考える時間を与える
「○○が貸してもいいな、という気持ちになったら、あなたたちに教えてくれるからね。」
4.自発的に分けあえたときに感謝の気持ちを言う
「クッキーを一口、食べさせてくれてありがとう。とってもおいしかった。」
5.親がモデルになって分け合うところを見せる
「ほら、ママのクッキーを一口どうぞ」


どちらかがうまく得をしているとき
<質問例>
下の子が小さいことを幸いに、上の子が得をしているのに気づいたら、どうすればいいか?
<回答例>
二人とも満足している限りは、横やりを入れるのは控えたほうがいい。下の子がいつまでも黙っていない。
下の子も成長とともに、自分自身の為に発言すること、自分に必要な物を手に入れることを学ぶ。


告げ口をなくすには?
<質問例>
我が家で起こるケンカの多くは、息子たちの一人がもう一人を陥れようとして、「告げ口」することから始まります。
告げ口をさせないようにする方法はありませんか?
<回答例>
あなたが、告げ口された子に対して起こることで、告げ口した子を喜ばせない事。
「きょうだいが何かをしたとかしなかったとかの話を聞くのは、気持ちよくないな。でも君が自分のことを話したい時は喜んで聞くよ」と言う。
そのうちに子どもたちは、「告げ口」をしても何もいいことはないと考えるようになる。
例外があります。子ども達の一人が何か危ないことをしているならば、親に知らせてもらうことが絶対に必要です。


私の目の前でけんかをしたがる子ども達
<質問例>
「私の番だ」とか「違う、僕の番だ」と私の目の前で大声で騒いで、ケンカをしたがるようですがどう思いますか?
<回答例>
子ども達と同じぐらい譲らないで自分の立場を守ればよい。「順番があなたたち二人のとって大事なことかはわかったわ。
でもママはいま静かにしてもらいたいの。自分たちの部屋か家の外でその問題を解決してちょうだい。」と言ってみる。


ジャンケンで決めさせるのはいけない?
<質問例>
子ども達にジャンケンで議論の決着をつけなさいと言うことについて、どう思いますか?
<回答例>
ジャンケンで決めることの問題点は「あなたの気持ちや考えは重要ではありません。
 あなたの運命を運にまかせなさい」という内容になります。
ジャンケンで決めることのもう一つの問題点は、勝者と敗者ができて、敗者のほうがたいてい腹を立てたり悲しんだりするということです。
「ジャンケン」を使って成功した唯一の例は、どんな解決法が選べるかを検討し尽くして、まだ行き詰っているとき、
「ジャンケンで決めるって言うのはどう思う?どちらに決まっても協力できるかしら?」と聞く。


多数決はいい方法?
<質問例>
子どもたちが公園へ行くか海岸へ行くかでけんかをした。多数決で決めようと言うべきだったでしょうか?
<回答例>
多数決は、子ども一人一人の意見を聞かないで行われたときには、悪い感情を生み出すことがある。
話し合いで決まらず、多数決を余儀なくさせられた時、負けた側の人はどんな気持ちだろうかと言うようにする。
多数決で海岸にいくことになったら、みんなに、公園へ行くのを楽しみにしていた子はがっかりしているってことを知ってほしの」と言う。
希望していた側が得意気にしすぎないし、負けた側へのなぐさめにもなる。


せっかく家族で一緒に過ごしているのに、口げんかが絶えない。
<質問例>
三人の娘達と楽しく外出しようとしたのに、口げんかが絶えない。何かできることはありますか?
<回答例>
子どもにはそれぞれ、兄弟とあまり一緒に時間を過ごさないほうがいい時期があるもの。きょうだいだからといって、
別々に出かけてもいいし、別々の友達と遊んでもいいし、別々の興味を持っても、別々の活動に参加しても、
親と二人で過ごす時間を別々につくっても構わない。少し離れることで、お互いの良い面まで見えてくるようになるかもしれない。


お手伝いがもとでけんかに・・・
<質問例>
子どもたちが良いことをしてくれた後に、誰が一番よくできたかでけんかになることがある。こういう場合、どう対処したらいいか?
<回答例>
子どもたちがだれが一番お手伝いをしたかを認めてもらいたくて、張り合う時は、協力して何かを成し遂げることの素晴らしさを認める絶好の機会です。
「二人で協力して、きれいにしてくれたのね。なかなかのコンビね。」というふうに言う。




posted by ウルトラの母 at 17:00| Comment(0) | 育児書などで印象に残った事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月10日

憎しみの残らないきょうだいゲンカの対処法という本を読みました。1/2

兄弟、姉妹 いつまでも仲良くして欲しいなと思います。
生まれた順番や人数、性別・・・などの環境で生き方に影響を及ぼしていると思います目

以前テレビ番組で、女→男→男の順番に生まれた第2子の男の子(真ん中)が、最強と言っていたのを覚えています。
本当かなexclamation&questionわーい(嬉しい顔)

今回は「憎しみの残らないきょうだいゲンカの対処法」という本を読みました。


憎しみの残らないきょうだいゲンカの対処法―子どもを育てる心理学

■子どもたちと一緒にどんな事をすると、きょうだいの関係がよくなるのに役立つと思いますか?
■あなたがどんな事をするときょうだいの関係を悪くすると思いますか?
■あなたの親がどんなことをしたときに、あなたときょうだいの敵意を助長したかおぼえていますか?
■あなたの親は、あなたときょうだいの敵意を減少させるようなことを、何かしましたか?
子どものひとりひとりに「自分は安全で特別で愛されているんだ」という確信をもたせる方法を見つけなければならない。
幼いライバル同士が、分かち合ったり協力したりすると良いことがあるということを見出せるように、手助けする必要があるのです。きょうだいでいがみあっていても、いつかお互いに、きょうだいがいてよかった、きょうだいが心の支えだと思えるような土台を、どうにかしてつくらなければならない。

第一章 兄弟と姉妹ー過去と現在
兄弟姉妹が強くお互いの運命に影響しあう。きょうだいが支え合うためには
息子たちが仲良くなるかどうかと心配をする代わりに、お互いに思いやりのある関係になるために必要な心構えやスキルを身に付けさせる方法を考えはじめた。
どちらが正しいか間違っているかということにこだわるのではなく、どうすればお互いが相手の言うことに注意してよく聞き、二人の違いを尊重し合い、それらの違いを解決することができるかを学ぶ。
たとえ二人の性格がお互いに仲良くなれるようなものでなかったとしても、少なくとも、自ら仲良くしようとする力と、それに応える力が備わる。
兄弟に二つの相反する力が働いているかのようである。一つは兄弟同士の違いを強調して、それぞれが独特で別々の個人であることを明らかにし、彼らを引き離し、もう一つは、他の人との間にはない特有の兄弟愛で引き寄せている。

第二章 悪い感情が出ていかなければ・・・
何が子どもを意地悪にさせるのか・・・?→親に対して子どもは、自分だけを愛して欲しいと思っているのに、きょうだいの存在は、私達親にとってみれば新しい妻(夫)の存在に匹敵するくらに脅威なのかもしれない。

感情のパラドクス→兄弟同士の文句を親がやめて欲しいと願うなら、子どもたちがぶつけてくる感情そのものを、親にとっては腹立たしい物であっても招き入れ、歓迎し、尊重して扱う必要がある。
一方の子どもが他方を怒鳴りつけているのを聞くと、親として動揺するけれども、もしその子どもの激怒を表すことを禁じるとそれは、潜伏し、身体的な症状とか情緒的な問題と言った別の形で再現してしまう。

否定的な感情を押し込めらられると、相手を傷つけてやりたい、相手が自分より少しでも劣って欲しい、そのうえ、親をも傷つけたいと思ってしまう。

否定的な感情を、どうすればいいのか?→子どもに対して「あなたがどう感じているのか知りたい。だって、あなたの気持ちは私にとってとても大切なんです」という気持ちになる。
否定的な感情に耳を傾けてくれる人がいることで、どれだけなぐさめられるか。
兄弟についての感情や願いを空気抜きをするように外に出す必要がある。
しかし、感情を許すことと行為を許すことの区別を、はっきりさせることは大切。
子どもの感情を言い表すことは許しても、相手を傷つけることは許しません。
親の私達の役目は、きょうだいが相手を傷つけることなく、怒りを表現する方法を示してやることです。

<きょうだいについての否定的な感情を避けてしまわないで、その感情を認める>
×・・・役に立たない態度  ◎・・・感情を言葉にする

例1)ママはいつも赤ちゃんと一緒だ→ ×そんなことないわよ。さっき本を読んであげなかった? 
◎ママが赤ちゃんの世話で時間を取られるのがいやなのね。

例2)ママ、(兄弟の一人が)僕を間抜けだと言ったんだ→ ×知らん顔しておけばいいじゃないの
◎そんなこと言われたら頭にくるわよね。

例3)(兄弟が)わざとするのよ!私がそばにいるときだけゲップするんだもの→×またつまらいことで・・・
◎おまえをいらいらさせるために、そうすると思うんだね。

<現実には叶わないものを、空想で与える>
×・・・役に立たない態度 ◎・・・子どもが望むことを言い表す

例1)赤ちゃんをお腹に返して!→×本気じゃないよね。本当は好きだもんね。
◎赤ちゃんにいてもらいたくないんだね。ときどきどこかに行ってくれたらと思うわけだね。

例2)お兄ちゃんが友達と一緒になって私の事笑ってた→×だからどうしたっていうの?男の子たちはそういうことをするものでしょう。
◎気持ちが傷ついたのね。妹を裏切らないで欲しい、と思うのね。

例3)弟の奴、僕が宿題をしていると、必ずドラムの練習をするんだ!→×そう怒るな。ドアを閉めればいいじゃないか。
◎それはいらいらするね。ドラムの練習を始める前に、いいかどうか確かめてくれたらと思うんだろう。

<子どもの反感を象徴的または、創作的なはけ口に向ける>
×・・・役に立たない態度 ◎象徴的な表現をするように励ます

例1)赤ちゃんをいじめる兄姉に対して→×何をしようとしているの?腕を折るつもり?悪い子ね!
◎妹にけがさせないで!あなたの気持ちを人形でみせてちょうだい。

例2)お姉ちゃんは意地悪だ。絶対に私を連れていってくれないもの→×泣きごとを言うのはよせ。チビがつきまとうのはいやだとわかっているだろう。
◎置いていかれるのって面白くないよね。どんな気持ちがするか、絵に描いてみる?

例3)これを見て。妹が私のブラウスをこんなにしたのよ。彼女を引き裂いてやりたいわ!→×そんなひどいこと、いうもんじゃありません!
◎妹はあなたの怒った気持ちを知る必要があると思うわ。手紙に書いてみたら?

<人を傷つける言動をやめさせる。安全に怒りを発散させる方法を示す。攻撃する子を責めないように慎む>
×・・・役に立たない態度  ◎・・・怒りを表現するもっと良い方法を示す

例1)赤ちゃんをいじめる兄姉に対して→×赤ちゃんに乱暴するのはよしなさい!ただ積木に触っただけじゃない
◎たたいちゃだめ!どんなに怒っているのか言葉で言いなさい。げんこつではなくて!

例2)盗んだくせに、この泥棒め!→×そんなふうに自分の弟を呼ぶなんてひどいじゃないか!
◎ひどく腹をたてているようだね。しかし、悪口を言わずに弟に君の気持ちを伝えて欲しいと思うよ。

例3)この欲張りブタが、クッキーを全部食べたのよ!→×あなたも同じことをするじゃないの
◎悪口の代わりに、自分の気持ちか、又はどうして欲しいかを話しなさい。


きょうだいを比べたい衝動に抵抗しましょう。

ひとりの子どもをもうひとりと比べて悪く言わないで、好ましくない行動についてだけ話す。
・見えることを言い表す「買ったばかりの上着が床におちているわ」
・あなたの気持ちを言い表す「そういうの見ると、嫌なきもちになるわ」
・してほしいことを言い表す「上着はクローゼットに入れてね」

ひとりの子どもをもう一人と比べてほめないで、あなたにとって好ましい行動についてだけを話す。
・見えることを言い表す「上着をかけたのね」
・あなたの気持ちを言い表す「ありがとう。廊下が片付いているのを見るとうれしいわ」


子ども達同士の良い感情を強いると、悪い感情が出てくる
子ども達同士の悪い感情を認めると、良い感情が出てくる。
きょうだいの仲をよくしようと思えば、面倒でも回り道をしなければならない。


第三章  比べることの危険性

比べられる子どもの気持ち
きょうだいを比べることで、子ども達の競い合いをあおり立てている。
子ども達の中には、いい子になることで注目を集められないのなら、いっそ悪い子になることで目立ってやろうとする子がいる。

比べるのを避けるには・・・子ども達を比べたい誘惑に駆られたら、自分に言う「やめなさい!だめ!言いたいことがあれば、比べないで直接言うこと。」
キーワードは「言い表す」。見たこと、気に入ったこと、気に入らない事を言い表すように。大切なことは、その子の行動以外は問題にしないこと。

<比べてけなすのを避けましょう>
×・・・役に立たない態度  ◎・・・問題を言い表す

例1)こぼしてしまった子どもに対して→×まったくもう。あかちゃんだってそんなふうにはこぼさないわよ。
◎Tシャツの胸のところに、牛乳が少してれてるわよ!

例2)学校からの帰宅が遅い子に対して→×お兄ちゃんはピアノのレッスンにちょうど間に合うように帰ってくるのに、どうしてお前はそうしないんだ
◎ピアノの先生がもう10分も待っているよ

例3)ママに早く早くという子に対して→×ママに「早く早く」って言わないで。お姉ちゃんは絶対にそんな風に言わないわよ。
◎批判されると、気持ちよくやってあげられなくなるわ


<比べて誉めるのを避けましょう>
×・・・役に立たない態度  ◎・・・見えること、感じたことを言い表す

例1)後片付けができた子に対して→×やっぱりお兄ちゃんね。赤ちゃんみたいに、物を置きっぱなしにしないものね。
◎ブロックとトラック、それにパズルのひとつひとつまで片づけたのね。

例2)勉強している弟に対して→×お兄ちゃんも君ぐらい勉強する習慣があったらなあ。彼ときたら、1分以上集中できないんだからな。
◎もう30分もスペリングの練習をしているね

例3)おしゃれな洋服をきてる妹に対して→×あなたはいつもとってもきれいねえ。お姉ちゃんはまったくセンスがないけど
◎スミレ色のブラウスに紫のスカート、その合わせ方好きだわ


競争にプラスの面はあるか?→競争が達成意欲を駆り立ててくれることもあります。でも競争にはその代価がある。
学校や職場で行われた調査によると、競争的傾向が強くなると、頭痛・腹痛・腰痛などの身体的な悪い症状が増す。
また、情緒的な症状も、より不安になり、懐疑的になり、敵意を持ちます。家庭を、これらのストレスから解放される安息の場にしましょう。

ひとりの子を他の子の前でほめることは、事実上の比較になる
子ども達はしばしば、兄弟や姉妹に向けられた褒め言葉を、自分たちを見下した言葉として経験する。
ですから、思いきり褒めてやる言葉は、褒められるべき子どもだけに言ってあげるのがいい。


きょうだいの、お互いに対する感情を認める

子ども:あいつをやっつけてやる!ぼくの新しいスケート靴を使ったんだもの。
・感情を表現する言葉で→「とっても怒っているみたいね!」
・望んでいることを察して→「あなたの持ち物を使う前に、『使わせて』と頼んでくれたらと思うのね」
・象徴的、または、創作的な作業を提案して→「『ぼくのもの』という札を作って、あなたのクローゼットの扉にかけるというのはどう?」
・人を傷つけるような行動は、やめさせる→「やめなさい!人を傷つけるのものではないわ!」
・そして、怒りを安全に表現する方法を教える→「あなたがどんなに怒っているか、言葉で言いなさい。『勝手に僕のスケート靴をつかって欲しくない!』というふうにね」


第四章  平等では足りない

×<同じ量を与えようと気を遣わないで・・・>
子ども:パパ、僕よりも(他の兄弟に)たくさんあげたね
父:そんなことないよ。パパは二人にホットケーキを4枚ずつあげたんだ。 
子ども:でもあっちのほうが大きいよ
父:いいや、大きくない!パパはちょうど同じ大きさにつくったんだ!

◎<一人ひとりの個人的な必要に焦点を当てる>
子ども:パパ、僕よりも(他の兄弟に)たくさんあげたね
父:おや、おまえはまだお腹がすいているのかい?
子ども:うん、少し
父:ホットケーキをあと半分にする?それとも、もう一枚食べられるくらいお腹がすいているのかい?


×<同じくらい愛しているとは言わないで・・・>
子ども:ママは誰が一番好きなの?
母:ママは、あなたたちみんな同じように愛しているのよ。
子ども:いいえ、違うわ。口で言っているだけよ。
母:みんな同じように愛してるって、百回以上いったでしょう?

◎<特別な存在として愛されていることを知ってもらう>
子ども:ママは誰が一番すきなの?
母:ひとりひとり、ママにとっては特別なのよ。あなたは、ママのたったひとりの○○よ。この広い世界中に、あなたと同じ子は他にいないもの。
母:誰もあなたと同じには考えないし、あなたと同じには感じないし、あなたと同じ笑顔では微笑まないわ。あなたがママの娘で、とてもうれしいわ。
子ども:ママは本当に私のことを愛してるんだわ

×<平等な時間では、少なく感じることがある>
子ども姉:誕生会に○○を招待したほうがいいかな
母:あなたがそうしたいならね。他には誰を招待するの?
子ども姉:○○と○○と・・・
子ども弟:ママ、ママはお姉ちゃんと長く話しすぎだよ。ぼく、話したいことがあるんだけど。
母:あらまあ、ずいぶん時間をかけちゃったようね・・・すぐ行くからね。お姉ちゃん、これは終わりにしましょうね。
子ども姉:あのチビだいっきらい
子ども弟:早く!
子ども姉:ずるい。ちびはいつも思い通りにしてる。
子ども弟:お姉ちゃんからママをとりたいときは、いつもこの手で成功だ。
母:平等にするのはむずかしいわ。

◎<必要を考えて時間をあげる>
子ども姉:誕生会に○○を招待したほうがいいかな
母:あなたがそうしたいならね。他には誰を招待するの?
子ども弟:ママ、ママはお姉ちゃんと長く話しすぎだよ。ぼく、話したいことがあるんだけど。
母:あなたの言うとおりね。ママはお姉ちゃんと長いこと話しているわ。お姉ちゃんの誕生日会は、大切なことだからね。
母:誰を招待するか、どんなゲームをするか、お返しはどんな物にするか、話し合わなければならないの。計画することがたくさんあって、ママは出来る限りのことをしたいのよ
子ども姉:いいぞ!
母:待つのは簡単ではないわよね。これが終わったら、あなたの話を聴きたいわ。うんと詳しくね。
子ども弟:僕にも必要な時は、ママはぼくのために時間をとってくれるんだな。


誤解しないで欲しいのは、子ども達それぞれに、同じものを決して与えるべきでない、ということではないのです。
そうした方が明らかに正しいときもあるでしょう。
ただ、子どものがっかりした気持ちを親が理解して受け入れてやると、人生において不平等に直面したときに対処する力が備わるのです。

たとえ「ひいき」が現実にあっても、それを見せないこと
私達は皆、時によってある子をひいきに感じた経験があります。ひいきを持つことが問題なのではありません。問題は、どうやってひいきを見せないようにするかです。
ひとりひとりに平等な熱心さをもって応える必要はない。それぞれの子ども達に違った感情を持つのは、完全に正常で自然なこと。
必要なことは、ひいきにされていない子に対する見方を変えて、その子が特別にもっているところをさがし出し、それがどんなに素晴らしい物かを、その子に示してあげること。
それぞれの子どもの個性を高く評価して特に注目すれば、きっとひとりひとりがナンバーワンだと感じるでしょう。


子ども達は平等に扱われる必要はない。特別な存在として扱われる必要がある。
・同じ量を与えようとしないで個々の必要に応じて与える→「ぶどう、少しにする?それともたくさん?」
・平等な愛を示そうとしないで、その子が特別な存在として愛されていることを示す→「あなたは、世界中でたったひとりの『あなた』なのよ。誰もあなたの代わりはできないわ」
・平等に時間を与えようとしないで、必要に応じて時間を与える→「お姉ちゃんの作文の為に長い時間をかけているのは知っているわ。それはお姉ちゃんにとって大切なことなのよ。
終わったらすぐに、あなたの大切なことを聞くからね」

-----------------------------------------------------------------------------------
・・・続く・・・








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2013年02月25日

子どもに自信をつける言葉 傷つける言葉 という本を読んで4/4

・・・続き・・・
子どもに自信をつける言葉 傷つける言葉 (著)加藤諦三 という本を読んで目
私が心に残った内容をブログに残しておきます。


第二部 心の強い子が育つ言葉がけのルール
H子どもの本音をくみとること

●心地よい言葉の繰り返し”で心のエネルギーは生まれる
子どもをうまくほめる秘訣は、「真剣さ」と「繰り返し」。子どもはエネルギーが湧き、志のある子に成長していく。
大切なのは、心地よい言葉の繰り返し。ほめることも、同じことを何度も繰り返す。
同じこと繰り返し、繰り返し、何度でも繰り返しほめてあげること。

●その子の言葉に真剣にこたえる
子どもに対する最大のほうびは子どもを信じて真剣になってあげること。

●「うちの子に限って」の誤解
「どうか信頼して尊敬してください、私があなたより小さくても。私にもあなたと同じ感情があり、要求があります」

●その子の”今日の変化”に気づく
「どうか、わかって下さい、私がどんどん大きくなって、かわっていることを。私についていくことは大変だと思いますが、努力してみて下さい。」
子どもが小さい頃は母親と一緒にいることが楽しい。しかしいつか子どもは自立のときがくる。親と一緒にいる時よりも、友達と一緒にいることが楽しい時期が来る。
それは子どもの変化、子どもの心理的成長でもある。小さい頃は「飲む?」「食べる?」と聞けば喜んだ。しかし反抗期には返事もしない。
心に不満のある親は、ふてくされている子どもの態度に不満になる。子どもの内面の変化に気づかない。昔のように子どもが自分の言うことを聞かなくなった。
昔のように子どもが自分と一緒にいるときにうれしがらなくなった。昔と違ってブスッとしている。それらすべてを含めて子どもの態度に不満になる。
そうなると、親は不満に心を囚われて、子どもが言わんとしていることは何かということに気がつかなくなる。それは子どもが成長して自我が目覚めてきたということでもあり、
ある意味では喜ばしいこと。

●子どもの視点に立って話す
ではどうすれば子どもへの不満は解消するか?簡単な方法などはないが、自分と相手という二つの視点から物事を見ることで不満が小さくなることもある。
例えば、子どもの言動が面白くないときは、子どもに言おうとしていることを自分に向けて言ってみる。
子どもを教育するため、子どもの変化についていくために、親はエネルギッシュでならなければならない。すべての子どものことをわかってあげようと努力するのは大変。
しかし、大変なことと捉えるのでなく、子どもを見て「大きくなったね」と感じればいいという程度に考えればいい。

●”指示・命令”ではなく、”共感”をする
「どうか耳を傾けて下さい、そして私の質問に簡単明瞭に答えて下さい。そうしたら私は自分の考えと感情をあなたと共有できます。あなたと同じ気持ちになれます」
子どもが「僕だって・・・」という不満なときに、その気持ちを聞いてくれと言うことである。大人の不満には耳を傾けなくてもよいが、子どもの不満には耳を傾けてあげることである。
子どもはいつも親とコミュニケーションをしたい。人が生きる力を得るのは他人とのコミュニケーションからである。
言い方一つで子どもの気持ちは違う。「二人だけの秘密ね」と言われると子どもはいい気分になる。「人に話し手はダメよ」は不愉快な気持ちになる。
「約束を守ろうね」と言われるといい気分になる。「約束を破ってはダメ」と言われると、命令のようなで気分はよくない。
子どもが「ねーねーねー」と三回言ったら何か具体的な話があるわけではない。気持を親とふれあわせたい。こういう場合、親は「暑いわね」「何よー、そんなにいい顔しちゃって」
と言っていればいい。子どもは母親に話すことがなくても「ねー」と言って近寄ってくるということである。大切なのは情緒の共感である。

●子どもの話は”評価”しないで聞く
母親は、ときに子どもを評価したり、判断したりしないで、ただ聞くと言うことに徹することである。そうすれば子どもは「何か楽しかったな」と思う。
母親は、何も言わないけれど、子どもが「しゃべりたいなあ」と思う人であることが大切である。

●「おはよう」の挨拶から始まる共感力
この人間社会で生きていくには、共感能力が大切である。その大切な能力は小さい頃からの母親との関係で育まれる。母親が子どもの気持ちに共感することで子どもの
共感能力も育まれる。

ある子どもの書いたもの「おはよう」
「おはよう」とおかあさんの声
「よい顔している」とお母さん。お母さんが笑っている。
眠いけれど「おはよう」って言っちゃった。
お母さんの笑顔を見ると元気がでるよ。
ランドセルを背負って僕はバス停に走った。途中でおじさんにあった。
僕は大きな声で「おはよう」って言った。するとおじさんが驚いた顔して言った。「おはよう」って。
おじさんきっと僕の笑顔がうれしかったんだ。
それから「おはよう」って言うときは、お母さんの笑顔を思い出す。

これを書いた子は、周囲の人々の気持ちを明るくする子に育っていくだろう。楽しい会話のできる子に育っていくだろう。

●子どもに顔をむける大切さ
「どうか、顏をこちらに向けて下さい、そして私と一緒に時間を過ごして下さい。そうすれば私は気が引けていつもビクビクしていきていなくてもいい人間になれます」
母親から顔を向けられていない子どもは、自分のことを自分で守るということもできない。母親が守ってくれることを通して子どもは自分で自分を守るということを覚えていく。
母親はできれば子どもに顔を向けて、子どもの心理を観察することである。子どもがイライラしていないか、ウジウジしていないか、ビクビクしていないか、そしてその原因は
何かを理解しようとすることである。

●百回聞いて、百回ほめて
偉大な父に憧れている息子がいれば、「あなたはお父様ににてるわ!」と繰り返し繰る返し言えばよかった。
得意になる出来事があれば、そのことに関して百回聞いてあげればよかった。
一途にやっていて気力を失った時は「頑張れ、くじけるな、お父様の子でしょう!」と言ってあげればよかった。寂しがり屋なら楽しくすれば頑張ったであろう。

●その子が一番”認めて欲しいこと”を言う
母親から女の子と認められていない子がいた。その子は「私は強い」と威張る。しかしある人が繰り返し「きれい」と言ってあげると、きれいということに喜ぶようになった。
「顔を向ける」とはそういうことである。その子の本音を知ること。本当にその子に関心があれば、その子が本当は女の子と認められたがっていることはわかるはずである。
有名な才女がいた。その子は小学校のころから優秀であることを周囲からほめられていた。本人もそれを得意としていた。しかし「君は女らしい」の一言でとんでもない男に恋をした。
女ばかりの家族がいた。父親は男の子が欲しかった。末の女の子が優しくて父親を慰めようと男の子を演じ、土木建築の大学院にいった。しかし本当は女の子でいたい。
「顔を向ける」ということは、賛辞ばかりではない。人を「いたわってあげる」ことができれば「顔をむける」ことである。人の辛さとか、悲しみとか、苦しみとか、それらをわかってあげる
それが顔をむけるということである。

●言葉に出せない”本当の気持ち”をわかってあげる
「お父さん、お母さん、聞いてくれてありがとう。私はあなたが大好きです。」
子ども達は周囲の人に関心をもってもらうためにいろいろなことをする。子どもが泣くときにもいろいろな動機がある。
淋しくて母親の関心が欲しくて万引きをしたり、同情が欲しくて悲しくなくても泣いたり、関心を持って欲しくてわめいて泣いたり。
内面を拘束されている子どもは、親に見えないところで泣く。子どもが「大泣き」するときには母親は怒らないで黙ってみていればいい。そのうち子どもは疲れる。
子どもは関心を持って見ていてくれれば、それでいいことが多い。

I子どもに関心を示すこと
●子どもの話を聞かない心理
子どもは、自分に関心をもたれるほど、心は前向きになる。関心の持ち方にはプラスの関心とマイナスの関心の持ち方がある。
子どもに無関心の母親もいる。
問題を起こす学生の両親の特徴は、母親がしゃべって父親は黙っている。父親が話す時には自分は以下に社会的に偉いかが中心的なテーマ。
とにかく母親は人の話を聞かない。子どもの話も聞かないだろうなと思う。子どもが学校でどういう生活をしていたかあまり関心がない。
父親も母親も自分を売り込む事に熱心で、学校での子どもの様子をあまり聞かない。

J楽しい会話を心がけること
●あいづち次第で子どもは明るく話しだす
子どもが強く優れていることを期待されるだけで志のある子にそだつわけでなく、逆に無気力になる場合のほうが多い。
強く優れていることは結果であって、それを目的にするとかえって結果は逆になる。愛され守られて子どもは結果として強くなる。
よく幸せは結果であるという。何かを一生懸命するときに結果として幸せになるので、幸せそのものを目的にして生きると幸せは逃げていく。
志のある子になるのは、楽しい親子の会話を持った結果である。母親から「誰と遊んだ?」と検察官のように詰問し、「○○君と遊んだ」と答えるような会話は、
子どもの心を成長させる会話ではない。母親が子どもの話に「そうなのー」「楽しくてよかったねー」とあいづちを打つのが親子の会話である。
母親のあいづちで子どもはうれしくなってもっと話しだす。そうして子どもは情緒的に成長していく。

●親子の楽しい会話が心を育む
小さい頃の親との会話は、触れ合いの心を育むのにきわめて大切である。親との楽しい会話で刺激される脳の機能が発達していないと、
大学生ぐらいになると恥ずかしがり屋の人になる。大人になると苦労して話題をみつけながらでないと会話が続かないような人間になってしまう。
自然な感情表現ができずに、大袈裟な感情表現になったり、逆に無口になったりする。自分一人の世界に閉じこもりがちになる。
小さい頃、母親とワイワイ楽しく話しをした子どもに比べて、人の話に反応するための脳の機能が発達していない。

●こんな”言葉のふれあい”で子どもの心は強くなる
子どもは困ったときに自分を守ってくれる人がいると思って初めて強くなれる。そして慰めを得る。子どもはそうして強くなり安心感を持ち、人とも気を許して話ができるようになる。
子どもは「困った時にはこうすればいいのよ」と教えてくれる人がいて欲しい。「いじめられたら帰ってきていいのよ」と教えてくれる人が繊細な子どもには必要。
母親は自分が不安だと思うならあまりしつこく聞いてはいけない。「今日は、けがもしないで帰ってきてよかった」「今日は元気そうで、お母さんうれしいわ」と言えばよい。
人間らしい生き方をする人だけが人間の社会で長く生き残ることができる。もともと悪い性格というのはない。悪い性格は愛を求めているだけである。

あとがき
少し厳しいことを書いたが、実は子育てはうまくいかなくてよい。親も人間だから理想の子育てはできない。大切なのは実際の自分の姿に気づくこと。
自分は「子どものため」に働いていていたわけでなく「自分のため」に働いていた。それを認めれば親は恩着せがましさがなくなる。そこから成長する子育てが始まる。
子どもを必要としていたのは自分自身。
この本では育てやすい子と、育てにくい子の違い、男の子と女の子の違いも無視している。子どもでも育てやすい子もいれば、大変難しい子もいる。
子育てに成功している親が、子育てに失敗している親よりも優れた親ではない。
この本を読んで、自分がしていることにきがついてくれれば著者として本望である。

感想
この本は、子どもの気持ちを書いてくれてるようで、とても参考になりました。
子どもに対して言いたくないけど、思わず言ってしまうダメな言葉もあり、
子どもがどういう気持ちになるのか以前より考えることが出来るようになったと思います。
posted by ウルトラの母 at 17:19| Comment(0) | 育児書などで印象に残った事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月23日

子どもに自信をつける言葉 傷つける言葉 という本を読んで3/4

・・・続き・・・
子どもに自信をつける言葉 傷つける言葉 (著)加藤諦三 という本を読んで目
私が心に残った内容をブログに残しておきます。


第一部 親に何気ないひと言で、子どもの心は大きく変わる
B罪悪感を与えないこと

●「お母さんを困らせてうれしいの?」という親
子どもをダメにする言葉、子どもが打ちのめされる言葉、子どもがいつか親に不信をもつようになる言葉、そういう言葉がある。
「親が子どもに与える破壊的なメッセージ」といわれているものがいくつかある。
子どもが勉強をしないとき「お母さんとてもつらいわ!」と言うと、子どもは「お母さんごめんなさい。勉強するから許して」となってしまう。
「おさあさんを困らせてうれしいの?」「お母さんをわざとこまらせているの?」「お母さん怖い!」とまでくれば明らかにいじめである。
子どもの成績を見て、親が深い失望のため息をつくとする。これで子どもは自信を失う。親は実際には何もしないのに、子どもにとっては最悪の脅迫になっている。
「あんんたがしたことはこれほどひどい」と相手に伝えている。
「お母さんに恥をかかせるの?」と言う母親はたいてい子どもに恥をかかせている。
「慢性的で定型化された不快感情」のことを「ラケット」という。このラケットはよく他人を操作するために使われる。
これを使って育てられた子どもはノイローゼになるだろう。簡単に言えば、男をあやつる女の涙。
恋愛に限らず人はよくマイナスの感情を使って相手を動かす。これは体罰と同じで、その場では効果があるかもしれないが、長期的にはマイナスの効果になる。
ラケットは相手に罪の意識を持たせることが目的である。
こうして育てられた子どもは、非行には走らないが次第に生気を失って無表情な顔の子になっていく。
子どもの欲望が消え、自分が何をしたいのかという最も大切なことがわからない人になってしまう。

●なぜ、”親の苦しさ”を子ども訴えるのか
子どもを嫌いな母は自分のみじめさを誇示する。
「私は不幸な星のもとにうまれた。」など、こういったみじめさを訴える親は、努力しない親である。言葉で人をだます親である。
周囲にいつもみじめさを訴える人は、周囲の人が嫌いで「好き」なふりをしている。
こういう親達は、実は「自分は家族が嫌いだ」、「自分は子どもが嫌いだ」と認識する事が自分と家族を救う出発点なのである。

C問い詰めない事
●「どうして、どうして」と言う親の共通項
子どもに「どうして、どうして」と言う親は子どもへの要求が多い。
水が欲しい、もっと欲しいと子どもが泣く。与える親は「どうして泣くのだろう、どうしたら泣かなくなるか」と考える。
愛情があれば行動する。求めてばかりで、いつも不満で、「どうして?」と悩んでいる者は行動しないで言葉だけの人である。
「どうして?これしかないのか?」と不満に思う時には、感謝しなければいけないときなのである。

●「どうして○さんのようにできないの?」症候群とは
「どうしてもっと誰それのようになれないのよ?」と言う親は、燃え尽き症候群を育てる。
母親が「どうして・・・」と言ったときには、たいてい非現実的なほど高い基準を子どもに課している。そして「どうしてできないの症候群」になる。
「どうして勉強できないの?」「どうしてこれくらいのことがわからないの?」と言うときの母親は意地悪な気持ちになっている。相手を攻撃しているメッセージが隠されている。
子どもの現実の存在を無視している。子どもも、その母親の無意識にある悪意に反応して、素直になれない。
「どうして」という心理は、「支配の意図と自己不在」である。自分の意志のある人は「どうして」とは言わない。自分の意志があれば「こうしなさい」と子どもにはっきりと言える。

●「どうしてできないの」となぜ怒ってしまうのか
母親が「どうして早くできないの」「さっさとしなさい」と言うときには、母親の頭の中でまだ考えがまとまっていない。母親自身が何をどういう順序でしていいかがわかっていない。
母親自身が問題の整理ができていない。子どもがグズグズしているので、ただ苛立っているだけである。
苛立ちの感情で言っていないときには「それをして、次にそれをして、最後にそれをして」と言える。子どもに「早くしなさい」というときには問題は整理されている。これが指導である。
「どうしてまだ寝ないんだ」「どうして勉強しないんだ」「どうしてそういう顔をしているんだ」などを連発する親は、実は子どもとの関係が薄い。
ひどいのは、子どもが自分の期待した通りの反応をしないと「どうしちゃったんだ」と渋い顔をする親である。「どうして」ならまだいいが「どうしちゃったんだ」となると
甘えといじめの心理が両方ある。こういう親は、「親子の役割逆転」をする親である。親が子どもから愛されることを求めている。何よりも愛情飢餓感の強い親である。
自分が求めているものを子どもが満たしてくれないから、子どもに憎しみを持っている。
「どうしてふくれっ面しているんだ」「どうしてニコニコしていないんだ」「何で言うことを聞いてくれないの?」という言葉は親が子どもに愛情を求めている。
子どもがいつも母親にニコニコしていてもらいたいのと同じである。子どもは親から「どうしてどうして」と言われると、子どもはプレッシャーを感じる。重苦しくて嫌な気分になる。

●「〜したほうがいいんはない?」は責め言葉
「どうしてまだ寝ないんだ」「どうして早くできないの」と同じ意味で、「もう、寝た方がいいんじゃないかな」「早くした方がいいんじゃないかな」と言うのは
一般的な善悪の基準を持ち出して、子どもを寝させようとしたり、寝ない子どもを責めている。相手に責任を取らせる。自分はいい親であることを示しながら、
子どもを思うように操作しようとしている。「もう少し、勉強した方がいいんじゃないかな」と言うのも同じである。

●「うちの子はどうしてこうなの?」の問題点
イソップ物語に「子ジカと父ジカ」という話がある。子ジカに父ジカが「お前は生まれつき角を持っている。体も大きい。どうしてお前は犬が来ると逃げるのか」と言う。
そう言ってるところに、遠くから犬が走ってきた。父ジカが子どもより先に逃げ出したという話。
なぜ子ジカは角があるのに犬から逃げるのか?それは父が逃げるのを見ているからである。
よく母親が「どうしてあなたはそんなにだらしないの」と子どもを叱る。しかし、子どもをだらしなくしたのは母親のだらしなさなのである。
子どもを見て、こういう性格になってしまった」と嘆く親がいるが、そういう性格に親が育てたのである。

●いつもびくびくする子になってしまう理由
小さい頃から「どうして どうして」と親に責められて育てば、大人になっても常におびえる。
誰かが何かを言えば、それは自分を責めていると感じてしまう。

●この一言で失敗に負けない子に育つ
いろいろな紙を渡されて「色を塗りなさい」と言われた。そのときに色を塗るのがイヤな子どもが一枚おきに色を塗った。
先生は「まー、これもアイディアね」と言った。それ以後、子どもはやる気になった。子どもは自分の気持ちを受け入れてもらえた気になったからである。
ただ、「塗りなさい」「何で塗らないの?」と責めるから子どもは塗る気をなくす。
色紙を塗らないで、紙に点を描いた子どもがいた。「これも、塗りたくないときの工夫よね」と先生は言った。先生は、塗りたくない子どもの気持ちをくみ取っている。
子どもに関心があるからである。
机の上の消しゴムの屑を拾っていた子どもがいた。「偉いわね、後から来る子がきもちいいものね」と先生は言った。その子は心の優しい子になった。
ある子どもが間違った絵を描いてしまった。先生は、「失敗しても諦めないで、よく完成したね」とほめた。その子は失敗にくじけない子になった。
持続力のない子がいた。あるときにその子が問題を解けなくてくやしくて手を握りしめて涙を浮かべた。先生は、「自分が解けないでくやしいのでしょ。それが自立ということよ。
素晴らしい。○○君、自立できた、おめでとう」と言った。その子は、くじけない子になった。

D「ダメな子」と言わない事
●”一人では何もできない子”と思い込ませてしまう
「お前の為にこんなに苦労そしている」とものすごく恩着せがましい親に育てられた子どもは、自信を失う。
子どもから「必要とされることを必要とする」親のもとで育った子どもは、いつも何かをするのに親の助けを必要とすると思い込まされている。
「自分の力で何かができたと思うこと」、「自立」は「必要とされることを必要とする」親に対する反逆である。
この恩着せがましい親に迎合する生き方をし、子どもは自分一人では何もできないと思い込み、親への心理的な依存性を深めてしまう。

E束縛しない事
●「あなたさえ幸せならそれでいい」という親の心理
「あなたさえ幸せならお母さんはそれでいいの」これは愛情の言葉ではない。本質的には「私を幸せにして」という子どもへの要求である。
そしてこれは子どもに対して、「あなたはこんなよい母親をもって自分を幸せと思え」という強制でもある。相手の心の自由を奪う。
この言葉は子どもには重く感じられる。生きる気力を失う。
子の言葉を言う母親の心理と恩着せがましさの心理は深く関わっている。「支配の意図」と「自己不在」が共通である。相手を自分の思うように操作しようとしている。
自分で幸せになる力がない。幼児の頃の強度の依存性を残している。

●「私はどうだっていい」と言われた子が重荷を感じる理由
「私はどうだっていいの」と言う人は「どうだってよくない」。相手の自由を許さない。言葉に隠されたメッセージは、「私の期待通りにしろ」である。

●子どもを”家”に縛り付ける言葉
「あなたさえ幸せならそれでいいの」無意識に子どもを縛ろうとしている。子どもは母親の無意識に反応する。
子どもは心理的に成長することにつまずく。心理的に大人にはなれない。
「うちでは、うちでは」という言葉の中には「私たち家族」という逃げることのできないメッセージが隠されている。親の自分は家の為に努力をしていない。
「うちでは、うちでは」という言葉を連発されて育った子どもは大人になれば早く家を出たいと思う。

●”うちの子は自分がいなければダメ”思っていませんか
「あなたが幸せになるならお母さんはどうなったっていいわ」と言う母親は子どもが自分から離れることは許さない。
“好意的支配”“好意的サディズム”愛と言う仮面をかぶった好意的支配もまた、しばしばサディズムの表れである。好意的サディストは自分の所有物が富み、
強力になり、成功する事を欲するけれども、彼が全力をあげて阻止しようとする一つのことがある。それは彼の所有物が自由と独立とを獲得し、
彼のものではなくなってしまうことである。好意的サディズムは一見するととても心優しい人に見える。しかし好意的サディストの特徴は憎しみと幼児性である。

F脅さないこと
●「またやったでしょ」の何が問題か
叱るときは、できれば「今、ここで」あったことを叱る。兄弟など誰もいないところで、なるべく早く叱る。子どもは注意をされるときには兄弟のいないところを望む。
「またやったでしょ」の何が問題か「また」は過去のことを、引っ張り出しクドクド叱っている。
子どもは嫌気がさして、生きるエネルギーを失う。自分は人ぼっちになったように感じる。
こうして脅されている子に家から駅までの地図を書かせると、脅されている子は駅から家までの道のりが長い。細かく書く。
愛されている子が絵を描くときには、逆に家から駅までの道のりが長い。家に自分の存在がある。
子どもに家の絵を描かせる。脅されている子どもは家の中に電気がたくさんついている絵を描くことが多い。家の電気は愛されている温かさを表すのだろう。
脅されている子どもは温かさを求めているのであろう。子どもを脅してはいけない。

●”親の期待にこたえようと頑張る子”の悲劇
「問題は戦う犬の大きさではなく、戦う犬の闘争心の激しさである」
小さい犬でも闘争心のある犬がいる。そういう犬は自分の意志がある。人間の子どもも自分の意志のある子は最後には伸びる。
「恩着せがましさ」などのマイナスの感情で育てられた子どもは、義務感はあるかもしれない。しかし義務感だけの子は伸びない。マイナス感情では、志のある子には育てられない。
親を喜ばせることしか考えていない子どもは、入試で百点をとるかもしれない。しかし自分が受けたい大学をうけていない。親から期待されている大学しかない。
自分の中から燃えるものを持っている人は最後には強い。自分の求めるものを知っている人だから最後には勝つ。まさに志のある子に育つ。
目的が定まっていなくて、ただ「やれやれ」と親から言われて頑張っている子どもは、最後には挫折する。

…続く…
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2013年02月19日

子どもに自信をつける言葉 傷つける言葉 という本を読んで2/4

・・・続き・・・
子どもに自信をつける言葉 傷つける言葉 (著)加藤諦三 という本を読んで目
私が心に残った事をブログに残しておきます。


第一部 親に何気ないひと言で、子どもの心は大きく変わる
Aプレッシャーをかけないこと


●「やればできるのよ」という間違った励まし方
母親が「アンタは馬鹿じゃないわよ」「やればできるのよ」と言うのは、子どもにはプレッシャーである。
母親から馬鹿と思われた子どもは自分を馬鹿だと思ってしまう。
自分は馬鹿だと無意識に思っている子どもが、母親から頑張るようにプレッシャーをかけられて「私はこうならなければいけない」と思い込む事が悩みの原因になる。
「あの子にだけは負けないで」という励まし方は間違いで、鬱病者を生み出しやすい。

●「頑張れ」がエールになるとき、プレッシャーになるとき
神経症的傾向の強い大人が「頑張れ!」と子どもに言う時には、三つの特徴がある。
一つは立派な自分を売り込んでいる「君を励ますこんなにいい人」という恩を売っていることがある。
次には自分の優位を感じるために「頑張れ!」と子どもに言う。
最後に「頑張ることはいいこと」という規範意識である。
励ますことが意味を持つためには「お互いに親しい」という条件がある。その関係を無視して励ますから、子どもはときに励ましてくれる人が怖くなる。
情緒的に未熟な人の「頑張れ!」は思いやりの言葉でなく、自分が自分にいう言葉である。
長いことよく頑張って何かを達成した人からの「よく頑張ったね」は最高のエールになる。親しい人でなければ励まし効果がない。励まされても元気にならない。
親しければ相手を理解して励ましているから、励まされた方は元気になる。励ますほうが努力しているときに励ましは効果がある。
日頃子どものことを何もしていなくて試験の前にいきなり「頑張れ!」と言っても無駄。小さなことの積み重ねがあって、最後に「頑張れ!」というから最高のエールになる。
心が触れ合っている母親なら子どもを褒めるときには「すごーい」だけでいい。それで子どもの向上心が刺激される。

●”励ましの言葉”の深層心理
母親自身が自分を自分で尊敬できていないと、そのイライラを子どもに「頑張れ!」という言葉で子どもにプレッシャーを与えてしまう。
こういう母親がまずすべきことは、自分が自分を尊敬できる人間になること。そうすれば親子関係も自然と良い方向に向いていく。
「頑張れ!」が効果を持つためには、第一に母親に心の葛藤がない事が必要であり、第二に子どもの側にも深刻な劣等感がないことである。
子どもは親に「見捨てられる」という不安を持つから、親に気に入られようと努力する。不安になった子どもは母親から「頑張れ!」と言われると、逆に子どもは不安になる。
こうしたふれあっていない親子関係においては、「頑張れ!」は思いやりの言葉ではない。

●子どもに”不安”を植え付ける言葉とは
非現実的に高い基準、あるいは畑違いの基準でわが子を裁く親は、子どもを愛する能力がない。自分を持っていいない。
「これができなければ皆に笑われますよ」「「成功しないと大変なことになる」という言葉に子どもは不安になり、無理な努力をする。
子どもをやる気にする親は、まず子どもの努力を認めて一緒に喜ぶ。子どもを潰す親は子どもを認めることができない。一緒に喜ぶことができない。

●「ダメ!」なときこそ「大丈夫!」と言う
落ち込んでしまう状況の下でも頑張る気になるのは「大丈夫よ!」と信じている親から励まされる子どもである。
そういう親は子どもと一緒に夢を語り、喜んだり残念がったりする。子どもは安心し、もう一度意欲的に物毎に取り組む気になる。
愛する能力のない親はコントロールをサポートと勘違いする。
サポートとは、子どもの気持ちに共感し、子どもを助けること。子どもに対する愛情を表現すること。
コントロールは、子どもに対する不安といらだちの表現。子どもを支配することで心の葛藤を解決しようとすること。

●劣等感を刺激して頑張らせていませんか
神経症的な子どもが絵が苦手だとする。そこで字を「上手ねー」と褒めると絵ではなく、字の方ばかり人に見せるようになる。絵が下手だという劣等感があると「字が書けるもん」と威張りだし、自分ができないことをカバーする為の字になる。見せるための字になる。そうした子どもは最後まで伸びない。
算数ができないという劣等感をカバーするために国語をする生徒は国語の達人にはなれないだろう。それよりも何故自分は算数が嫌いかを冷静に反省する親子が長い人生の最終勝利者である。
数学と物理が嫌いだから文学部にきたという大学生は伸びない。自分の好きなものがわかっていない。
親が子どもの劣等感を刺激して何かを教えることは出るが、子どもの心にキズが残り、後の人生を大きく歪めることにもなる。
教育も同じで、親や先生が子どもの言葉に怒って子どもに教えても効果は上がらない。子どもへの愛で教える、子どもがそのことを好きなように仕向けていく。そこで子どもは覚えることを身に付けることができる。

●その子のありのままを認めよう
親から老いされた人は人を愛する能力が育まれるし、親から愛されなかった人は、人を愛する能力が育まれていない。残念ながらそうした点では人生は不公平である。
母親固着というのは「お母さん、私を認めて!」「悪いことをする私を愛して」「私を守って!」という叫びである。子どもは母親が認めてくれるまで母親から離れられない。

●”もっと伸ばそう”の逆効果
イソップ物語の「クルミの木」と言う話。道端のクルミの木が実をたくさんつけていた。道を行く人々がそのクルミの木の実を落とそうと石を投げたり棒でつついたりする。
するとクルミの木は「情けないことだ。せっかく私がこの実を皆にやろうと思っているのに」と言う。
子のクルミの木の実が子どもの才能と置き換えてみれがイソップの教えがよくわかる。
子どもがたくさんいい才能を持っている。黙ってみていればその才能は花開く。しかし親が子の才能を早く花咲かせようとプレッシャーをかけると、結局子どもの才能をだんだんと枯渇させていく。黙って見ていれば「子どもは頑張っていた」のに、子どもは頑張る気をなくす。こうして親は焦って子どもの才能を潰してしまう。
初めは「この子は本当に伸びているな、他の子と全く違うな」と親は思う。そこまではいい。その後、心の葛藤を持つ親は「だから私はもっともっと伸ばしていい学校に入れよう」と言う気持ちになる。それを愛と勘違いする。「もっと才能を上していい学校に入れよう」と思ったときには、すでに子どもの為でなく、自分のためである。
子どもを見て、おまえを産んでよかった。親にそういう気持ちがあって、子どもは、大人になって親孝行しようという気持ちが生まれる。
子どもは自分の存在に関心を持ってくれる親の言葉がうれしい。

●「おいしいから食べなさい」と押しつける愛
子どもに対する自分の期待は脇に置いて、子ども自身の夢を実現する助けとなろう。
愛情のある親は子どもの好きな物を何とか捜そうとして買い物に時間をかける。
子どもを自分の延長とみなす親は、自分が好きな料理を子どもに「おいしいから食べなさい」と押しつける。子煩悩と子どもを理解していることは別である。
「自分の期待を脇に置く」ということは簡単なようだけど親自身が心理的に自立していないとできない。

●伸びる子の親は子どものグチを言わない
相手をあるがままに受け入れるということは、「もっと出世して」「もっとお金を稼いで」と夫の尻を叩かない事である。
子どもに「もっといい学校に入学してくれ」と励まさない事である。絵を描くことが好きな子どもに英語や数学の優秀さを期待しないことである。
夫、妻、子ども、との関係で自分の考えを言うが、相手を批判はしない。それが愛である。
人間にとって、長所はある時は長所であるが、また別のときは短所である。子どもに好き嫌いがあると言うことを認めることは、子どもが自分とは違う人格を持っていることを受け入れることである。子どもがあるときには「いい子」、ある時には「悪い子」になる。それを認めることは子どもが自分とは違う人格を持っていることを受け入れることである。

●”自分を信じる”気持を伝えていますか
「自分を頼る気持ちは、親が子どもに与えることのできる最高のプレゼントである」
自分がしてきたことすべてを受け入れて、初めて自分を信頼できる。自分のしてきた悪いこと、よいことすべてを含めて自分を受け入れることが自分を信頼すること。
自分を信頼していなければ子どもを信頼できない。自分を頼る、自分を信じる、これは困難に立ち向かう時の強さである。どんなことがあっても一人でいきていける知恵が自分にはあると思う気持ちでもある。
親が子どもに残すことのできる最大のものは「一人で生きていける知恵」である。

●強い心をつくる「三つのR」とは
自身の尊厳RESPECT、他人への敬意RESPECT、己の行動に対する責任RESPONSIBILITY。
自分を尊敬出来れば自然と三つのRは身に付く。
自分を尊敬できる人は他人を尊敬できる。

●先回りして教えてはいけない
子どもが散らかしたものを大人が片づけてはいけない。片づけるのは子どもの仕事。子どもができることを大人が先回りをしてはいけない。子どもは体験から学ぶ。
子どもには子どもの責任がある。大人は子どもに何か教えて、得意になっているが、子どもが自分の体験から学ぶことは大人から学ぶよりも多いかもしれない。
逆に大人は子どもから学ぶことが多いことを忘れないように。

●見返りを求めないからこそ
犬に餌を与えるときには人は無心に与える。しかし人間に与えるときには恩着せがましく与えることが多い。あるいは打算があることが多い。
人間に与えるときには、相手に何かを求めている。おそらく犬に与えるときのように人間にも無心に与えれば、人も裏切りは少ない。

●”求める子育て”と”与える子育て”
与える喜びがあれば子育ての困難に打ち勝てる。親になると言うことは相手に何かを求めることではなく、与えることの喜びを味わえる人間になることである。

…続く…
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2013年02月17日

子どもに自信をつける言葉 傷つける言葉 という本1/4

加藤諦三さんの言葉にいつも元気づけられますわーい(嬉しい顔)

今回は、子どもに自信をつける言葉 傷つける言葉 (著)加藤諦三 という本を読みました。
いろいろ書かれていました目
私が心に残った事をブログに残しておきます。


第一部 親に何気ないひと言で、子どもの心は大きく変わる
〜求めないこと〜

●「〜してくれたねー」と“恩に着る”言葉で子どもは伸びる
子どもが何かをしたときに「ありがとう、助かるわ!」と母親が言うことで子どもは満足し、さらに「やる気」になる。
●子どもの音読させようとする時、うまくいく場合とうまくいかない場合がある。
「お母さんに聞かせてね」と言われる子どもと、「声に出して読みなさい」と言われる子どもの違い。
「お母さんに聞かせてね」と、子どもの音読を恩に着て、喜ぶ親の気持ちで子どもは伸びる。
●「あなたがいるから幸せよ」と言う気持ちが非言語的に伝われば子どもは気持ちよくなる。
そのためには何よりも笑顔。
●子どもが元気で帰ってきたときに、「元気だった!」と抱いてあげるスキンシップが子どもはうれしい。
●「好きなだけ遊んできなさい」という言葉は、子どもは何となく恩着せがましさを感じるのでマイナス効果。
だた、「いってらっしゃーい」とだけいう母親の方が子どもは気が楽である。
●「お前たちを育てることがどんなに大変なことか、どんなに苦労の多いことか」こんな言葉を聞かされる子どもは「自分なんかいないほうがいい」と感じてしまうので、子どもに言っちゃダメ。
父親は「さー、今日も頑張って働くか」と快活に言うと、子どもも前向きな気持ちになる。
エネルギーも子どもに湧いてくる。

●子どもの自身が育たない“励まし方”とは…
子どもがかすかなけがをしたとき、母親は励ますつもりで「何でもないわよ」「痛くないわよ」と間違った言葉を言ってしまうと子どもにとって極めて不愉快である。
転んでケガをしたときは「痛いよねー」「ひどいけがねー」と大袈裟に言うと子どもは自分の痛みを理解されたと思って素直になるし、自分から「大丈夫だよ」と言うこともある。
子どもが悔しい時には「悔しいよねー」というと子どもは気持ちをくみ取られたと思って嬉しくなる。
嫌なこと、つらく感じることは「ものすごいこと」にしてあげると子どもの気分が好調になる。
子どもは人に恩を着せたいが、恩に着るのはいや。「おいしいから食べてごらん」はダメ、
「おいしくないかもしれないけど、食べてくれるかなー」と言うと喜んで食べる。
一口で言えば殿様にしてあげることで、子どもは機嫌よくなり、甘えの要求を解消でき、まともな大人になっていく。
●「子どものために」を「自分のために」に変えてみよう
「どうか自分を持って下さい、そしてあなた自身の幸せを築いて下さい。そうしたら私に同じことを教えてくれます。そして私は同じように幸せになり、立派で心豊かな人生を送れるでしょう。」
「自分をもつ」ということは、子どもに我慢を教えるということでもある。我慢を教えると言うことは子どもからおもちゃを取り上げることではない。
子どもに我慢を教えるためには母親の心の中に「これをしなければ、子どもはダメになる」という確信がなければならない。親が「自分をもつ」ということは「自分を大切にする」ということである。

●子どもの成長を助けるひと言とは
「どうか助けて下さい。私自身の興味と能力と可能性が花開くように。あなたが期待する人間になるのではなく、私がなりたい人間になるために」
助けるためには相手に関心がなければならない。
例えば、人参が食べられない子どもに人参を食べられるように工夫してあげれるようにする。
高校生ぐらいに大きくなった子どもが「助けて下さい」と言うことは「『失敗したら帰ってきなさい』と言って下さい」ということ。
「子ども自身の興味と能力と可能性が花開くように」親が助けるときに親の努力は実る。しかし、「あなたが期待する人間」になるように子どもを助けるときに親の努力は実らない。
親が期待する人間は規範教育が行き過ぎて、その子らしさをうしなっているかもしれない。
何よりも「あなたが期待する人間」は自分の適性が分からなくなって
親子ともども一生苦労するかもしれない“親の期待”ではなく“子どもの夢”を応援する
子どもにとって大切なことは自分が何をしたいかを出来るだけ早く具体的に知ること。
自分が何者でああるかをみつけること。自分のアイデンティティーの確立
これが青年期の課題である。それ以前に自分の好きなことを見つけることが人生の大きな課題である。
「わたしがなりたい人間」というのがはっきりしているこどもは人生の最大の危機を乗り越えたと言ってもいい。子どもはそうなるように努力する事が賢明である。
・・・続く・・・
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2013年02月16日

算数が得意な子の脳!?

久しぶりのブログですわーい(嬉しい顔)
ミーちゃんの小学一年生の様子を残さないままあせあせ(飛び散る汗)
もうすぐ二年生になろうとしていますたらーっ(汗)
私は、ジムにランチに…と遊びすぎでするんるん
ジムに通い始めて1年半になりましたが、引き締まってきましたぴかぴか(新しい)
水泳だけとかランニングだけとかヨガだけよりも、いろんな運動をするほうが良かったみたいです。
水泳だけでは痩せませんでしたふらふら泳いだ後にお腹が空き過ぎて食べ過ぎてしまってました…ファーストフード

1年生のミーちゃん、算数が嫌いと言っていますもうやだ〜(悲しい顔)
今は三桁の数字をお勉強ですが、なかなか理解に苦しんでるようです。

今日、ヤフーニュースで興味深い記事がありました。
子どものレベルに合わせて楽しい気分で何度も練習問題をする…ってことでしょうか目


次項有算数が得意な子の脳は、どこが違うのか?
プレジデントファミリー 2月16日(土)9時0分配信

問題を解くのに必要な「回路」ができあがれば、あとはそれを何度も使うことで、スムーズに解答にたどり着けるようになる。
スラスラと問題が解ける子の脳の中は、いつまでたっても答えが出ない子とどう違うのか。「解ける子の脳」になるための秘訣を、脳のスペシャリストに聞いた。

■問題を解くとき、脳の複数の箇所が稼働

 世の中には、幼くして方程式が解けたり、微分積分を理解できたりするスーパーキッズがいるという。一方で「数字を見るだけで頭が痛くなる」というような算数嫌いの子も存在する。算数ができる子とできない子は何が違うのだろう。そもそも生まれつき脳に差があるのだろうか。MRIによる脳画像分析のスペシャリストで「脳の学校」代表の加藤俊徳氏に、その違いを聞いてみた。

「算数ができるかできないかは、生まれつきの能力の差ではありません。訓練すれば誰でもできるようになるのです」と言う加藤氏。「うちの子は算数ができない」と嘆いている親にとっては朗報だが、ではいったいどこで差がつくのだろうか。
「ポイントは、脳の中に問題を解く回路ができているか、そしてそれが太いかどうかです」
 加藤氏はまず、算数や数学の問題を解く際に脳の中でどんなことが起こっているかを説明してくれた。

「算数の問題を解く際には、脳の複数の箇所を使います。脳には大きく分けて、前頭葉、後頭葉、頭頂葉、側頭葉がありますが、それぞれ、運動、視覚、聴覚、記憶など人間が生きていくうえでのさまざまな活動をつかさどっています。脳の中にも、いわゆる『役割』というものがあるのですが、現在の研究では、算数や数学のいろいろな問題を解くときに、脳のどの箇所を使っている、と特定はされていません」
 たとえば国語が得意なら、言語や感情をつかさどる部分、美術が得意なら視覚をつかさどる部分を主に使う、というようにある程度特定できるが、算数や数学の場合は、そうではないらしい。
「脳の損傷研究でわかっているのは、脳のどこが壊れても、ちょっとずつ算数や数学の能力が下がるということ。つまり、算数や数学の問題を解く際には、脳の複数の部分を同時に働かせていると考えられます」

 そこで加藤氏は、二つの脳の図を描いて説明してくれた。
「Aが、悩んでいるとき、Bが楽に解けるときの脳のイメージです。初めて問題が出されたとき、脳の中ではああでもない、こうでもないと思考がさまざまな箇所を巡って答えを導き出そうとします。これがAの脳」
 問題を解くためにはどの部分を使えばいいかまだ絞り切れていない状態です。
「一方で、楽に解けるときの脳では、脳のどの箇所をどの順番で使えばいいかが特定されています。そのルートが出来上がっているので、Bの図のようにスムーズに思考回路がつながって、解答が出せるのです」
 なるほど。これが先ほどの「問題を解く回路」というわけだ。


何度も解くと簡単に解ける理由

「解けない問題が解けたとき、カチッと何かがはまったような感じがして、すっきりした経験があるでしょう。これが、回路がつながった瞬間なのです」
 一度解いた問題をもう一度解いたときに簡単に感じられたり、前より短時間で解けたりするのは、この回路が出来上がっているからなのだ。Bの脳では、脳に負担がかかっていないクールな状態。脳は無駄なエネルギーを使わなくて済むのである。一方で、Aでは脳の中で思考の試行錯誤が行われているので、かなりの興奮状態だ。
「問題が解けなくてどうしていいかわからない、頭の中がふわ〜っとなるような感じが、まさしくAの状態なのです」

 この回路を専門的に説明すると、神経細胞同士がネットワークを形成していくということ。約千億個以上の神経細胞がある脳は、細胞同士が集まって思考の中枢となっている神経細胞と、その神経をつなぐ連絡線維の二つで構成されている。脳が適切な刺激を与えられてさまざまな情報を吸収していくと、それまで未発達だった神経細胞と連絡線維は、樹木の枝が伸びるように他の細胞とつながっていく。使われることで回路は太くなり、より楽に問題を解けるようになる。

「必要な脳の箇所同士が連携して回路が太くなると、問題を解く際に二つのいいことが起こります」
 と加藤氏。ひとつは、「応用が利く」ことだという。
「ある問題を解く回路が確立できれば、それに類似した問題が出された際に、おおよそどこの箇所を使えばいいかが推測できます。基本の回路ができているので、そこからちょっとはずれるだけでいい。新しい問題に出合って、まったく知らない問題を解くときに試行錯誤するのとはわけが違います」


■パッと問題が解けるのは集中している証拠

 もうひとつが「集中力の向上」だ。
「回路がつながっていない頃や、つながりたての頃は、回路をつなぐパイプが細い状態。短時間で情報を運ぶことができないため、なかなか解答にたどり着けず、問題を解こうとする気持ちが散漫になりやすい。しかし回路を繰り返し使うことでパイプが太くなると、一気に多くの情報処理が可能になり、集中して問題を解くことができます」

 それではわが子もこの回路を強化していけば、スーパーキッズのようになれるのか。
 しかし、「この回路を強化するのが難しい」と加藤氏。それは、脳のある性質が関係している。
「脳は、ある回路を通って心地よいと感じたら、もう一度同じ回路を通ろうとします。でも、嫌だと思ったら二度と同じ道を通りたがらないんです」

 問題が解けるというような成功体験は脳にとって気持ちよいものであり、もう一度同じ道を通ろうとする。しかし、同じ「解ける」でも、その子のレベルに合っていないものを無理にやらせたり、お母さんから「この問題を解けるまで遊びに行っちゃダメよ!」なんて言われながら嫌々解いた場合には、たとえ解くことができても、脳にとっては苦い印象を与えてしまうのだ。「誰かとご飯を食べて楽しかったら、また一緒に食べたいと思うでしょう。それと同じ法則が脳の回路にも当てはまるのです」

 脳の回路を強化するには、何度も同じルートを通ることが必要。そのルートを何度も通らせることができるかどうかが、優秀な子とそうでない子の分かれ目だというわけだ。子供が「楽しい」と思うような環境づくりをすることが、解ける回路をつくる第一歩かもしれない。
 算数や数学ができるようになる脳の仕組みがわかったところで、「回路をつくったり、強化する際にやってほしいことがある」と加藤氏。


頭の中だけで考えても答えが出ないなら……
「それは、手を使うことです」
 答えがわからないときは、脳のどこを使えばいいか迷っている状態。その際に、頭の中だけで考えるより、指を折って数えたり、図に描いたり、式に起こしたりすることが大事だという。
「解けないときには、思考が脳の同じ箇所だけをグルグルと回っていることもあります。そのときに手を動かせば、思考を違う箇所に動かすことができるのです」
 算数ができる子は、わかっていることをすべて書き込んだり、文章を図示化したりする。これは、脳にも刺激を与えているというわけだ。


■答えがどこで間違ったかを把握させよう

 最後に、算数で育まれる力について一言。
「人間は生まれると『周りの人はこうしている』とまず他人を認識し、その後だんだん『自分はどうなのか』と、自分を確かめるようになります。算数で一番育まれるのは、前頭葉で発達するこの自己認識能力だと思います」
 算数には必ず答えがある。問題を間違えた場合、自分がどこで誤ったかというプロセスを計算式の中で確認できる。それを認められる子は、どんどん成長していける。
「答えが間違ったという事実だけを意識する子は、それ以上先へ進めません」
 算数で間違いを把握する作業は、自己認識能力につながるものなのだ。
「親は、子供が算数の問題で間違えた際に、どこでどんな間違いをしたかを子供自身が把握しているかにも気を付けたいところです。問題が解ける、解けないで一喜一憂することよりも、この問題を通して、子供の自己認識能力が成長しているんだ、と考えてみてはいかがでしょうか」


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加藤俊徳●Toshinori Kato
医師、医学博士。「脳の学校」代表。国立精神・神経センター、ミネソタ大学放射線科などを経て現職。これまで、1万人以上の脳画像を分析してきた。著書に『脳の強化書』(あさ出版)など
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130216-00000001-pfamily-soci
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2011年07月09日

子どもの可能性を引き出すフィンランド式算数力メソッド・・・小林朝夫

子どもの可能性を引き出すフィンランド式算数力メソッド・・・小林朝夫
子どもの可能性を引き出すフィンランド式算数力メソッド

という本を読みました。小林朝夫さんは、小林亜星さんのご子息とか・・。
本は、フィンランド式のことを書かれているというより、塾講師の経験を書かれた本です。

本に、親も教師も子どもに最後まで教えてしまってはいけない。最後まで丁寧に教えてはならない
。ある程度のヒントだけを与えて後は子ども自身の力で解決させるべき。
と書かれていたところが一番印象的でした。


まずは、自分自身で考えさせる事は大切ですね。
自分自身で考えられる時間の余裕も大切だと思います。
そこから自ら学ぶ意欲が出てくるのではないでしょうかぴかぴか(新しい)


印象に残った本の内容は→

親が子どもの理系文系を判断する時期は高校に入ってからでいい。
しかし親が「この子は数学的な能力に長けている」と気づくのは小学4年生ぐらい。
、見極めの判断材料は自分から取り組む姿勢で判断する。
理系アタマの人間には絵を描くのがうまい物が多い。理系的な物事を考える際に芸術脳を刺激する。

理系文系のほかにも、思考系・記憶系という分類がある。
思考系の頭をもつ人々は創作活動や研究作業を好むタイプで、常に何かに疑問を持ちそれに付いて創造を巡らせている。
記憶系はその逆で、過去に記憶した物事について反芻するように記憶をたどっては確認作業をしている。
記憶系に偏り過ぎると数学はできなくなる。思考系と記憶系のどちらに偏ることも危険であるが最近は、記憶系に偏っている子どもが多い。そのためか創意工夫という面において力が発揮できずにいる。記憶したものの中から何とか結果を導き出そうとするがそれではありきたりの既成の物しか提供できない。国語の漢字テストは良くできるが国語の文章題になると読解と記述とくに記述力の欠落が目立つと言った記憶だけに頼る学習を続けている子どもが現代には多くみられる。
この記憶系への偏りが長く続くとアタマの働きは理系でも文系でもなくなり学習すること事態が継続不能となる(早ければ小学五年生の後半でこの症状が表れる)
記憶系に偏り過ぎると危険だが思考系に偏り過ぎるのも危ない。理系文系のどちらかに自分をあてはめる前にこの思考系と記憶系のバランスをうまくとって学習を継続する必要がある。国語の漢字一文字を覚える際にも辞書でその漢字の意味や語源を調べ、アタマの中でその漢字が成立した時代背景や当時の人々の生活に思いを巡らすと言った思考する学習を心掛けると良い。

勉強の強度を増す「チェーン学習」
予習も復習も大切でその重要度は2:8程度である。「予習2」に対して「復習8」子どもが不得手とする教科であればある程この比率に近づいてくる。

フィンランドに学ぶ小学低学年の勉強法
小学低学年の授業は和やかな雰囲気で行われる。厳しすぎると勉強嫌いになるから。
勉強を先取りして早く才能を開花させたがる親は多く存在するが、勉強を叩きこまれたほとんどの子どもが小学高学年で燃え尽きてしまう。
子どもに勉強をさせるには指導者側が「今の年齢でどの程度まで学習させるべきか」を常に判断しなければならない。

小学低学年から始める算数の学習法
どんな文章題や図形の問題も計算が間違っていては正しい回答を導き出せない。まずは数字に慣れることに専念し、たくさん引き算割り算掛け算をいかに丁寧に正解できるようにするか、これが算数力の基礎になる。特に塾に通って勉強をする必要性はなく、家で誰かが適切に指導できさえすればいい。大きな書店の学参コーナーで、あまりいろいろなことが書かれていない2色以上で印刷された問題集を購入する事(見た目がカラフルで楽しそうなものでないと、子どもが食わず嫌いならぬ学習嫌いになってしまうから)
小学1年から三年の算数の問題集はどんな出版社でもあまり差はないが、やはり公文の教材はよくできている。どれを選んでよいか和らからに場合は、公文の教材を購入する。
じっさいにテキストを用意したらどのように子どもに学習させればいいか。子どもの学習スタイルを決定づけるには最初の1、2週間が勝負となる。
テキストは何冊も用意しない方がよい。毎日やる時間又は量のどちらかを決め、勉強するための基準とするがこれを決めるのは指導者の眼力にかかっている。
もし一時間と決めて学習を進めていった場合、子どもが「一時間だけならその時間内でできるだけがんばるぞ」というタイプは時間を軸として勉強をしていくと伸びるタイプ。
「1時間やればいいんでしょ」というタイプはじかんではなく量を軸として勉強をしていった方が伸びるタイプ。

学習量の調整が続けるためのカギ
小学低学年の場合は家庭での学習時間が1時間を超えるとほぼ全員が集中力を欠いてしまう。時間軸なら一時間を目安にして、量ならテキスト数ページを目安にしよう。
小学低学年の学習において一番大切なのは、毎日決めた時間(量)を必ず毎日こなすこと。この習慣を低学年のうちから身につけられれば小学高学年になってからの勉強がスムーズになる。注意しなけれならないのは、毎日決めた時間(量)を変えない事。増やしてはいけない。増やしてもいいチャンスは4月の新学年と夏休みのスタート時。

親が教えるときに覚えておきたいたった一つのコツ
親も教師も子どもに最後まで教えてしまってはいけない。どんなもの事についても最後まで丁寧に教えてはならない。ある程度のヒントだけを与えて後は子ども自身の力で解決させるべき。

文型の子がつまずきやすい算数のポイント
算数の節目は「小数点」「分数」「マイナスの概念」「方程式」「関数」の5つ。日常生活に密着していないから。
例)欧米の一部の学校・・・プラスチックの大きな丸い白色のカプセルの中に100の小さなボールが入っている。
大きなボールは1であるがその1の中には100が入っている。これが分数の100分の1であり少数の0.01の概念である。
マイナスをあらわすのに冬の気温がマイナスになることをいう。アイスマンとファイヤーマンが戦ったらお互いの力は互角とすると引き分ける。つまり0ということ。

待つことも教える立場の人間の重要な仕事
例)一枚の紙を渡しそこに自由に何でもかいていいというと子ども達は時間をかけて空想を始める。その間、指導者は邪魔をしてはならない。

心と身体の柔軟性が何よりも大切
身体を柔軟にすることで体中の血行が良くなり頭の血の巡りもよくなる。新鮮な血液を脳に送り込む作業は大切で、それは「運動すること」である。
子ども達に学習させる前にほんの15分程度軽いじゅうたん運動をさせるだけで理解力や記憶能力が向上するというデータがある。
最近の研究で、身体を柔らかくすると脳のニューロン(学習や運動能力を処理する回路)の栄養となるBDNFがたくさん現れる。




などなどが書かれていました。
勉強方法などはいろんな方法がありますね。




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2011年06月26日

モンテッソーリの子育て

0〜6歳のいまをたのしむ モンテッソーリの子育て という本を読みました。

月刊クーヨン増刊 モンテッソーリの子育て 2010年 03月号 [雑誌]

本を読んで、印象に残った事は、親が良い道をひっぱっていくのではなく、子どもの後ろから見てあげようという考え方なんだなぁと感じました。子どもが「できた!」と喜ぶ顔をたくさんつくってあげたいと思いました。


Help me to do it myself.
自分でできるように手伝ってください
この言葉をモンテッソーリ教育はとても大事にしている。

大人から見ると子どもの行動やこだわりは謎だらけであり、それらは身体や心の成長に関係しているのだと、100年ぐらい前にイタリアの女性医師、マリア・モンテッソーリが発見した。
0歳〜6歳にはさまざまな発達段階があって、子どもはその時々に必要な課題に取り組んでいる。

まわりにいる大人は、自ら伸びようとしている子どものために、少し手伝ってあげればよい
わが子の成長を心から楽しめるように、目の前の子どもが何をしたがっているのかを見る。
幼い子ども達の毎日は、ひとつずつ出来ることが増えていく日々。
「ひとりでできた!」という喜びの機会をたくさん作ってあげたい。


モンテッソーリの子育てを知る5つのポイント

@大人と子どもは違っていて、大人の目的は「結果」、子どもの場合は「過程」そのものが目的

A子どもの動きを良く見よう。まずは子どもをしっかりと見ることが大切
繰り返しやっていることや、興味を示していることがある。子どもが「なぜそうするのか」見てみましょう。
子どもが「何に困っているのか」をよく見ると、子どもをどう手助けすればいいのかポイントがはっきりしてきます。

B子どもはよくみている。子どもに何かを教えようとするときは、まずは大人が黙って目の前でやって見せるのが一番。子どもは動きをじーっとみながら頭を働かせている。

C教え方にはコツがある。子どもに何かを伝えるときは、一度にあれもこれもと欲張らずに一つのことだけを伝える
次に順序立ててゆっくりとやって見せましょう。ひとつひとつ丁寧に正確にくり返し見せることで子どもはわかるようになる。

D何度も繰り返しやることで成熟する。子どもが一つのことを集中してくり返しやることがある。「自分で決めて」終わりにする。同じことをくり返しやって充実感や自身を得て、熟成させたとき、次のステップへチャレンジする意欲がわいてくる。


モンテッソーリ教育の根本は、大人と全くことなる子どもという存在をどのように理解するかということ。
その手掛かりは子どもの内面から出てくる「敏感期」と「知性」の強烈なエネルギー。
モンテッソーリは「敏感期」を身体の発達という冷たい観察の目でなく、子どものこころの奥底からあふれてくる願望や憧れの情熱として見た。

子どもは自分で考え自分で動く。
3歳〜6歳は、身体のハードができるとき。五感が非常に敏感で感覚に訴えるものに夢中になる。
虫や砂に夢中になっている子どもに共感してあげたい。

子どもの敏感期がわかれば、大人が変わる。
いま、どこに困難を感じているか、その部分を良く見て分析すること。
まず、子どもを観察する。やりたがっていること、むずかしがってやっていることを知る。押しつけるのではなく、やってみせる。そうしたひとつひとつができていけば、親子の関係はよくなっていく。
特に気をつけたいのは、「目の前の子どもを見る」ということ。
何度か「もうやめたら?」といっても通じない時、「どこまでやったらやめる?」と聞いてみる。子どもは自分の自由意思で決めたことは守る

社会のルールを教えることも必要。4歳がしつけの潮時。
子どもの敏感期をのがしてしまっても、遅すぎることはない。


家庭でも参考にできるモンテッソーリの知恵が具体的にいろいろ載っていました。
上着にマジックテープ.JPG
ボタンの間を利用してマジックテープで一人で着られる。

ズボンにマジックテープ.JPG

靴をそろえる.JPG
靴を自分で簡単に揃えられる。



(日常生活の教具)
★トレイにセットされた調理道具
 子どもの手にちょうどよい大きさの調理道具を使った活動。初めは大人が一緒に行う
★身だしなみコーナー
身だしなみコーナー.jpg
鏡を見ることは自分を客観的に意識する。髪の乱れ、鼻水、服をきちんと着られているかをチェックできるよう、鏡と小さなブラシや半分に切ったティッシュなど準備しておく。

★食器の位置が刺繍されたランチョンマット
食器の位置を刺繍.jpg

★洗濯代と洗濯板
水をためる、洗う、絞る、干す・・・まずはちいさなふきんから
★じょうろ(植物の水やり)最初に持ち方をみせておく。
★縫いさし
★着衣枠

★のり貼り
のり貼り.jpg


(感覚の教具)

★はめ込み円柱
はめこみ円柱.jpg

★ピンクタワー
ピンクタワー.jpg

★色版
★茶色の階段
★赤い棒
★構成三角形
★幾何たんす

(触覚)

★触覚板
★温覚板
★味覚びん

(臭覚)

★臭覚筒

(聴覚)

★雑音筒
モンテッソーリ聴覚.jpg
砂・小石・米・穀物など、中身を変えて音の違いをきく。

★音感ベル


などなど写真付きでたくさん載っていました。







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2011年06月18日

世界一の子ども教育モンテッソーリの本

世界一の子ども教育モンテッソーリ 12歳までに脳を賢く優しく育てる方法  著:永江 誠司
という本を読みました。

世界一の子ども教育モンテッソーリ 12歳までに脳を賢く優しく育てる方法 (講談社プラスアルファ新書)

モンテッソーリの教育については、私自身あまり知らなくて、いいところは知りたいと思っています。
この本には、モンテッソーリ教育について書かれているというよりも、子どもの脳の発達について具体的に書かれていました。
3歳と5歳で答えが違う簡単なテストを、3歳のフーちゃんと6歳になったミーちゃんに行いました。
結果は、本通りの結果になり面白かったですわーい(嬉しい顔)脳科学の研究ってすごいですね〜。


そのテストとは→

(心の理論とミラーニューロン)
自分が心をもっているのと同じように他社も心を持っていることを理解しその心について理解できるという心的概念を「心の理論」という。心の理論は、人に見られる特有な能力であり、4歳以降にその働きが顕著になる。子どもが心の理論を持っているかどうかは次のような簡単なテストで調べることができる。

「ひろし君は台所に用意してあったケーキを後で食べようとして、緑の戸棚の中に入れました。ひろし君が台所から出た後で、お母さんがそのケーキを青の戸棚の中に移してしまいました。
その後、ひろし君が台所に戻ってきました。さて、ひろし君はどちらの色の戸棚にケーキを取りにいくでしょう。」


※このような質問を3歳から9歳の子どもにした結果4歳未満では「緑の戸棚」と正しく答えられた子どもはほとんどいませんでした。しかし4歳から5歳では57%、6歳から9歳では86%の子どもが正しく答えることができました。4歳未満の子どもはケーキは青の戸棚にあるという自分の持っている知識をひろし君ももっていると考え、ひろし君は青の戸棚にケーキを取りに行くと答えてしまいます。
しかし4歳以上の子どもの半分以上はケーキが青の戸棚に移されたことは自分にはわかるがひろし君はわかっていないはずだということを理解している。彼らには他社の立場に立って考えることができる「心の理論」があると考えられる。
心の理論の獲得は、他者を理解するために必須のものであり、その獲得によって子どもは他者への思いやりや共感といった対人関係を形成する心的機能を発揮できるようになる。
実験や研究から少なくとも前頭連合野が心の理論に関わる領域として有力な候補のひとつであり、人の気持ちがわからない心の理論の欠如は前頭連合野の機能低下、機能不全によると推定される。


その他、この本で印象に残った内容は→

敏感期に増えるシナプス
生後五歳頃までシナプス密度は増加して、七歳頃までにピークを迎え、10歳前後から減少し始め、15歳頃に成人のシナプス密度に近くなる。脳にシナプスが多くある七歳頃までの時期が脳の機能が大きく変化、発達する敏感期。この時期の子どもの学習や経験が脳の機能の成長に大きな影響を与えると考えられる。

子どもの成長が決まる敏感期とは
モンテッソーリは、子どもの心や身体の成長は定規で測ったように徐々に完成されるのではなく、ある特定の時期に急進的にあるいは爆発的に完成されると考えた。子どもの能力が伸びるには、一定の時期というものがあって、その時期に適切な環境が与えられると子ども自身の内的な要求と相まって大きな成長が望める。

脳科学では敏感期はそれぞれの機能によって異なり、原則として一生のうちで一回だけ現れると考えられている。幼児期に現れる主な敏感期として
@秩序への敏感期・・・いつもと同じ安心がもたらすもの。生まれてから三歳頃まで秩序というものに対してこだわりをもつ。この時期には子どもが規則正しい生活ができるように生活環境や習慣を整え、安心して秩序感を持てるように配慮するのがよい。この時期は空間的関係や配置に対する子どもの気づきや注意力を高めるのに適した時期といえる。
空間認知や意味理解に関わる頭頂葉が活かされる時期。

A細部に対する敏感期・・・細部へのこだわりと注意力。1歳から二歳頃、大人が気づかないような小さな物、細かな部分に注意をむけるようになる。細部に対する興味関心の現れは子どもの心の成長を示すものだとモンテッソーリは考える。
この時期は、子どもが身の周りの物や環境についてよりよく知るために大切な役割を果たしている時期といえる。事物や現象に対する注意、その動きや変化に対する注意といった子どもの心理が関係している。1歳から2歳の幼児になると視覚だけでなく聴覚も含めた五感においてもそれぞれ子どもの注意力が発達していく。

B手の使用の敏感期・・・手を使うとなぜ知能はのびるのか。1歳半から3歳頃になると、手を使って物を切る、打つ、出す、入れる、貼る、折るなどの行為を好んでする「手の使用の敏感期」を迎える。
幼児期に手を使う経験を多く積むことは子どもにとって大きな喜びであるとともに、大きな成長をもたらす。大人はこうした機会を意図的、計画的に準備し、与えていくことが大切。
子どもの手の使用は、知能の発達につながる大切な活動。

C歩くことの敏感期・・・裸足で歩くだけでで活性化する脳。1歳から2歳にかけて子どもは「歩くことの敏感期」を迎える。

D感覚の敏感期・・・顔と手だけで活性化する脳細胞とは。3歳から6歳頃まで、それまでに培われた子どもの感覚能力がさらに磨かれ、洗練されていく時期。この時期は、子どもの精神発達に役立つ感覚を訓練するための敏感期と考えられる。この時期の子どもは注意を傾け、意図や考えをもって自分の感覚を使うようになるため、かなり敏感で独特な感覚を示すことがある。
人の顔やその表情、自分屋他者の手の働きや動きは注意や興味を引くものですが、こうした反応は子どもの脳に存在する顔細胞や手細胞と深く関係している。親と子、保育者と子ども達、子ども達同士
目と目を合わせることは互いに相手を確認する行為であるとともに自らの顏細胞を活かして脳を活性化する行為でもある。子どもの顔の識別能力はその後10歳頃まで発達し、さらに13歳から20歳頃にかけて再び発達するという過程をたどる。
絶対音感は聴覚が発達する3歳から6歳くらいまでに適切な訓練をすることで身につけることができる。とくに3歳に近い年齢で訓練を始めると効果が高いといわれている。
この時期音感教育を適切におこなうことが大切だといえる。

E言語の敏感期・・・爆発的に訪れる「言語の敏感期」。生まれてから3歳頃にかけて爆発的は勢いで言葉を獲得し始める。3歳から6歳にかけてはことばとことばの位置関係に関わるルール文法を急速に習得するようになる。この時期にこそ、子どもが豊かな言語環境にふれることが大切。3歳から5歳半頃に書き言葉の敏感期があると考えられる。書くことへの敏感期と書かれた文字を読むことへの敏感期がある。神経学者エリック・レネバーグは言語獲得の敏感期を2歳から12歳ごろまでとしている。言語学者スティーブン・クラッシェンは5歳頃までが言語獲得の敏感期だとしている。
脳の「代償機能」があり、早ければ5歳ごろまで遅くても12歳ごろまでとみられている。

自立心を育む身体運動
子どもは運動を通して身の周りの物や人とのかかわり、運動技能を高めるとともに精神的にも成長していくと考えられている。子どもにとって大切な運動とは、日常的な生活に関わって生ずる運動や行為であり、自発的なものでなければ意味がない。

感情コントロールに役立つ訓練
「運動の調整」の訓練で行われる線上歩行は床の上に子どもの足幅ほどの太さの線で楕円形を描き、その上を歩く訓練。小脳の働きは、伝えられた情報に基づいて身体のバランスをとったり行動をスムーズにすること。線上歩行は子どもが自分の前頭連合野を活かし機能を向上させるのに適した訓練です。線上歩行レッスンを通して子どもは身体的調整力と共に精神的。知的統制力をも鍛えることができると考えられる。


その他、本には、子どもの能力や発達の過程などがいろいろと書かれていました目

子どもの成長を何歳〜何歳まで・・・と決めて信じ込みたくはないですが、自分の子どもの個性が見えてくるかもしれませんねぴかぴか(新しい)



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2011年05月07日

「子どもを英語嫌いにしない11の法則」という本

「子どもを英語嫌いにしない11の法則」という本を読みました。
子どもを英語嫌いにしない11の法則 (学研新書)

本を読んで、特に印象に残った事は、英語は、机で頭を使って考えるというお勉強ではなく、
スポーツや音楽と同じで、練習によって身に付くものという内容でした。
読む、書く、聞く、話すという四技能をバランスよく練習するといった内容が参考になりました。
本には、おすすめの参考書や、公立や中高一貫の英語授業の事などが書かれていて、参考になりました。
あと、子どもの時期によっての英語との触れ合いのボリュームがわかりやすく書かれていました。
効率よく英語を学べる気がしてくる本でした。実際はどうでしょうかわーい(嬉しい顔)たらーっ(汗) 年長のミーちゃんと、年少に入園したフーちゃんと
楽しく英語に関わってみようと思いました。


印象に残った本の内容・・・

成功する英語学習の道のり〜20歳までのロードマップ
START→幼児期「英語=楽しい」を刷り込む 英語のDVDを一緒に見たり、外国人と遊べる英会話教室に通わせたりして、英語が楽しいという印象を持たせる

小学校:英語に対する抵抗感をなくす kど主が興味を持つ範囲でアルファベットなどを教えてもよいがあくまでも勉強にはしないように注意する。中学年ではbe動詞や一般動詞を使った簡単な英文などの導入も。

中学校:スタートダッシュで得意科目にする。 中学入学前の予習や中1の最初のテストで好成績を取るなどしてスタートダッシュする。許可書は可能な限り音読、暗唱、暗写する。

高校:授業を先取りしつつ骨太の基礎力を培う  教科書は三カ月程度先取りして学習。英文は音読、暗唱、暗写。こういった地味な練習が速読力や要約力が求められる大学受験対策にもつながる。

大学入学〜20歳:ペースを落とさず英検1級を目指す。 高校時代までのペースを落とさず学習。専攻に関する語彙を覚えたり、ビジネス英語を学んだりするなど将来の進路を意識した実践英語に触れる。

※いつからでもやり直しはできる!正しい方法で努力すればいつからでもばん回可能。わからないところに目をつぶらず、中学レベルの基礎から復習しよう。


(英語学習 成功の法則)−自分の意見を論理的に述べる事が出来る英語力の習得には、10年かかると肝に銘じる

まず日本語を豊かに育てる

(幼児期・小学校の間は助走期間)
正しいやり方で勉強すればいくつになっても語学は身に付けられる。五感が鋭敏な幼い時期に英語を学び始めると日本人が苦手とする英語の音も比較的容易に発音できたり、聞き取れたりするようになる。子どものうちから英語の音声に触れるなど英語と親しむことは大切だが、それは日々の生活の少しの時間で十分。幼いうちから必死で英語漬けしなくても英語は身に付く。「ほどほど」でよい時期

幼児期、小学校の時代に猛ダッシュをすべきではない大きな理由のひとつは、この時期は母語である日本語をしっかり身につけなくてはいけないからです。
子どもの脳は0歳から9歳ぐらいにかけてほとんど母語の習得のためにフル活動している。毎日、睡眠時間をのぞいて、日本語を吸収することに精力を注いでいる。
小学校でひらがなや漢字を習って、読んだり書いたりすr練習もしてようやく10歳ぐらいになると日本語の基礎が出来あがってくる。母語を身に付けることは時間がかかる大変なこと
なので幼児期から小学校にかけては、子どもとたくさん日本語でおしゃべりしてください。日本語の本をたくさん読み聞かせて下さい。
母語となる日本語は知的能力の土台となります。思考力は母語によって形成されます。つまりいろいろな教科の成績も日本語力=国語が基本になる。
もちろん英語力の土台も日本語です。母語における読解力や語彙力や会話力などの言語能力を第二言語が越えることはよほどのことがない限りあり得ません
最終的に高い英語力の習得をめざすのなら、母語のベースをきちんと作らなくてはならないのです。日本語がちゃんと出来ない子は英語もできるようになりません。
とくに高度な英語はそうです。つまりケーキがあったとして、日本語(母語)は土台となるスポンジ部分、英語は、その上に乗るクリームやフルーツなどのデコレーション部分なのです。
デコレーション部分(英語)を華やかに豪華に充実させるためにはスポンジ台(日本語)を大きくする必要がありましす。小学校時代はスポンジ台にあたる日本語力
国語力をしっかり身に付けるべきなのです。
日本語で自分の意見をはっきり言う、日本語でしっかり挨拶する、日本語で明るく振る舞う、日本語で友達と遊ぶ、日本語で作文が書ける、日本語で読書をたくさん
する、、、ということをしっかりやらないで英語がポンとできるようになることはありません。まずは日本語でなんでもできるはつらつとした子どもを育てましょう。
それこそが実は将来の英語力の土台になります。英語力をはじめ、すべての基礎にあるのは母語の能力です。まずは第一言語である日本語を十分に育ててあげよう。
とくに高度な英語はそうです。つまりケーキがあったとして、日本語(母語)は土台となるスポンジ部分、英語は、その上に乗るクリームやフルーツなどのデコレーション部分なのです。

小学校までは英語の種まき・・・
日々の生活の中で少々英語に触れたからといって母語習得に支障をきたすことはないので「英語の種」をまいておくほうがいいと考える。 英語の歌を聞いたり、英会話教室に通ったりした程度で、子どもは「日本語とは別の言葉があるんだな」「面白い音だな」と思う程度です。

英語の種は中学校で生きてくる・・・
「子ども時代に少し英語をやってもたいしてみにつくわけではないのだから中学から始めれば十分ではないか」という意見もありますが、子どもは時々本格的な英語の発音をしてみせる事があるように、耳にしたり発音したりした英語の音が、頭にも体にも残っているものです。全く英語に触れずに中学から本格的に英語を勉強する子に比べると英語の受け入れ態勢の整い方が全然違う。
2011年から小学五年生から英語の授業が開始され、文法等を勉強するのではなく「英語の種まき」をしようというもののようです。授業時間数も少ないので、どの程度の効果を上げるかは今のところ判断しづらいですが、本格的に英語の勉強を開始する中学に向けて、橋渡しとなるなら大変意味があると思います。

(英語学習 成功の法則)−知的能力は母語である日本語によって形成される。英語力を伸ばすには、まず日本語力を身に付けさせよう。


小学校までは英語で楽しく遊ばせる

幼稚園でアルファベットを覚える・・・ アルファベットは幼稚園くらいになったら教えてもよいと思います。「これを覚えないとダメ」と押しつけないことが大切です。

単語の読み方がわかるフォニックス・・・お薦めDVD「英語のきほん フォニックス 発音のルール」Nikk映像 1995円
英語のきほんフォニックス発音のルール[DVD]

小学校中学年では簡単な英単語や会話フレーズも・・・
子ども向けの英語学習教材はあまりお勉強っぽくなく楽しく学べるもの、音声は必ずネイティヴスピーカーが発音しているものを選ぶ。数多くの教材をやるよりも、期に言った教材を何度も何度もくりかえしやって、しっかり身体に染み込ませる。
難しい文法hはまだ教えなくてもよいが、「〜は、・・・です」という意味になるbe動詞や、子どもの日常生活によく登場する一般動詞ーhave(持つ)、go(行く)、eat(食べる)、drink(飲む)、walk(歩く)、run(走る)などーの意味と綴り、それに現在形の肯定文、否定文の作り方までは、六年生までに教えてもいいと思います。
ただし、それ以上のこと、進行形や過去形などを学び始めると混乱する可能性があるのでまだやらなくてもよい。その先は中学に入ってからしっかり勉強しましょう。

英語文化に積極的に触れさせる・・・
ドラマ、映画、音楽、本など英語の娯楽文化にも衣のころからたっぷりと触れさせてあげましょう。

子どもの目を海外へ向けさせる・・・
最近の子ども達は非常に内向きで海岸の文化にあまり興味をもたない傾向があります。親が意識的に英語圏をはじめ、海外の文化に目を向けさせるようにすべきだと思います。

小学校まではbe動詞と一般動詞の現在形で十分 ・・・
子どもは覚えたことが十分に定着する前に新しいことを矢継ぎ早に学ぶと混乱してしまう可能性があるので急いでやり過ぎない事も大切。同じように、小学生での「英語受験」も時期尚早だと考えます。中学で過去形を学び終わるまでは混乱を避けるためにも英検五級はまだ受けなくてよいと思います。
※be動詞
・主語がIの時→am ・主語がyou/weの時→are ・主語がhe/she/is
<例文>肯定文:I am a studennt.(私は生徒です。)
否定文:You are not (aren't) a pianist.(あなたはピアニストではありません。)
疑問文:Is he hungry?(彼はお腹がすいていますか?)
応答文:Yes,he is./No, he isn't.(はい、そうです。/いいえ、違います。)

※一般動詞
play,study,speak,walk,come,go,have,like,make,drink,eat,get 
<例文>肯定文:I play the piano.(私はピアノを弾きます。)
否定文:You do not(don'T)drink coffee.(あなたはコーヒーを飲みません)
疑問文:Does he study English?(彼は英語を勉強しますか?)
応答文:Yes, he dose. /No,he dosen't.(はい、します。/いいえ、しません。)

子どもの個性を大切に、周りとくらべない・・・
中学に入るまでの英語の種まきの時期に親が心がけるべきなのは「周りとくらべない」ということです。

子どもの「やる気リソース」を枯渇させない・・・
絶対に避けたいのは、小学校で英語の「勉強」を頑張り過ぎたため、中学に入学した時には英語嫌いになってしまうというケース。幼稚園、小学校と素直に親にしたがって勉強してきて、もう英語には飽き飽き。本格的に英語学習がスタートする中学に入ったら全然勉強しなくなってしまったという話をよく聞きます。子どもの「やる気リソース」は実は限りのある資源です。むやみやたらと掘り出して勉強させると、やる気は枯渇してしまいます。くれぐれも中学に入る前に英語の「やる気リソース」を枯渇させないようにしましょう。英語の勉強を無理強いすることは禁物です。あくまでも「種まき」に徹して下さい。限りある子どもの「やる気リソース」を守るために、もう一つ気をつけるべきは、中学受験です。中学受験に必死になり過ぎると合格した時点で燃え尽きてしまい、入学後は学習意欲がすっかり低下しているという生徒が結構います。こういう時に一番遅れが出る教科が中学から新しく学ぶ英語なのです。中学受験は「頑張り過ぎない程度に頑張らせる」

小学校卒業時までにこれだけ出来れば大成功・・・
英語に興味を示さない子どもに対して、楽しく英語に触れる経験を継続して与え続ける努力も大切です。日常的に英語の歌やDVDを流したり、英語のゲームをしたりと英語に触れることが当たり前の環境作りを心掛ける。小学校卒業までにやっておくと望ましいのは以下のことです。
・アルファベットの大文字、小文字が読めて書ける。
・ローマ字が読める。
・簡単なフォニックスを学び、簡単な単語が読める。
・英語の音声を聞き慣れていて抵抗を感じない
・簡単な英単語、英会話フレーズの意味を知っている。
・be動詞といくつかの一般動詞を使いこなせる。
※小学校のうちにここまでできていれば大成功です。もちろん完ぺきでなくても大丈夫。ほとんど中学に入ってから本格的に学ぶことばかり、すべてできていなくても心配ない。

中学校入学前に土台作りを・・・
小学校の卒業式が終わって、中学の入学式までの間にやっておくと効果絶大なのが、中学の英語の予習をすることです。 まず四月から通う中学校で使う教科書の教科書ガイドやワークブック等を手に入れて下さい。一学期に勉強する内容をチェックしておくのです。塾などで先生に少し教えてもらってもよい。 教科書ガイドで単語の意味を調べたり、音読したりすればいいのです。こうしておくと自信をもって中学の英語の授業に臨めます。すると英語が大好きになり、自分から進んで勉強するようになります。中学入学までに英語を進んで勉強したくなるような土台づくりをしておく。

(英語学習 成功の法則)−小学校までは「種まき」の時期。一緒に遊んで英語の楽しさを刷り込む。

他人任せにしない

公立中学の英語の授業はわずか3時間・・・
公立中学での英語の授業は週三時間です。正確には50分の授業が三回なので二時間半です。昔は週六時間、毎日英語の授業があったはずですから、当時にくらべると大幅に授業時間が減っています。ぐんぐん英語を吸収できる時期に週三時間という授業時間は少なすぎてもったいないと感じます。少ない授業時間を補う意味でも家庭での学習が重要になっていきます。

中学校の検定教科書では内容が不足気味 ・・・
検定教科書では一年を通して読む英文量も文法の説明も例文も明らかに減っています。中でも文法の説明はわずかです。一時期「文法ばかりやっているから話せない」といった「文法批判」が起きた反動でしょうか。ビギナーのうちは、口語表現はほどほどにして、まず英文の構造パターンを学び、そしてそれを応用した表現例を学ぶことが肝心。しかし現在の検定教科書は日常表現も英文の構造パターンもどちらも少々中途半端な印象を受ける。とくにパターンを応用した例文が少ない。
よく使われるパターンもなかなか身に付きません。文の構造パターンを一つ覚えたら、同じ構造を使った例文を自分でも作ってみる。これは「パターンプラクティス」という英語学習の王道をいく練習法ですが、その練習をするのに教科書では不足気味なので何らかの補助が必要。

(英語学習 成功の法則)−オールイングリッシュは基礎の習得にはむしろ非効率。学校や塾の不足分を適切に補えるのは親だけである。

中学・高校はアクセル全開でゴー

音読を習慣化させよう・・・
英語は理解しただけでは終わらない教科で「使えるようになる」までの間に大きな距離があります。「使えるようになる」ためには、さまざまな練習をしなくてはなりません。
その意味でも英語はスポーツや楽器と似ていて授業でやった単語や熟語の意味を言えたり英文を読んでわかったりできてもそれはまだ勉強のスタート地点。
英語の「基本練習」は精聴、音読、暗唱、書き取りなどです。実際に使えるようになるためにはネイティブの音声を何度も聞き、音読や暗唱を何度も繰り返し、 暗唱した英文を書き出してみたり(暗写)、英語の音声を聞いて書き取ってみたり(ディクテーション)、日本語の意味から英語を書き出してみたりといった地道な練習を繰り返して、ようやく身に付く。
この地道な練習の習慣を中学一年の早いうちに習慣化させましょう。英語への学習欲が高い時がチャンス。


早めに成功体験を・・・
英語学習を勢いづけるきっかけとして利用したいのが、中一の一学期の中間試験です。ここで良い点が取れると英語を勉強する意欲が盛り上がります。良い点を取るという成功体験は、大きな弾みがつきます。このほか、中学一年で過去形を学んだ後で英検五級に、先取りが進んだら英検四級に挑戦してみるのもいい。この時は、満点かそれに近い点数で合格することを目指します。これもかなり強力な成功体験となるはず。


発音記号は中一の夏までにマスター・・・
おすすめは「英語の発音がよくなる本」(中経出版)と「DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本」(ナツメ社)というDVD付きの本です。二冊とも発音記号が一つずつ解説されていてDVDでは実際にネイティブスピーカーがどのように口や舌を動かして発音すればいいのか実演してくれています。
DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本

英語の発音がよくなる本

(英語学習 成功の法則)−中一の一学期の中間試験は、成功体験を味わわせる最大の好機である。

学校を賢く利用する

学校の授業はきちんと・・・
学校の授業とは別に勉強すると子どもの負担が増えるし、学校と塾とで違うことを同時に学ぶと混乱をきたしやすくなる。学校で教えてもらった英語を核にして足りない部分を補うように勉強していくのが子どもにとって負担なく効率的です。親がサポートしていくのが一番無駄がなく確実な方法だと思う。学校の教科書に沿って指導してくれる塾や英文法をしっかり教えてくれる塾に行かせるのもよい。
教科書の英文は暗唱する・・・
足りない部分を補う方法は、教科書の本文をくり返し音読して全部暗唱してしまうこと。ただ機械的に覚えるのではなく、どういう意味なのかも理解して覚えるのが大切。
暗唱して覚えた英文を神に書いてみる「暗写」も効果があります。親子で暗唱練習をしてお互いにチェックしてみるのもよい。

教科書ガイドやドリルで足りない部分を補う・・・
教科書ガイドは、教科書の単語や本文の意味、文法についての説明、這うとんやイントネーションについてなど、その単元で学習するポイントが押さえてある。
これを使って教科書だけでは足りない部分を補って家庭で予習復習をしていきます。教科書ガイドを使って教えてくれる英語教室や塾に通わせてもよい。
教科書ガイドにはCDもついているので(別売りの場合が多い)リスニング練習と音読練習もしっかりやりましょう。まずCDえを聞いて、次に後に付いて真似して読み、最後は一人で朗読すると言った練習を習慣化させる。時にはCDを聞きながら英文を書きとるディクテーションをしてみるのもよい。大変力が付く。教科書ドリルもするとよい。教科書に登場したパターンを使って自分でも例文を作ったり教科書ガイドに載っている日本語訳を見て、さっと元の英文を行ったりする練習などもしてみる。
聞き取り、音読、ディクテーション、例文作り、日本語からの英訳などから、毎日練習メニューを作って、飽きないように続けていくとよい。

中一最初の難所は「三単現のs」と「進行形」・・・
英語学習にはいくつかの「難所」があり、中学一年生が最初に遭遇する難所は、一般動詞の現在形が主語(人称)によって変化する「三単現のs」でしょう。
中学入学前に「be動詞」といくつかの「一般動詞の現在形」についてだけ予習しておくと混乱が最小限ですむ。次の難所は「現在進行形」。混乱を避けるには、「be動詞」と「一般動詞」の肯定文、否定文、疑問文を音読したり、書いたりする練習を何度も繰り返しやることにつきる。二つの動詞のシステムをアタマと身体にたたきこんで両者をしっかり区別できるようにしておく。 「受動態」も「be動詞」と「一般動詞」が一緒に使われるので要注意。

次の難所は「不定詞の用法」 ・・・
次に中学生がつまずきやすい難所は、不定詞、動名詞などの「準動詞」です。準動詞とは動詞の形が変化して別の品詞になったものを言う。 たとえば、「不定詞」は「to+動詞の原形」の形をとり、文章の中で、名詞、形容詞、副詞的な役割を果たします。「動名詞」は動詞がing形になって、名詞的な役割を果たします。 多くの子どもが理解に苦労する難所です。教科書のほか、教科書ガイドや、市販の簡単な文法解説書等を使って、詳しく勉強しよう。
体系的に文法事項を整理したり、練習問題をたくさん解いて理解したことを定着させたりすることをサポートする必要がある。基本文法はきちんと身に付けよう。

余力があったり市販のドリルも・・・
「中一英語をひとつひとつわかりやすく」(学研教育出版)がおすすめ。
学校で学んだ内容にさらに肉付けしていくのによい教材。こうした教材においても音読、暗唱、暗写をしっかりする。中学卒業までにできたら高校の内容を少し先取りして、英検準二級で9割程度取れる力を目標に勉強しよう。−「原形不定詞」や「分詞構文」まで理解した状態です。

中1英語をひとつひとつわかりやすく。

高校の授業は文法が不足・・・
高校でも音読、暗唱、暗写をしっかりする。先取り学習のほかに、文法に関しては、高校一年から家庭でかなり力を入れて勉強させていく必要がある。
高校生向けの文法の参考書としては「フォレスト」(桐原書店)がおすすめ。文法の勉強といっても、単に文法書に書いてあるルールを学んで理解したら終わりではなく、
必ず例文を作るパターンプラクティスをし、素早く使いこなせる練習をしよう。

総合英語Forest 6th edition

理想的な中高一貫の教科書「プログレス」・・・
検定外教科書の代表的なのが「プログレス21」。この教科書の特徴は、読む、書く、聞く、話すの四技能をバランスよく学ばせるところ。中一からしっかり英語を読ませ、書かせ、聞かせ、話させます。文法も体系的に学んでいく。ひとつの文構造パターンについてたくさんの例文がずら―っと並び、それを何回も音読して身に付けていく。
中一から結構な量の英文をひょませるのも大きな特徴。オーラル面では「SDリピーター」という音声学習用の専用機器を使って勉強する。
子どもが「プログレス」で学んでいる場合はぜひ購入して学習させて下さい。(約2万円)「プログレス」の一巻から三巻までを終えれば、センター試験を受験できるレベルに到達する。

全体像を見渡しながら学習する・・・
「プログレス」は量が多いため、一度脱落するとリカバリーが難しくなる危険性があります。私立校の中には「トレジャー」(Z会)という検定外教科書を採用しているところもある。
「トレジャー」は「プログレス」と検定教科書のちょうど中間くらいに位置する教科書です。内容は「プログレス」のほうがハイレベルだが、脱落者が少ないのは「トレジャー」のほう。
中間層の子には「プログレス」よりも「トレジャー」のほうが、勉強しやすいかもしれません。勉強法は、音読、暗唱、暗写を基本に、教科書の内容をしっかり身につけるという方法を徹底してやりましょう。

(英語学習 成功の法則)−私の教え子で英語ができる子ほぼ全員、中学の教科書をすべて暗唱できる。


四技能のバランスを意識する

「読む、書く、聞く、話す」をまとめて練習・・・
本格的に英語学習が始まる中学生以降は、四技能をバランスよく学習させることに心を配る。「読む、書く、聞く、話す」のすべてをまとめてやればいい。
教科書で英文を読むときは必ずCDで音声も聞こう。CDのネイティブの発音をまねして何度も音読したり、暗唱したりする。そして暗唱できるようになった英文を紙に書く。

塾を利用してバランシング・・・
中学のうちは塾や英会話教室に通う場合、学校で使っている教科書を使って教えてくれるところを選ぶ。学校の授業に沿いながら不足を補いバランスを取るように教えてもらうのが望ましい。

(英語学習 成功の法則)−四技能の学習バランスを整えて勉強すれば、英語は速やかに上達する。

文法で学習効率を大幅アップ

文法は時間短縮の素晴らしいツール・・・「第二外国語を学ぶなら文法を学ぶことは不可欠」

(英語学習 成功の法則)−英語力を早く伸ばしたいなら、文法の勉強は不可欠である。

大学受験は一気に力を伸ばすチャンス

センター試験は大きく様変わりしている・・・
今のセンター試験は、単語やフレーズを丸暗記にしたり、小手先の受験テクニックを身に付けたりしただけでは高得点は望めません。
センター試験対策として「どんな選択肢が政界の可能性が高いか」という細かい受験テクニックを学んだ生徒よりも、四技能をバランスよく学び、音読、暗唱、暗写、要約といった オーソドックスな勉強法を続けてじっくりと英語の底力を蓄えてきたような生徒のほうが、高得点を取れている。

大学受験の落とし穴、予備校の選択に注意・・・
センター試験をはじめとする入試問題は実用的な英語力を測る試験へと進化しているが、予備校や進学塾は対応が遅れているところもある。
塾や予備校は、親がしっかり見極めて選択する必要がある。周囲の評判だけに頼らず、親自身の目でよく見て吟味することが大切。

よい予備校の見分け方・・・
音読や暗唱などの地道な努力を推奨している予備校はポイントが高い。実際に英語が話せる講師が多い予備校かどうかも判断基準となる。
若い先生が一生懸命努力して頑張っている姿勢で教えているのであればそれもよい。
音読は効果がない 暗唱は意味がない 話せる英語は受験では価値がない。発音記号などどうでもよいとオーソドックスな勉強法や世の中の流れを否定している学校も避けた方がよい。

(英語学習 成功の法則)−正しい方法で英語力を磨いていれば、受験対策にも直結するし、実用的な英語力を上げることもできる。

いつからでもやり直せる

挫折を防ぐアイデア・・・
中学高校で英語の勉強を挫折してしまう理由として、教科書に出てくる単語や文法が膨大で調べるだけで時間がかかり過ぎてしまうということがある。
単語調べに多大な時間を費やすよりは、実際に英文を音読したり、暗唱したりする時間を増やすべき。教科書ガイドや参考書を上手に利用し、単語の意味、文法の詳しい説明を見る。
どうしてもわからない個所や気になるところだけを徹底的に辞書で調べる。

伸び悩んでいる子のノートはきれい・・・
英語学習は時間をかければできるというものではなく、「質」が大切。単語を調べてひたすら単語帳に書き写す作業に費やされているのだとしたら、それは勉強というよりも「下準備」です。
短い時間でもしっかり音読をしたほうが単語はずっと効率的に覚えられる。自本五訳から英文をさっと言える練習をするほうが実践的な練習になる。
成績が伸び悩んでいる子の中には「ノートや単語帳をきれいに使っている」タイプが多い。

勉強を放棄してしまっている子への対処法・・・
英語ができない理由は単純に二つ。@放棄して何もやっていない。 Aやり方が間違っている。
@は努力していないので当然できるようにはなりません。Aは間違った方向で努力しているケース。
いずれも場合も正しい方法で努力すれば追い上げられる。わからなくなったところまで戻って勉強する。

やり方が間違っている子への対処法・・・
こういうタイプは、まず第一に英語についての意識改革を行う必要がある。英語はアタマで理解するだけの学問ではく、身体で覚えて刷り込む実技。机から離れてする練習に重点を置く勉強法に転換してみる。

子ども自身が勉強したくなるように誘導する・・・
英語に関心のない子どもにいかに勉強させるかーいかに子ども自身が英語を勉強したくなるように仕向けるか。
例えば、小学校の頃からアメリカなどの英語圏の文化に興味を持たせる。好きな映画、好きなスター、好きなプロスポーツ選手などの存在があるとよい。「スターウォーズ」を見に連れて行ってくれたり、「毎日ウィークリー」などの英字紙がさりげなく茶の間に置かれていたり、自然と英語への関心が高まっていった。中学生以降は「あの人のようになりたい」と子ども自身が憧れる存在、尊敬する先生などをもつことが大切です。親は、子どもが英語分野で崇拝できるような存在と出会えるように努力する。思春期に親のいうことを従順に聞く子どもは、いないので、第三者を利用する。さりげなく「師匠」となるような人と引き合わせる努力をする。

(英語学習 成功の法則)−やり直すのに遅すぎることは決してない。いつから再スタートしても使える英語力は身に付けられる






子供を英語好きにするのに役立つ本

●幼児期・小学校

小学生の英語ドリル 1

小学生の英語ドリル 2

小学生の英語ドリル 3

小学英語スーパードリル 1 アルファベット・ローマ字・フォニックス

小学英語スーパードリル 2 はじめての英文 be動詞・一般動詞の使い方

小学英語スーパードリル 単語練習帳1 はじめておぼえる名詞200

小学英語スーパードリル単語練習帳3

1日10題はじめてのアルファベット―ABCが楽しくしっかり学べる (小学英語 (1))

小学英語 これだけ!ノート

ゼロからスタート小学英単語

くまのプーさん/プーさんとはちみつ (ディズニーの英語ストーリーブック―ディズニーイングリッシュ)

●中学校・高校

2週間でさきどり完成! 中学数学スタートBOOK (中学スタートブック)

英文法がはじめからわかる本

英文法スピード完成ドリル 上―大学受験対応

英文法スピード完成ドリル 下―大学受験対応

●その他

英語の耳づくりスピードドリル―体を使って耳を開く!

できる人の英語勉強法

國弘正雄の英語の学びかた

頭のいい子の育て方

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉

TOEICテスト新公式問題集









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2011年03月09日

子どもの能力をとことん伸ばす

子どもの能力をとことん伸ばす  筋力トレーニング   石井直方(東京大学理学博士)
という本を読みました。

子どもの能力をとことん伸ばす筋力トレーニング

読み終わって、子ども達と体を動かしてみようと思いました。
筋力トレーニングも幼児期から高校生まで4段階に分けられていてわかりやすかったです。
早速、娘たちも始めてみました。とても簡単なので1日1回は出来そうですわーい(嬉しい顔)

本に書かれていた印象的な内容は→

運動不足の子どもはアタマも運動不足。身体を動かすと脳は目覚める。
小さい頃に筋肉を働かせて身体を動かすことは、筋肉や骨を鍛えるとともに脳を目覚めさせることにつながる。

運動プログラムは小学校低学年までに獲得する。

運動にかんしていうと脊髄の中にパターンジェネレーター(運動パターンの発生装置)が存在することが分かってきている。
小さいころに身につけた動作は忘れないということの分かりやすい例は自転車。
小さい頃に自転車に乗れるようになると大人になってから乗れなくなる事はほとんどありません。
大人になってから自転車にのる練習を始めても相当な時間がかかる。水泳も自転車と同じ。

スポーツは幼稚園から小学校低学年くらいまでに(7、8歳)までに多様なみのこなしや技術を身につけるような運動をしておいた方がいい。
スポーツに限って言えば特定の運動だけをするより、色んなタイプの運動をしておく方が後々のパフォーマンスに好影響をもたらす。

多様なサブルーチンをつくるうえで効果的。
たくさんのサブルーチンをつくる時期は筋肉の状態で言うと機能分化が起きる前。つまり小学校低学年ごろまでは筋肉を太くするというより思ったとおりに動かせる身体と
アタマをつくることが大切。そして機能分化が始まると、この運動のときには速筋線維をもっと使った方がいいとか、遅筋線維をもっと使った方がいいとか運動ごとに少しずつ
サブルーチンが書きかえられていくことになる。

骨折する子どもは筋肉をブレーキとして使えない。
着地時のケガが増えているとうことは、ブレーキのかけ方を知らない身体の子ども達がふえてきているということ。

転び方は遊びの中で覚える
子どもが転ぶ時、子どもにとっては大切な体験をしたときなので親が怒ってはいけない。
転んで小さなけがをしたとしたら、その子どもは次に転ぶときにはケガをしないように転べる可能性がある。
もしかすると転ばないように歩くかもしれない。転んだということは子どもにとって貴重な体験なのでその機会を奪うことは逆に問題。

3〜8歳くらいまでの子どもの必要摂取カロリーはおよそ1400〜1800キロカロリーとされている。
子どもにはエネルギーを消費するための運動をさせながら食事に配慮するということを大人以上に考えなければならない。

子どものころに3回ある脂肪細胞の増える時期
1回目はお腹の中にいるとき、2回目が3〜5歳くらいの幼児期、3回目が成長期。
中学生高校生のころはエネルギー代謝量が多くお腹も減る時期だからたくさんご飯を食べる。
食べることは重要だが動かずに食欲に任せて食べてばかりいると脂肪細胞を増やすことになる。
脂肪細胞は一度つくられるとなくならない。


(筋トレで覚えさせる筋肉の使い方)
自然の中で遊ばせる環境がなければいよいよ子どもには筋トレが必要になります。
子どもに筋トレをさせる最初の目的は、筋肉の使い方を覚えさせる事。
自分が思うように身体を動かすために筋肉や骨を鍛えると同時に正しい動きが出来るようなプログラムを脳に書き込むことが第一の目的。
そして子どもの身体の発育段階に合わせてステップアップさせていく。
幼児期に必要とされる筋トレは小学校に入るまでに子どもらしく元気に遊べる身体の
基礎をつくること。筋肉が発揮すべき本来の能力を発揮できるような身体にすることを目指します。

筋トレは筋肉の機能を高める事が目的なので複雑で難しい動作や一歩間違えるとケガにつながる危険性のある動作を避け、できるだけ簡単で安全な動作で目的とする生理学的機能の向上を果たすことを原則としている。複雑な動作は筋トレには向いていない。幼児期の子どもの筋トレで脳に書き込まれるプログラムは膝を曲げるとか肘を曲げるといった基本的な動きのプログラムになる。

筋トレのターゲットは足、お尻、体幹
子どもの筋トレのメニューは穏やかな動きの中で目的とする筋肉をしっかり働かせるトレーニングです。
○不自然な方向に動かさない
○外から大きな負荷をかけない
○急激に力を出させない 
これがトレーニングの基本的な考え方になる。

幼児期の子どもが行う筋トレでは、関節や骨にかかる衝撃を小さくとどめて、その状態で筋肉をしっかり使いこむことがポイント。
関節の正しい曲げ伸ばしと筋肉の使い方を学習する
スクワットのような単純な運脳で膝をどのように曲げて伸ばすか、膝がつま先より前に出ないように確認しながら関節の動かし方筋肉の使い方を覚えさせていきましょう。
膝が正しく動いているかどうかは単純な動作なら比較的分かりやすいと思います。膝の動きは曲げるか伸ばすかしかありません。その際に内側に折れたり(内反)外側に折れたり(外反)していないかに注意し、膝がまっすぐに動くように教える。
膝は蝶つがい関節といってドアの蝶づかいと同じように伸ばすことと曲げることしかできない。

子どもの頃は関節が軟らかいのでかなりひねることができる。それを放置したままでいるとやがて膝がいたんでくることにもなる。

そういう動作の基本を単純なトレーニングで覚えながら目的とした筋肉を使う。トレーニングというほどのものではありませんが、これで正しい関節の動かし方や筋肉の使い方
のプログラムがつくられ、さらに筋力をつけることができます。膝に加えて気をつけたいのは股関節です。股関節は身体の中で一番大きな力を出す関節です。
股関節を上手に使うには太ももの筋肉と太ももの後ろ側の筋肉、それからお尻の筋肉を使って股関節から骨盤にかけての使い方をきちんとコントロールする事が大事になる。

股関節の上に腰椎という背骨があります。背骨は短い骨がいくつもある多関節です。そのため背骨は自由度が大きくてある一定の姿勢をつくろうとするときに背骨の曲げ伸ばしによって容易に調節ができてしまいます。小さな子どもはことさらその傾向があります。椅子にシワった時に背中がグニャっと曲がっていても平気な顔をしています。
体幹という身体の芯をつくる意味でも効果があること。
基本的に身体を前に曲げたり伸ばしたりとう動作に背骨を使うことが多いのが子どもです。これが特に悪いということではありませんが、股関節を使って動かすように指導してあげるだけでより力強い動作ができるようになり、姿勢が悪くなることを防げます。

股関節に効果的なトレーニングもやはりスクワットです。しっかり背筋を伸ばしてスクワットする。しゃがんで立ちなさいというと子どもは背中を丸めてしまうので、そこで背中の
筋肉と股関節の筋肉を使って動作をするように指導すると太ももやお尻の筋肉の使い方を覚えることができると思います。椅子に座るときには通常少し背筋を伸ばして
お尻から座るので椅子に座り立ち上がるという動作をゆっくりと繰り返すのもよいと思います。
正しく筋肉を使えば能力は目覚める
柔軟性の高い子どもの関節はどこまでも動くので、幼児期には可動域をひろげるというよりも正しく曲げ伸ばしを覚えることの方が大切です。そしてその動きの中で関節周囲の筋肉をしっかり鍛えてあげること。

遊んだ後に勉強すると記憶力が高まる
運動することは学習にもプラスになると考えられている。
運動が記憶能力に与える影響は大人より子供の方が大きい。脳を目覚めさせる仕組みは、運動プログラムを獲得する事も、学習プログラムを獲得する事も同じ。
運動にしても、勉強にしてもまずは脳にいろいろな出力をさせることが大切。まずは運動次に勉強。

運動すると精神的なバランスが回復する
いくつかの要因として一つには運動すると脳の中のセロトニン作動性ニューロンという神経細胞の活性がたかくなるということがあります。動物実験では脳の中の情動、情緒をつかさどる部分が
全体的に活性化することが分かっている。


筋力トレーニングの4ステップ
ターゲットとする主な筋肉は足、お尻、体幹である。体の発育段階に合わせて目的も負荷のかけ方も異なる。

第一段階  幼児期から小学校に入学するまで
第二段階  小学校低学年から中学年(ゴールデンエイジ)
第三段階  小学校高学年から中学生(成長期)
第四段階  高校生

第一段階の目的は、立ち上がる、しゃがむ、歩く、走る、ぶら下がる、押す、引くといった基本的な動作での筋肉の使い方を覚えること。ジャンプする、転がるといった応用動作までみにつけることができれば完ぺきです。
筋肉を鍛えるというよりは、正しい筋肉の使い方を脳にプログラムし、そのために必要な筋力をつけることを目標とします。そして筋トレをさせた後はできるだけ外で身体を使って
遊ばせるようにしましょう。この時期の筋力アップのポイントはどれだけ身体を使って遊ぶことができたかどうか。単純動作を何度も繰り返すことが苦手な時期なので筋トレだけで筋力をつけるのは難しい。

第二段階はゴールデンエイジの時期と重なります。たくさんの運動プログラムを獲得できるピークのころなので、幼児期以上に身体を使って遊ばせることが大切になります
スポーツを始める時期としても最適。幼児期に基本的な身体の動かし方を身につけていると驚くほどのスピードで色んな動作を身につけることができる。この時期の筋トレも
幼児期と同じように正しい筋肉の使い方や関節の使い方を覚えること。この段階でもまだ負荷をかけるということは意識する必要はない。

第三段階になると、速筋線維と遅筋線維という筋肉の機能分化が生じた後になるので大人と同じような筋トレ効果が少しずつ期待できるようになる。成長期と重なる時期なので
いきなり大きな負荷をかけると成長を阻害することになるし、ケガをすることもある。自分の体重以上の負荷をかける場合はまず水をいれたペットボトルやチューブを使うことから
始めるべきでしょう。

第四段階の高校生になったら大人と同じような筋トレにシフトしても構わない。筋肉を強化する事をしっかり念頭においてトレーニングする。
筋肉トレーニングは発育段階を確認してから
子どもに筋トレをさせるときに気をつけなければならないことは子どもが発育のどの段階にいるかということ。子どもの発育段階を正しく判断する事が大切。子どもの成長には個人差がある。
子どもの発育段階を判断する場合10〜12歳ぐらいが一番難しい。子どもによって発育段階の差はプラスマイナス2歳くらいある。
子どもが成長していく過程には必ず身長が著しく伸びる時期がある。一年間にどれぐらい伸びたかどうかが判断の指標になる。
一年間で10センチ近くのびる時期が一般的に成長期に当たるとされています。

幼児期の子ども筋トレは一日1セット(5〜10回)で十分
子どものころのストレッチで気をつけることは「ここを伸ばして」「ここを曲げて」といった細やかな指示を行わないこと。できるだけ簡単なストレッチを選ぶ。

骨の成長が著しい成長期のころは身体がかたくなることがある。これは骨の成長に筋肉が追いつけなくて筋肉が引っ張られることによって起きる現象です。大人の関節が固くなった状態とは
異なるので、硬くなったからといってストレッチで無理に軟らかくしようとしない事も重要になります。筋肉の成長が追いつけば、すぐに軟らかくなる。

第三段階第四段階になると一日3セット週2〜3回を目標にする。


【ストレッチメニュー例】
股関節周辺のストレッチ
前くつ.jpg

ふくらはぎのストレッチ

ヒラメ筋とアキレス腱のストレッチ

ハムストリングスのストレッチ


【筋トレメニュー例】
スクワット・・・身体全体を鍛える「キングオブエクササイズ」
スクワット.jpg

ランジウォーク・・・足腰、体幹を鍛える

アームレッグクロスレイズ・・・背中を中心に体幹を鍛える

ぶら下がり・・・肩を包む筋肉を鍛える

斜め懸垂





などなど、本には体を動かす大切さと動かし方がわかりやすく書かれていました。






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2011年02月17日

「幼児における複数の脳発達過程」のニュース

先日、発表されたニュースが印象的だったので
ブログに残しておくことにしました。

少し難しい事書いてるかなぁ〜?

「特定の脳領域の活動が強くなることで認知課題の成績が向上すると推
測し、脳発達において一本道の経路を想定してきた。」・・・

と記事にありましたが、今までこのように想定されてきたのかなと不思議に思いました。

2歳〜3歳ぐらいで字を読める子もいれば読めない子もいたり、
絵が上手な子もいればそうでない子もいたり、
出来るようになるにいたる順番はバラバラで
脳機能も十人十色ってことでしょうか…わーい(嬉しい顔)

見てる世界も考え方も親も子もそれぞれでしょうね。
親より子どもの方が優れているところもあったり・・・わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)

「効果的な子どもの教育の為には内容を個人に応じて変えていくことが必要」と書かれていて、
では、その子にあった効果的な良質な刺激ってなんだろう?・・・とまたまた知りたくなりましたわーい(嬉しい顔)
今のところ私は、親またはそれに代わる人と子どもとの色々な関わりや経験値が大切なのかな〜っと思っています。



ニュースで発表された内容は↓

「幼児における複数の脳発達過程」

1.発表者:
開 一夫(東京大学大学院総合文化研究科 教授)
森口佑介(上越教育大学大学院学校教育研究科 講師,
独立行政法人科学技術振興機構 研究者)

2.発表概要:
我々は、近赤外分光法(*1)を用いて、幼児の脳機能発達過程には複数のプロ
セスが存在することを世界で初めて突き止めた。具体的には、ある認知課題を
解く際に、発達早期からその課題を解ける子どもは右の下前頭領域(*2)を活動
させるのに対し、発達後期になってからその課題を解けるようになる子どもは
左の下前頭領域を活動させることを、縦断的研究(*3)から示した。

3.発表内容:
これまでの研究から、子どものある認知課題の成績とある特定の脳領域の活
動の強さの間に関連があることが示されている。これらの結果から、研究者ら
は、その特定の脳領域の活動が強くなることで認知課題の成績が向上すると推
測していた。つまり、脳発達において一本道の経路を想定してきた。
我々は、幼児に認知課題を与え、3 歳時点と4 歳時点における下前頭領域の活
動を、近赤外分光法を用いて計測した。その結果、3 歳時点で認知課題を解ける
幼児(グループA)は右の下前頭領域を活動させたのに対して、解けなかった幼
児(グループB)はその領域を活動させなかった(下図3 歳時点)。グループA
の幼児は、4 歳時点では左右両側の下前頭領域を活動させた。一方、グループB
の幼児は、認知課題が解けるようになったが、右側ではなく左の下前頭領域を
活動させた(下図4 歳時点)。つまり、同じ課題においても、早くから解ける子
どもとそうでない子どもの脳の発達プロセスには違いがあるのである。
これらの結果は、幼児の脳の発達には複数の経路が存在することを示してお
り、子どもに対する画一的な教育的関わりでは不十分で、子どもに応じて関わ
りを変える必要性があることを示唆している。

4.発表雑誌:
Developmental Cognitive Neuroscience 電子版
“ Longitudinal development of prefrontal function during early
childhood”

5.注意事項:
特になし

6.問い合わせ先:
東京大学大学院総合文化研究科・教授
開一夫(ひらき かずお)
上越教育大学大学大学院学校教育研究科・講師
森口佑介(もりぐち ゆうすけ)

7.用語解説:
(*1)近赤外光の性質を応用して脳活動を計測する手法
(*2)これまでの研究から、意思決定や心の柔軟さなどとの関連が明らかにな
っている脳部位
(*3)同じ子どもを複数の時点で調査して、その変化を調べる方法
8.添付資料:
無題.jpg

グループA
グループB
3歳時点で課題を通過した幼児
4歳時点で課題を通過した幼児
2歳3歳4歳
*赤い部分は、幼児が認知課題を遂行する際に活動させた脳領域




日本経済新聞での同じニュース↓  

子どもの脳、発達順に個人差、東大など血流測定で解明


子どもの脳発達パターンには個人差があるとを東京大の開一夫教授らが
脳血流の測定で明らかにした。
これまでは、子どもの成長とともに脳の様々な領域が働くようになる順序は誰でもほぼ同じと考えられていた。
開教授は今回の成果から、効果的な子どもの教育の為には内容を「個人に応じて変えていくことが必要」と指摘。

上越教育大と共同で研究した男女13人の3歳児の脳の働きを、
近赤外光で脳血流を測る装置で調べた。

1年後、再び測定して発達パターンを分析した。
脳の働きを見るため、星や乗り物などの形が様々な色で描かれたカードを
ルールに従って分類してもらう課題を与えた。
最初は形ごとに、途中からは色ごとに分けさせた。

約束事が反応された時に、それに適応するための機能をもつとされる脳の
「下前頭領域」の働きを測定した。
3歳の時に課題ができた子どもは、同領域の右側が活動していて、
できなかった子どもは働いていなかった。
1年後の測定で3歳時点で課題ができていた子どもでは、働いていたのは左側のみ。

開教授は「個人によって脳が発達していくパターンが異なることがわかった」としている。



Yahooニュース↓

東大、幼児の脳機能発達過程には複数のプロセスが存在することを発見
東京大学 大学院総合文化研究科の開一夫教授らの研究グループは、
近赤外分光法を用いて、幼児の脳機能発達過程には複数のプロセスが存在することを突き止めた。Developmental Cognitive Neuroscience誌のオンライン版に掲載。
これまでの研究により、子どものある認知課題の成績とある特定の脳領域の活動の強さの間には関連があることが示されていた。
これらの結果から、研究者らは、その特定の脳領域の活動が強くなることで認知課題の成績が向上すると推測し、脳発達においては一本道の経路であるということが想定されてきた。
研究グループでは、幼児に認知課題を与え、3歳時点と4歳時点における下前頭領域の活動を、近赤外分光法を用いて計測。
その結果、3歳時点で認知課題を解ける幼児(グループA)は右の下前頭領域を活動させたのに対して、解けなかった幼児(グループB)はその領域を活動させなかったことが判明。
その後、グループAの幼児は、4歳時点では左右両側の下前頭領域を活動させた。一方、グループBの幼児は、認知課題を解けるようになったが、右側ではなく左の下前頭領域を活動させたことが確認された。
この結果、同じ課題においても、早くから解ける子どもとそうでない子どもの脳の発達プロセスには違いがあることにより、幼児の脳の発達には複数の経路が存在することが示された。
なお、研究グループではこの結果を踏まえ、子どもに対する画一的な教育的関わりでは不十分で、子どもに応じて関わりを変える必要性があることを示唆していると指摘している。


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2010年11月10日

「育脳家族」という本を読みました

久しぶりのブログ更新になりました。
2歳フーちゃんもすっかりオムツがとれて、
来年3年保育で幼稚園に行きます。
5歳ミーちゃんは、ようやく最近、幼稚園を嫌がらずに行けるようになりましたわーい(嬉しい顔)


「育脳家族…家族みんなで頭がよくなる本」という本を読みました。

育脳家族―家族みんなで頭が良くなる本

この本を読んでみて、家族でスポーツでもしてみようか…
と思いましたわーい(嬉しい顔)
それと、子どもとは近くで目を合わせてお話しようと思いました。

本に書かれていた内容をまとめると・・・

「脳の発達」という観点から言えば間違いなく「一人暮らしよりも家族で暮らした方がいい」

(くぼた式育脳七カ条)
1規則正しい生活を送る→毎日、同じ時間に起床、就寝し、三度の食事も決まった時間にとる

2脳を衰えさせるストレスを避ける→ストレスがある場合はその原因を取り除く。あたは考え方を変えるなどしてストレスをためない事

3運動の習慣が脳を鍛える→毎日15分以上、汗が出るくらいのエクササイズをする。

4日常的にワーキングメモリーを鍛える工夫をする→何かをする場合、計画を立ててどうなるか予想し覚えてから実行する。後でその結果を記録に残す(日記やブログなども効果的)

5毎日、一つ以上、自分以外の人の為に頭を使う→たとえば、育児介護家族の食事の用意ボランティアなど

6毎日、書かれたものを読み、誰かに伝える→新聞、雑誌、インターネットなど。そして自分の心に残ったことを人に教える

7ときどき、1〜6をすべて無視してハメをはずす。



第一章、子育てこそ究極の脳トレ
脳に刺激を与え、活性化させる」という意味では、異性や異世代の人と一緒に暮らす「家族」という形態は実はとても有効。
12歳ごろまでにたくさん脳を使うとよい。どの時期にどの働きを強化するかがすごく大事なこと。
見る・聞く・触れるなど目や耳、手だけでなく、体全体に様々な刺激をあたえてあげよう。
特に三歳ぐらいまでが大切な時期。
「頭が良い」とは前頭前野がよく働いて問題解決ができること。生まれた瞬間から親がいろいろなものを見せたり、たくさん話しかけたり歌を歌ってあげたりして、なるべくたくさん働きかけをしてあげたほうがよい。
子どもが自分で何かをやりたがったらそれを尊重してあげる。
食べ物も「○○が食べたい」と言ったら出来るだけ用意してあげましょう。
反対に「頭の悪い子」に育てるには三歳を過ぎても親が何でも与えてやること。
勉強は強制されてやったところで無理やりやらされたという嫌な気持ちが残るだけで頭には入らない。自ら面白がってやるからこそ「もっともっと」という知識欲が出てくる。
子育てというのは究極の脳トレ。使命感に駆られて必死でやるよりも、自分の脳を鍛えているくらいの軽い気持ちで子育てをするのが良い。

第二章、頭の良い子の育て方
乳幼児には「いないいないばあ」も効果的。2歳ぐらいになれば、「ご飯を全部食べたらメロンを食べようね」と決めるなどすればご飯をたべ終わるまでメロンを食べることを覚えておくというワーキングメモリーの訓練ができる。もう少し大きくなれば、あらかじめ今からする順番を伝えておき、子どもに「次はどうするんだっけ?」とわざと忘れたふりをして尋ねてみるのもよい。
トランプの神経衰弱や言葉を逆さまから言わせると言ったこともワーキングメモリーを鍛えるのに有効。
常にこのようなことを意識して子どもと接していると子どものワーキングメモリーが発達し、前頭前野の働きが良くなっていく。
人間は気持ちが良くなる刺激を与えられたときにドーパミンが分泌される。「ほめられたとき」子どもの場合は「ほめて育てる」ことが大切です。
なにかができたらほめる、そうするとドーパミンが出てさらにもっとうまくできるように自分から取り組むようになる。
出来ないからといって怒るのではなく、上手にやらせるためにほめる事を日々心がけましょう。
ミラーニューロンという神経細胞があり人の真似をするときに働いている。上手な人がやっているのを見るとミラーニューロンが働き、その運動がやりやすくなるというわけ。
うまい人のやり方を見てすぐに自分でやるよりも、一度頭の中でやってみることでワーキングメモリーを使うことができる。
ミラーニューロンの働きを鍛えるには幼いうちからきちんと相手の顏を見て話をするとか幼児なら「にらめっこ」のような相手の顏をよく見ないといけないような遊びを大いにやるとよい。
叱るときも頭ごなしに叱るのではなく、しっかりと子どもの目を見て怒っている顏をよく見せると意図も伝わりやすくさらに脳も鍛えられる。
脳のACCの大切な働きとして、行動や運動を失敗したり間違えたりした時に大きな間違い電位を出す。不安になったり心配になったりしますが難しい課題や間違えそうになる課題を行う際にも働く。
マンガを読んで素早く理解することをくり返していてもACCがよく働くようになる。

第三章、「体を鍛える」と頭が良くなる
小学生も一日のべ一時間程度早足で歩くことを毎日続けることを推奨します。ランニングでもOK。
なわとびなら30分程度続けましょう。
ランニングの後には記憶力が高まる。
幼児期は5感や身体全体を使って大いに遊ぶことからさまざまなことを自然と学んでいきそれが脳のシナプスの形成につながっていくもの。
運動は学習能力を高める。塾に行く場合はその前に少し運動をするとより効率がよくなるでしょう。
IQを上げるには前頭前野を使うこと。そのためにも走ったり人とたくさんコミュニケーションをとったり家族で会話をしたりといった生活が大切。

第四章、ゲームとどう付き合うか
テレビは3時間以上見せない事、もっと別な創造的なことに熱中させるようこどもをうまくほめて誘導させてあげること。

第五章、男と女で子育てをする
走ることで脳がおおきくなった。男女の役割分担と家族の誕生。「共に食べる」事で脳が成長した。
女性は言語能力をつかさどる部分、相手とコミュニケーションする能力に優れ共感する能力が男性より高い。
男性は、空間、さまざまな事柄を論理的にシステム化して捉える傾向が強い。
男性と女性では脳のつくりが違う。

第六章、家族の基本は一緒に食べること
「家族で食卓を囲む」のが脳によいという一番の理由はそこが大切な「コミュニケーション」の場となるから。
脂肪細胞の数はだいたい4,5歳のころに決まりその慮うはその後ほぼ一生変わらない。4,5歳までに太らないことが大切。
食事は「お腹が空いてからとる」ということと「決まった時間にとること」です。
食事の基本は次の食事の時にお腹が空いた状態になる「腹八分目」がよいのですがどうしても食事の感覚が短くなることが分かっている場合はそのことも考慮してその前の食事の
量を減らすなど工夫しましょう。
BrainFoods脳をよく働かせることのできる食べ物、大豆(大豆レシチンを摂取するとアセチルコリンが脳内で合成される)DHA(視床下部や海馬などの働きを助け記憶力を増大させる)ポリフェノール(抗酸化物質でカカオ含有物の高いチョコレート、カテキンを含む緑茶、赤ワインにも含まれている)
ビタミンB12(赤身肉や魚、乳製品をバランスよく摂取することが大切)

第七章、家族で走ろう
走るのが早くなればなるほど前頭前野がより活発に働く。ジョギングの習慣をもつと、人間のさまざまな活動をコントロールする前頭前野の働きが活発になり、それはジョギングをやめても効果は衰えるが持続するということが判明した。家族でジョギングすれば家族の絆も強まる。
ジョギングをするうえで大切なのは@少し汗をかくくらいのスピードでA屋外を走ることBそしてそれを習慣化すること。
「老化」と「最大酸素消費量」は密接な関係がある。早いうちから定期的に運動する習慣をもち最大酸素消費量をできるだけ下げないように意識して生活する事が大切。
週に三回、15分走ることで、認知症になる確率が半分ほどに下がる。

第八章、ストレス・病気も家族で撃退
ストレスホルモンが出ると、海馬などの細胞が死に、記憶力も低下する。ストレスのかかる状況はなるべく早く解決しましょう。
もし配偶者がうつ病になったらひたすら話を聞いて理解してあげること。そして散歩など身体を動かすようにすすめること。


などなど書かれていました。




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2010年09月08日

子育て・親育ち 支援講座に参加

子育て・親育ち 支援講座」とう集まりに参加してきました。

保育園の園長先生のお話を聞きました。

印象に残ったところ・・・

0歳は、ハイハイをたくさんさせてあげてください
ハイハイは足の親指に力を入れる、そのことが脳の発達もよくする。

1歳は、なんでも満足させてあげて下さい。遊びでも食事でも。

2歳は、いやいや期ですが、自己主張を思いっきりさせてあげてください。
母親がイライラするときは、鼻から思いっきり息を吸って、口から息を吐いてみてください
表情がほぐれて、ほぐれた顔を子どもが見て、お互いの関係がよくなりますよ。

3歳は、怖がらずになんでも挑戦しようとするので、運動をたくさんさせるとわりと上手にできますよ。怪我をしないように注意は必要ですが。

4歳は、親の愛情を感じたい時期。自分は両親に愛されているか感じとる敏感な時期。
子どもの話をじっくり聞いてあげてください。


上手に寝かしつける方法・・・背骨の首から背中の真ん中あたりまで親が手や指でなでてあげてみてください。ネコが顎の下をなでられるのと同じように、子どもは首から背中の真ん中ぐらいまでを撫でてあげると気持ち良い表情になり、よく寝てくれます。

親がストレスなどで眠れない時は・・・足を力いっぱい上にむけて、手はグーをして力いっぱい伸ばして10数えて力を抜く。これを何回か繰り返すといつの間にか寝ています

保育園の先生が、読んでくれた絵本は、おにの子あかたろうのほんシリーズ
「へえ-すごいんだね」でした。この本は、自分の子どもに読み聞かせ使っていた絵本だそうでかなり古いそうです。

絵本の内容は、赤おに、青おに、黄おに、緑おに、がいろんなところ(炎、海、太陽、葉っぱ)から生まれてきた。みんな「へえ〜すごいんだね。」というお話。
みんな違ってみんな素敵・・・そんな良いお話でした。

自分の子どもは、ここがちょっと・・・と思う事はせず、すべてがこの子なんだと思ってみよう。
「親の子育て、思うように(親の理想)育たない、思っている(親の心の中)通りに育つ」
自分の子どもを悪く評価すると悪く育ちますよというお話。
中学生ぐらいになると、小さかった頃のお釣りがくる・・・と言って、
子どもの心にはたくさんの想いや気持ちが積み重なっているものです。
あまりかわいがってあげてないと、中学生ぐらいになって文句を言ってきたり・・
気持ちを込めて育てていると、感謝してくれるようになったり・・・との事でした。


おにの子あかたろうのほんシリーズ、見せてもらったけれど、とってもきれいに使用されている本でした。
この絵本は古いですが、表紙も大切だとお子さんに言い聞かせてきたそうです。
絵本をよく読んであげていると、子どもも絵本を大切にしてくれ、
読まなくなると、子どもも大切に扱わなくなるようですと話しておられました。

14ひきのさむいふゆ
14ひきのさむいふゆ
という絵本は、表紙と本の絵が違っていて、子どもに表紙も大切だよと教えるにはいいですよとの事でした。


保育士さんが読んでくれた絵本は
「もりのおふろ」
もりのおふろ (幼児絵本シリーズ)
という絵本を読んでくれて、未就園の子ども達は楽しく聞いていました。


最後は、有名な「子は親の鏡」を読みました。

子は親の鏡」ドロシー・ロー・ノルト

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持になる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは、「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にならない

誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる






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2010年08月20日

子どものやる気を引き出す魔法のことば(後半)

「子どものやる気を引き出す 魔法のことば」著者:加藤 諦三


子どものやる気を引き出す魔法のことば



★小さな「やる気」を大きく育てる“親の一言”
・結果ではなく“努力”をほめてあげること
・・・子どもは常に励まされることを必要としている。
子どもは励ましなしに所属感を得ることはない。家に対する所属感を持つか持たないかはその人の劣等感に大きな影響を持つ。劣等感とは所属感の欠如。励まされて育った子は深刻な劣等感を持たない。そして家に対して帰属意識をもつ。脅されて育った子は深刻な劣等感を持つ。家に対する帰属意識はない。何よりも子育てで大切なのは、まず子どもの気持ちをくみ取ること。

・・・子どものやる気を引き出そうと思ったら、子どもにあれもこれもと求めたらいけない。

・子どもの「親を喜ばせたい」という心理
・・・子育てで大切なことは子どもを励まし続ける事。
子どもを常に勇気づける事。子どものすることを認め、恩に着ること。
子どもが恩に着せようと思ってして失敗したことを「余計なことをしないで」と言ってはいけない。子どもは深く傷つく。失敗を責めてはいけない。「やろう」とした意欲を認めてあげる。

・苦手なことでもがんばれる、こんな“励まし方”
・・・子どものベストを引き出すための二つの条件
一つは、母親が子どもが好きであるということ。
もう一つの条件は、親に心理的余裕があるということ
。親が自分の心の葛藤を解決できてはじめて子どもを励ますことができる。

★ありのままを認めてあげるだけで、子どもは伸びる

・「あなたはこんなに出来る子」と伝えていますか
・・・「一生懸命良い子になろうとしているんだよね。頑張っているんだよね」と子どもに注意した後に付け加える子育て名人の母親。
子ども自身が達成した小さなことに子どもの注意を向けさせる言葉がけ、親もその達成したことを喜ぶ

・まっすぐな子に育てる親の“上手なほめ方”
・・・将来伸びる子は、絶対評価(人と比較しない)で誉めてもらえた子。だんだんと時間をかけて自信を持ってくる。
相対的評価でおだてられた子は、先に行くと伸びないことが多い。

・キレる子どもの本当の気持ちがわからない親へ
・・・子どもが切れるのは一生懸命したことを認めてくれない時。努力を否定された時、努力を簡単に受け取られた時。
子どもが怒った時には「そんなに怒らないでよ」である。大切なのはそれを言う距離耳打ちで「ごめん」である。「ごめん」という時の距離が開くほど他人になる

・失敗した子を立ち直らせるほめ言葉とは?
・・・幼稚園で「おしっこしちゃった」という子どもに対して、子どもが恥ずかしいことを言った勇気を買ってあげて誉めてあげる事。その体験で子どもは自己表現の勇気を持てる。親は子どもの自己表現を誉めること
父親も「何でこんなに素直に言ってくれるんだ。お父さんは嬉しい」で子どもは元気になる。

★こんな声かけで、子どもはチャレンジする勇気がわく

・子どもが自分から勉強を始める魔法の言葉
・・・勉強する前に工作を好きな子には工作をさせてあげる。初めに好きなことをさせてあげる。「工作をはじめに20分、そのあとで算数を大学生のようにやってね」と言う。
子どもの適正能力は子どもによって違う。「それはダメよ!」では子どもは出来るようにならない。子どもが出来ない時にはこちらの言い方を変えてみる。そして子どもはどこでつまずいているかを細かく調べ、子どもの適正にこちらの教え方も言い方も願望も調節する。

・プレッシャーにならない励まし方をすること。

★子どもにぐんぐん「自信」を持たせる上手なほめ方
・繰り返し何度でもほめること

・ほめているつもりが“おだて”るのではなくて“ほめる”
・・・おだてる事は子どもを操作すること。親は苦労しないで、おだてて自分の都合いいように子どもを動かすことがおだてること。
誉めて伸ばすつもりが煽ててダメにするにならないように。

・小さな自信の積み重ねが伸びる子に育てる
・・・わが子を誰でもすごいものを持っている。本人も周囲の人も気が付いていないこと、それを気付かせることは励ますこと。
わが子を伸ばせるか、伸ばせないかは、わが子がものすごいものを持っていると信じてあげられるかどうかである。

・ほめられるのが下手な子への言葉
・・・一般的には「誉めるときには人前で、注意をする時には二人の時に」
相手が落ち込んでいるときは嘘でも励ますことが大切。「あなたの事で誉められて嬉しい」など、他愛ない嘘である。

★親への信頼感が、子どもの「がんばる力」になる!
・自分に自信のない子を励ます時、エネルギーのない子にはエネルギーがないけど頑張っている人を話題にする。

・「楽しいことを見つけなさい」
・・・やる気を失っているときにはライオンの話よりアリの話である。
「頑張る事」の大切さと同時に「楽しむこと」の大切さを教える。
一生の中でこの時間はいましかない。楽しみ方を知らないと頑張れない。

・心配しているよ、と伝えることも大切な親の役目
・・・認めてもらいたいという気持ちが強い時には無謀になる。虚勢を張るのは、仲間が敵の時、皆が自分を信じてくれない時、親と心が触れていない時である。
よく人々はある子を見て「変わった子」と言うが、多くの場合、その子は認めてもらいたい子、淋しい子である。

・困難を乗り越える自信
・・・子どもは成績が一番になることで自身がつくのではない。
ビリになっても抱きしめてくれる母親がいることで子どもは自信がつく。
子どもは母親の評価で自信がつくのではなく、母親の感情で自信がつく。
子どもに自信を与えるのは人間関係。自分が心を許す人がありのままの自分を受け入れてくれることで自信がつく。
自信がつくのは家に対する所属感から、所属感は食事中の楽しい会話でも生まれる。

・辛い時、悲しい時、頑張れる子と頑張れない子
・・・親の愛を信じられれば子どもは頑張れる。

・子どもに必要なのは、どんなお父さん?
・・・家で人格を認められていない子は友達を間違える。
人格を認められていれば、何が格好よくて、何が嘘かわかる。

“しつけ”を受けた子どもは、ここが違ってくる!

・嘘をつく子には、嘘をつくだけの理由がある。
・どうしても子どもが言うことを聞かないのは・・・
・・・子どもを愛するとは子どもの気持ちをくみ取ること。子どもは「よくこんなことがわかってくれた」と思うから信頼関係が培われる。
日常の感情の調律がなくて、子どもに注意をしても言うことを聞かない。
それまでの生活の積み重ねがあって意味がある。「感情の調律」という貯金があってはじめて子どもは親の注意を聞く。人を励ます時も同じ事。

・・・子どもの気持ちを汲み取る条件は、親が心理的に満足していること。
先生や親が心理的に満足していないと子どもの指導はできない。

・子どもが素直に言うことを聞く“三つのステップ”
@まず気持ちを汲み取る。
A次に教える。
B最後にフォロー(子どもを抱きしめるなどもフォロー)

★子どもの“いたずら”と上手く付き合う方法
・時に子どものバカ話は笑って聞いてあげること
・親と一緒に遊ぶ時間が、子どもの心を健康にする
・大人を困らせるよな言葉をつかう子には?・・・
・・・子どもは相手が反応することで相手とのつながりを感じ、自分の存在を感じる。子どもには、その効果がない事を教える事が大切。
もし、子どもが望むような反応をすると子どもはもっとその言葉を使うようになる。「わからない。どんな意味?」と言えば、子どもは使わなくなる。子どもがそういう言葉を使う目的やいたずらをする目的を理解すること。

★“しつけ”の上手な親はココをきちんと押さえる!
・例えばガラスを割った子を怒ってはいけません
・・・励ます事は子どもに生きる勇気を与えるが、責める事は子どもから生きる勇気を奪う。

・“しつけ”とは何かーまずきちんと理解しておくこと
・・・躾にも優しさをこめる。子育てに大切なことはしつけと励まし。

・子どもに任せるべき時と、親として口を出すべき時
・・・子どもに何でも「したいと言うことをさせればいい」というものではない。小さい頃から我慢することを学ばなかった者は、大人になって誰とも親身につきあえない。人と協力して仕事が出来ない。

・「今やってはいけないこと」を教えるのが親の仕事
・・・子どもはだんだんと大人になっていく。その自立の過程を間違えないようにしなければいけない。中学までにしてはいけないこと、高校までにしておかなければならないことがある。






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2010年08月04日

子どものやる気を引き出す魔法のことば(前半)

「子どものやる気を引き出す 魔法のことば」著者:加藤 諦三
という本を読みました。

子どものやる気を引き出す魔法のことば


すごく理解しやすい内容の本で、例えば子どもの泣くことに対する事、泣く子は感情を吐き出しているから悪い子にならない。マイナスの感情を吐き出している子は優しい子になる。泣くことを我慢した「良い子」の方が後々問題を起こす。

子どもを見ていく時にも、子どもの行動の裏にある「隠れたる真の目的」「隠れたる真の動機」を理解することが大切である。
健康な成人の性格形成は児童期の満足感の結果である。

この本を読んだ後、5歳ミーちゃんの気持ちがよくわかるようになった気がします。
子どもが泣いている気持ちについても理解できるようになり、
大声で泣かれても余裕の気持ちを持てるようになりました。


印象に残った部分を残しておきます。


子どもに「がんばる気持ち」を持たせるために

・子どもには“聞きたがっていること”を話す
・・・親は、子どもにこうあってほしいと期待すると同時に子どもが親に何を期待しているかを理解すること 

・・・子どもは親と心が触れていない時には嫌な話はしない。親子で心の交流が出来ていない時には、いい話しか親に持っていかない。悪い話を持ってきたときには、その裏にある心理を理解して親はパニックにならないこと


・子どもが愛されていると感じること
・・・子どもに対して積極的関心をもつこと

・・・すねる子は努力している。誉めてもらいたい、認めてもらいたいと頑張っている。自分の努力を理解してくれないからすねる。子どもは努力が報われない時にすねる。
母親が「頑張っているのに、気がつかなくてごめんね」と言えば満足する。

・子どもに「ごめんね」と言えますか?
・・・兄弟で弟ばかり可愛がっていると思われて兄にすねられた場合「あーそうだったんだ、気付かなかったわ。ごめんね」

・「うちの子は○○だから」と決めつけない
・・・挨拶ができない恥ずかしがり屋の子ども自身に「私は恥ずかしがり屋だ」という自己イメージをもってしまわないようにする

・・・お風呂が嫌いな子は心理的に疲れている。人に気に入られようとして、自分を曲げて、真面目に頑張って疲れてしまった子である。「疲れているから入りたくない」と子どもが言った時、母親は「あーわかったわ。疲れたのね」と言えばいい。

・・・親は子育てにおいて人と自分と比較しないこと。

・タイプによって違う「かけるべき言葉」がある。
・・・人間のタイプには非抑制型(生きやすい人々)と抑制型(生きにくい人々)がある。母親が同じ言葉を同じ気分で子どもに言ってもタイプが違う子どもにとって言葉の意味は全く違う

・・・真面目に頑張っても子育てが上手くいかないということは、自分のパーソナリティーに何か具合の悪いことが起きている。それを警告として受け取り、「自分のパーソナリティーのどこに問題があるのだろう」と考えればいい。「どこを直せば上手くいくのだろう」と考える機会にすれば子育てはもっと楽になる


子どもに「大きな自信」をつけさせるー上手な聞き方・伝え方

★もっと聞いてあげる。話してあげる。
食事の時間は、子どもの話を聞く大事な時間
・親のうなずきは「あなたが大切ですよ」のサイン
・立派な親より“見ていてくれる親”に子どもは心を開く

・・・子どもが聞きたがっていることを話す。同じ話を何回も繰り返す、それが大切。親は「もうこの話はした」と思うかもしれないが子どもは同じ内容の話でいい。その時の親との心の触れ合いが楽しいからである。親の夜の昔話は、子どもに聞くことの喜びを教える。
失敗談を話し、そして何を学んだか。人は失敗から生きる知恵を学ぶ。失敗を語ることは生きる知恵を語ることでもある


★よく泣く子は、自然と優しく、強くなる
・子どもが泣くのは、たくさん我慢している証拠。悪いことではない。
・・・子どもは泣くことで感情を吐露しているから、ある意味で泣いている時には気持ちいい。子どもが泣いた時「何かを我慢していたんだね。わからなくてごめんね」と母親が言うと、子どもは「そうだよ〜」と泣きは酷くなる。こうして泣ける子どもは親子関係がうまくいっている。泣いている時、子どもは自分が理不尽なことをしていると知っている。こうしてマイナスの感情を吐き出している子は自然と優しい子になる。


こんな時は思う存分泣かせてあげる
・・・「痛いよ〜痛いよ〜」と泣き続けているときは初めは痛いが泣いている時には次第に心地よい痛さに変わる。大人であれ子どもであれ、マイナスの感情を吐き出すことは前に進むために必要なことである。子どもは泣いて成長できる。
「惨めさの誇示は憎しみの表現だ」惨めさを誇示するように泣いている子は同情と注意を求めているのと、たまった憎しみの感情を吐き出している。

・・・難しいのは、泣くことをどこで止めるか。泣くことで甘える「甘える」ところまではいいが努力をしなくなる子もいる。
抽象的には、悔しさを吐露するような泣き方は許す。しかし泣くことで安易に特別な利益を得ようとした時には止める


・思わず「泣いてはいけません」と言ってしまうお母さんへ
・・・子どもの世話をしていない親ほど子どもが泣くことを嫌がる。


・「あれが欲しい」と駄々をこねる子の“上手な叱り方”
・・・「これ以上泣いたら○○はダメ」泣くことでメリットを与えない

子どもに泣けば欲しいものが手に入ることを学ばせない。欲しいものを手に入れる努力をしなくなる。

感情が素直に出せる子に育てれば、大人になってノイローゼになることは少ない。だから泣く事で感情を出しているときには大いに泣かせる。しかし泣くことでメリットを得ようとしているときには泣く事を許さない


「子どものやる気を引き出す 魔法のことば」 著者:加藤諦三
この本の前半はこんな感じのことが書かれていました。
本にはもっと具体的に書かれていてわかりやすかったです。




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2010年07月25日

子どもが育つお母さんの言葉がけ

「子どもが育つお母さんの言葉がけ」という本を読みました。

子どもが育つ お母さんの言葉がけ

この本には、ついつい子どもにきつく言ってしまう言葉を母として子どもにどういう言葉で言うと伝わりやすいか、わかりやすいか、が具体的に載っていて大変参考になりました。


この本に載ってある具体的な言葉がけをちょこっとまとめました。



子どもに自信を持たせることが大切
ついつい口に出してしまう言葉→×どうしてこんな事ができないの!
→「やったねもう一度やって見せてよ」「いい感じだね」「あなたらしい感じ方ね。とてもすてきよ」

子どもは自分で考え迷ったすえに自分で選んだ方が人間として深く成長する。
「いいから黙って聞いてちょうだい」「こっちの方が絶対似合うから」
→「○○ちゃんはどちらがいい?」「こっちの服とあっちの服どっちが好き?」

「ダメ!」の連続は会話とはいえない。子どもは委縮してしまう。
「なんでこんなことがわからないの」「バカなことはやめなさい!」
→「ここは入ってはいけない場所なの。とても危険なのよ」「これがしたかったのね。お母さん気付かなかったわ」「一緒に考えてみようか」「1回だけ別のやり方を考えてみて

試行錯誤を通じて本物の能力をみにつける
「こうすればいいのよ」「お母さんの言う通りにすればいいのよ」「失敗するに決まってるじゃない」→「こういうふうにしたら、どうかしら」「どうして上手くいかなかったんだろうね」

日本のお母さんが子どもに話しかける言葉で一番多いのが「早くしなさい!」だそうです。お母さんのイライラだけを子どもに伝えてしまうたいていの子どもは、ゆっくりと、ゆったりと行動するものです。
「早くしなさい!」「イライラさせないでちょうだい!」「いいかげんにしてよ」「何をグズグズしているの!」「ちゃんとしてよ」
→「あら、もうこんな時間。ごめんね。ちょっと協力してくれるかな」「お願いがあるの。お片付けのお手伝いしてくれるとうれしいな」「そろそろ寝る準備をはじめようか」「そろそろお風呂に入る準備をはじめてね

子どもの発達は、何かに熱中しているときに急速に促進される。
子どもが伸びるときは、人に言われなくても積極的に自分から行動に移す。
「いい加減にしたら」「よく飽きないわね」「今ちゃんと勉強しておかないと大人になって困るわよ」
→「何をやってるのかな?おもしろそうね」「それが出来るようになったんだぁ。すごいね」「面白そうね。ママにも教えて」

子どもは何かのために、今は我慢して忍耐強く行動することなどできない。今が充実していないとやらない。
未来のために今を犠牲にできない。今が面白くなければ何事も受け入れない。
「どうして我慢できないの」「歩けないなんて弱音を吐いちゃだめよ」
→「あの角を曲がったらなにがあるのかな」「この先に入る犬の名前を知ってる?」

幼い子どもはコミュニケーションがうまくとれないと、友達をたたいたり、かみついたりすることもある。
たたきたくなったのには、それなりの理由があるから。子どもの気持ちにはまず共感する。かんだり、叩いたりすると相手は痛いんだという共感の気持ちを引き出すことが大切。攻撃性と共感性を葛藤させるように仕向ける。かんだり叩いたりした子の気持ちを代弁し、共感する。自分を守りたかったんだという原初の気持ちを理解してあげるのです。
「暴力はダメっていったでしょ」「乱暴しっちゃいけません」
→「○○ちゃんがかわいそうよ」「あなたの力はお兄ちゃんのようにとても強くなっているのよ。たたかれるととても痛いの。」「おもちゃを取られると思ってやっちゃったんだよね」「かまれるととても痛いのよ」「つい手がでちゃったんだよね」「いま、マズイなぁって思っているのよね

しつけのコツは共感性に勝たせること。“お家とは違う”しつけは社会への配慮からはじまる。
「やめなさいっ。何度言ったらわかるのよ」「もうあんたなんか、連れてこないからね」「ダメだっていってるでしょっ」
→「ここは走り回ってはいけない場所なの」「みんなに迷惑をかけてはいけないのよ」「ここはお家とは違うの。静かにするのがみんなの約束なのね。守れるかな」

子どもの感情は親好みではないものもあるが、子どもの感情を否定しない事。
「なんでも嫌ばかりなのね。もういいわ」「どうしてお母さんの言う事が聞けないの」「口ごたえしないの」
→「面白い感じ方をするのね。ママにもうちょっと聞かせて」「どうしてそう感じるの?ママに教えて」

子どもが感じたその子らしい感情。それを言葉にするのを手伝う。大変手間のかかる仕事です。
「理由をちゃんといいなさい
→「○○ちゃんはどう感じるの?」「いまどんな気持ち?」「どうしてやりたくないのかな?ママに聞かせて」「それだったらわかるけど、でも、これをやらないとまずいでしょ?」

会話での言葉のキャッチボールで、子どもの感性や情緒を豊かにさせるもの。双方向のコミュニケーションです。指示・命令・禁止を会話に含ませない。
「あれ取ってきてちょうだい」「やめなさいっ!」
→「ママのお願いを聞いてくれるかしら?」「手が足りないの。手伝ってくれると嬉しいな

子どもに選択肢がない会話は反発をまねく。
「出かけるの。早く準備して」「この洋服着てちょうだい」
→「お母さんは出かけるけど、あなたはどうする?」「あなたの意見の聞きたいの」

反抗期とは、子どものなかに自立していろいろなことをやりたいという欲求が芽生えて、子ども扱いされていることや既成の規範を衝突する時期のことをいいます。反抗期にはある程度反抗させる事が大切。それを無理に抑圧すると「いい子」の悲劇を体験することになりかねない。親の強制力が強ければ強い程、子どもは親との葛藤を封印し、「偽りの自分」をつくる。
「ヤダ!」にはそれなりの理由があります。反抗期は成長にとって欠かせないもの。大きな気持ちで見守ることが大切

「お母さんの言う通りにして」
→「どうして嫌なんだろうママに教えて」「どうしたらうまくできるか、ママと一緒に考えようか

いいお母さんになろうと頑張る事=身の丈に合わない自分への要求は、ストレスになる


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学ぶ力

「学ぶ力」という本を読みました。


学ぶ力

孔子の論語、「之れを知る者は、之れを好む者に如かず。之れを好む者は、之れを楽しむ者に如かず。」
・・・学んでいる者よりも、好きだと思っている者がいい。好きだと思っている者より楽しむ者が一番上だ・・・

ということを孔子は言っている。

河合隼雄さん・・・
苦しみを伴わない楽しみは偽物で、楽しもうと思うとどこかに苦しみが入ってくる。この両方がな入りながら楽しいというのが、学ぶことだと思う。
「火星の人類学者」という本を養老孟司さんに勧められて読んだ中で、われわれが見てこの世界を認知しているということは、ものすご繰り返した学習の結果である。自分が学習したと思っていないけど、知らぬ間に身についているものはすごくたくさんあることを、われわれは知る必要がある。日本人はなかなかおもしろいことをやっている。
児童文学の世界では魂の事を言っても不思議がらない。
先生が必死になって教えても生徒はそう伸びない。
孔子の言葉の楽しむ者が一番すごいということになってくる。

森 毅さん・・・
わからんものを楽しむ能力があると気付きました。絵本や子どもの本でも、わからせるためにやさしくすることが大事なのではなく、わからんでもええから楽しめるようにするにはどうしたらええかを考えた方がいいと思います。日本文化の未来のためには、学力なしで何とかする学力をいかに育てるかが大事だと思います。一人っ子は協調性がない。協調性は社交性でカバーする。協調性と社交性は反対で、一つの共同体があったら、そこにいかに溶け込むかとうのが協調性、よくわからなくても外とどれだけ楽しくやるかというのが社交性、方向が反対です。自分の体験も含めて、一人っ子、あるいは少人数で一番問題なことは、人数が少ないから愛情が注げる、よく目が届くというのは絶対ノー。愛情というのはプレッシャーになる
「カシコに教わるくらいアホでもできる。アホから教われるんがほんまもんのカシコ」
教える方が賢くなる。
お子さんを持っておられる方でいうと、お母さんがちっとも賢くならなくて、子どもを賢くしようというのは原理的に無理ですよ。何せ自分が賢くなることが大事です。
将来何の役に立つということを言い過ぎる。物事を楽しむ能力、おもしろがる能力、ときにはムリをしたようがいい。ムリとムダとムラを楽しみましょう。



工藤直子さんの詩
「あいたくて」

だれかに あいたくて
なにかに あいたくて
生まれてきたー
そんな気がするのだけれど

それが だれなのか なになのか
あえるのは いつなのかー
おつかいの とちゅうで迷ってしまった子どもみたい
とほうに くれている

それでも 手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ
だから

あいたくて

・・・・・・・・・

「こどものころに みた空は」
ひとはみな
みえないポケットに
こどものころに みた 空の ひとひらを
ハンカチのように おりたたんで
入れているんじゃなかろうか

そして
あおむいて あくびして
目が ぱちくりしたときやなんかに
はらりと ハンカチが ひろがり
そこから
あの日の風や ひかりが
こぼれてくるんじゃなかろうか

「こどものじかん」というのは
「人間」のじかんを
はるかに 超えて ひろがっているようにおもう
生まれるまえからあって
死んだとまで つづいているようにおもう

・・・・・・・

「好きでないもの」をどうするか
不得意なものにある“発見”
「わかる」こととは・・・納得する事、他人を納得なくして説得してはいけない
賢くなり合う関係  人間しか使っていない役に立たないものが二つある、一つは音楽、一つが言葉。人間は役に立たないけど楽しめる。楽しむ能力を大事にしないといけないと感じる
絵本の読み聞かせも親が楽しんでいるといい。
生涯学習をめぐっては、佐伯さんは自分か死ぬ間際になって「ああ、これでよかった」「こういう人と出会ってよかった」こういうことがわかってよかった」「いきていてよかったな」と思って死にたい。そのための準備をしているのが学びだと思う。

森さんは、老人が若者に与えられる事は「年を取っただけあって、自由でゆとりがあってええな」というふうになりたい。自分がよりじゆうになって、よりゆとりが持てて、より気軽になること。




などなど、他いろんな事が載っていました。
子どものときから楽しめた人は大人になっても楽しめるのかな。
人生、何をするにも、できるだけ楽しんだ方がいいですねわーい(嬉しい顔)





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2010年06月27日

「ヨコミネ式」天才づくりの教科書

「ヨコミネ式」天才づくりの教科書 という本を読みました。
「ヨコミネ式」天才づくりの教科書 いますぐ家庭で使える「読み・書き・計算」の教材

本の後半は、具体的なドリルがた〜くさん載ってありました。
今のところ英語やお勉強をさせなければならないとは全く思わない私ですが、
毎日数分でもいいので何か大切なことを習慣づけるという事は大切だなと思いました。
それと、4歳や5歳になっての、「泣くこと」「ぐずること」は、
親に対する子どもの「おどし」「ずる」だなぁと思いましたわーい(嬉しい顔)


印象に残った本の内容は・・・

@子育てのゴールは「自立させること」

Aすべての子どもは天命を授かっている。

B男の子と女の子は平等だが同質ではない。…二歳を過ぎたらなるべく子どもを突き放せ。特に男の子。
勉強・運動も基本的には平等だけどレスリングは男の子だけ、料理当番は女の子にさせてそれぞれの性質を生かすことを心がけている。

C「いい親」になろうとするな。…いいことはいい、悪いことは悪いとしつける。子どもの顔色をうかがわず、子どもの機嫌をとらない。

D独学にまさる学校はない。…毎日20分の自学自習、なんでも10年続ければ一流になれる。

E子どもには、やる気を引き出すスイッチがある。…「子どもは押しつけると嫌がるが、楽しければなんでもする」
4つのタイミングにスイッチがある。
一、子どもは競争をしたがる。
一、子どもはマネをしたがる。
一、こどもはちょっとだけむずかしいことをしたがる。
一、子どもは認めたがる。
遊び、運動、勉強、食事、掃除…あらゆる局面でこのスイッチを入れると子どもは伸びた。タイミングよくスイッチを入れてやれば、どんな子だってみんな同じことができるようになります。

F「知識」より大切なのが「基礎学力」である。…子どもたちに知識を受け入れる器づくり(頭脳づくり)を施してやらなければなりません。
それが基礎学力をつけるということです。
できれば頭の柔らかい3歳〜10歳までの間に自学自習を習慣にしてあげましょう。

G人間関係が不得意な子どもなんていない…すべての勉強において、一番大切だと思うのは国語です。
読み書きができるようになり、日常の中でいろんな人を接しさまざまな経験を積むことで読解力がついていく。読解力がつくと想像力が伸びる。想像力が伸びれば自分がどうされたらうれしいと思うか悲しいと思うか考えられる。つまり国語力がコミュニケーション能力を高める。
そのためには、読み書き、基礎学力づくり。


甘やかさない、抱きしめない、それが「ヨコミネ式」幼児教育

2歳児以下の保育スケジュール
9時前・・・登園
9時〜9時30分・・・トイレ、朝の会
9時30分〜10時・・・おやつ
10時〜11時・・・自由遊び、かけっこ
11時〜11時20分・・・トイレ、着替え
11時20分〜12時30分・・・給食、歯磨き、トイレ
12時30分〜15時30分・・・昼寝、トイレ
15時30分〜16時・・・おやつ
16時・・・帰りの会

二歳まではトイレや食事など基礎的なトレーニングを優先。
三歳前になり、オムツがとれて自分でトイレができるようになったあたりが「自立」の第一ポイント。ここからは、親は自分の子に過保護をやめる覚悟を持つ。溺愛は子どもをどんどん怠ける子、ズルイ子にしてしまいます。3歳になれば体力もしっかりしてくるし、多少きびしく接したところでへこまない。

3歳児以上の保育スケジュール
8時前・・・登園
8時30分・・・かけっこ
9時〜10時・・・自学自習(読み書き計算)
10時〜10時30分・・・朝の会
10時30分〜11時・・・かけっこ・音楽
11時〜12時・・・体操・音楽・かけっこ
12時〜13時・・・給食・歯磨き・掃除
13時〜14時・・・本読み
14時〜15時・・・音楽・体操・昼寝
15時〜15時30分・・・おやつ
15時30分〜16時・・・帰りの会
16時〜・・・自由遊び

昼寝は年少まで。昼寝を続けると早寝できない。
4〜5歳になれば昼寝をやめ徹底的に早寝早起き。


「ヨコミネ式教材」を実践する前に

その1 早寝早起きの習慣をつけてください
その2 子どもを、赤ちゃん扱いしない。抱きしめるのは2歳まで。
3歳になったら突き放すようにする。


家庭で使えるヨコミネ式教材
その@読み
拾い読み(ねみちゃんとねずみくん、でんしゃちえあそび りんごで
す)
ねみちゃんとねずみくん (ねずみくんの絵本 (4))
でんしゃ ちえあそび (BCキッズ たのしいおべんきょう 1)
りんごです
シンデレラ (世界名作アニメ絵本 (2))

→すらすら読み(ももたろう、おともだちになってね、シンデレラ)
新装版 ももたろう (講談社の創作絵本ベストセレクション)
おともだちになってね (新しいえほん)


→小学生レベルの本に挑戦(クワガタムシ・カブトムシ、あめたろう、かいけつゾロリの大どろぼう)
あめたろう (ファミリーえほん 6)
かいけつゾロリの大どろぼう (ポプラ社の新・小さな童話)



そのA書き
「ヨコミネ式」で学ぶ文字
ヨコミネ式95音
ヨコミネ式漢字表

ステップ2 やさしい心を育てる「書写」
ステップ3親子の会話で上達する「作文・日記」
したことを書く→感想を書く→自由に書く

その3計算
ステップ1 「すうじ」と「かず」
@数字を正しい書き順でかける事
A転戦をなぞって枠からはみ出ないように数字をかける事
B数字を読めるようにすること
C1〜20までの数字と数を理解し、物を1〜20まで数えられるようにすること
D1〜10くらいの「たまたま」などの図は、数えなくてもいくつあるかがある程度わかるようにすること

ステップ2 「たまたまさんすう」と「たまたまたしざん」

ステップ3「いくつといくつ」

ステップ4「たまたまたしざん くりあがり」

ステップ5「たまたまひきざん」と「たまたまひきざん くりさがり」

ステップ6「おおきいかず」

ステップ7「チェリーけいさん」






posted by ウルトラの母 at 13:48| Comment(0) | 育児書などで印象に残った事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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