2013年06月10日

憎しみの残らないきょうだいゲンカの対処法という本を読みました。1/2

兄弟、姉妹 いつまでも仲良くして欲しいなと思います。
生まれた順番や人数、性別・・・などの環境で生き方に影響を及ぼしていると思います目

以前テレビ番組で、女→男→男の順番に生まれた第2子の男の子(真ん中)が、最強と言っていたのを覚えています。
本当かなexclamation&questionわーい(嬉しい顔)

今回は「憎しみの残らないきょうだいゲンカの対処法」という本を読みました。


憎しみの残らないきょうだいゲンカの対処法―子どもを育てる心理学

■子どもたちと一緒にどんな事をすると、きょうだいの関係がよくなるのに役立つと思いますか?
■あなたがどんな事をするときょうだいの関係を悪くすると思いますか?
■あなたの親がどんなことをしたときに、あなたときょうだいの敵意を助長したかおぼえていますか?
■あなたの親は、あなたときょうだいの敵意を減少させるようなことを、何かしましたか?
子どものひとりひとりに「自分は安全で特別で愛されているんだ」という確信をもたせる方法を見つけなければならない。
幼いライバル同士が、分かち合ったり協力したりすると良いことがあるということを見出せるように、手助けする必要があるのです。きょうだいでいがみあっていても、いつかお互いに、きょうだいがいてよかった、きょうだいが心の支えだと思えるような土台を、どうにかしてつくらなければならない。

第一章 兄弟と姉妹ー過去と現在
兄弟姉妹が強くお互いの運命に影響しあう。きょうだいが支え合うためには
息子たちが仲良くなるかどうかと心配をする代わりに、お互いに思いやりのある関係になるために必要な心構えやスキルを身に付けさせる方法を考えはじめた。
どちらが正しいか間違っているかということにこだわるのではなく、どうすればお互いが相手の言うことに注意してよく聞き、二人の違いを尊重し合い、それらの違いを解決することができるかを学ぶ。
たとえ二人の性格がお互いに仲良くなれるようなものでなかったとしても、少なくとも、自ら仲良くしようとする力と、それに応える力が備わる。
兄弟に二つの相反する力が働いているかのようである。一つは兄弟同士の違いを強調して、それぞれが独特で別々の個人であることを明らかにし、彼らを引き離し、もう一つは、他の人との間にはない特有の兄弟愛で引き寄せている。

第二章 悪い感情が出ていかなければ・・・
何が子どもを意地悪にさせるのか・・・?→親に対して子どもは、自分だけを愛して欲しいと思っているのに、きょうだいの存在は、私達親にとってみれば新しい妻(夫)の存在に匹敵するくらに脅威なのかもしれない。

感情のパラドクス→兄弟同士の文句を親がやめて欲しいと願うなら、子どもたちがぶつけてくる感情そのものを、親にとっては腹立たしい物であっても招き入れ、歓迎し、尊重して扱う必要がある。
一方の子どもが他方を怒鳴りつけているのを聞くと、親として動揺するけれども、もしその子どもの激怒を表すことを禁じるとそれは、潜伏し、身体的な症状とか情緒的な問題と言った別の形で再現してしまう。

否定的な感情を押し込めらられると、相手を傷つけてやりたい、相手が自分より少しでも劣って欲しい、そのうえ、親をも傷つけたいと思ってしまう。

否定的な感情を、どうすればいいのか?→子どもに対して「あなたがどう感じているのか知りたい。だって、あなたの気持ちは私にとってとても大切なんです」という気持ちになる。
否定的な感情に耳を傾けてくれる人がいることで、どれだけなぐさめられるか。
兄弟についての感情や願いを空気抜きをするように外に出す必要がある。
しかし、感情を許すことと行為を許すことの区別を、はっきりさせることは大切。
子どもの感情を言い表すことは許しても、相手を傷つけることは許しません。
親の私達の役目は、きょうだいが相手を傷つけることなく、怒りを表現する方法を示してやることです。

<きょうだいについての否定的な感情を避けてしまわないで、その感情を認める>
×・・・役に立たない態度  ◎・・・感情を言葉にする

例1)ママはいつも赤ちゃんと一緒だ→ ×そんなことないわよ。さっき本を読んであげなかった? 
◎ママが赤ちゃんの世話で時間を取られるのがいやなのね。

例2)ママ、(兄弟の一人が)僕を間抜けだと言ったんだ→ ×知らん顔しておけばいいじゃないの
◎そんなこと言われたら頭にくるわよね。

例3)(兄弟が)わざとするのよ!私がそばにいるときだけゲップするんだもの→×またつまらいことで・・・
◎おまえをいらいらさせるために、そうすると思うんだね。

<現実には叶わないものを、空想で与える>
×・・・役に立たない態度 ◎・・・子どもが望むことを言い表す

例1)赤ちゃんをお腹に返して!→×本気じゃないよね。本当は好きだもんね。
◎赤ちゃんにいてもらいたくないんだね。ときどきどこかに行ってくれたらと思うわけだね。

例2)お兄ちゃんが友達と一緒になって私の事笑ってた→×だからどうしたっていうの?男の子たちはそういうことをするものでしょう。
◎気持ちが傷ついたのね。妹を裏切らないで欲しい、と思うのね。

例3)弟の奴、僕が宿題をしていると、必ずドラムの練習をするんだ!→×そう怒るな。ドアを閉めればいいじゃないか。
◎それはいらいらするね。ドラムの練習を始める前に、いいかどうか確かめてくれたらと思うんだろう。

<子どもの反感を象徴的または、創作的なはけ口に向ける>
×・・・役に立たない態度 ◎象徴的な表現をするように励ます

例1)赤ちゃんをいじめる兄姉に対して→×何をしようとしているの?腕を折るつもり?悪い子ね!
◎妹にけがさせないで!あなたの気持ちを人形でみせてちょうだい。

例2)お姉ちゃんは意地悪だ。絶対に私を連れていってくれないもの→×泣きごとを言うのはよせ。チビがつきまとうのはいやだとわかっているだろう。
◎置いていかれるのって面白くないよね。どんな気持ちがするか、絵に描いてみる?

例3)これを見て。妹が私のブラウスをこんなにしたのよ。彼女を引き裂いてやりたいわ!→×そんなひどいこと、いうもんじゃありません!
◎妹はあなたの怒った気持ちを知る必要があると思うわ。手紙に書いてみたら?

<人を傷つける言動をやめさせる。安全に怒りを発散させる方法を示す。攻撃する子を責めないように慎む>
×・・・役に立たない態度  ◎・・・怒りを表現するもっと良い方法を示す

例1)赤ちゃんをいじめる兄姉に対して→×赤ちゃんに乱暴するのはよしなさい!ただ積木に触っただけじゃない
◎たたいちゃだめ!どんなに怒っているのか言葉で言いなさい。げんこつではなくて!

例2)盗んだくせに、この泥棒め!→×そんなふうに自分の弟を呼ぶなんてひどいじゃないか!
◎ひどく腹をたてているようだね。しかし、悪口を言わずに弟に君の気持ちを伝えて欲しいと思うよ。

例3)この欲張りブタが、クッキーを全部食べたのよ!→×あなたも同じことをするじゃないの
◎悪口の代わりに、自分の気持ちか、又はどうして欲しいかを話しなさい。


きょうだいを比べたい衝動に抵抗しましょう。

ひとりの子どもをもうひとりと比べて悪く言わないで、好ましくない行動についてだけ話す。
・見えることを言い表す「買ったばかりの上着が床におちているわ」
・あなたの気持ちを言い表す「そういうの見ると、嫌なきもちになるわ」
・してほしいことを言い表す「上着はクローゼットに入れてね」

ひとりの子どもをもう一人と比べてほめないで、あなたにとって好ましい行動についてだけを話す。
・見えることを言い表す「上着をかけたのね」
・あなたの気持ちを言い表す「ありがとう。廊下が片付いているのを見るとうれしいわ」


子ども達同士の良い感情を強いると、悪い感情が出てくる
子ども達同士の悪い感情を認めると、良い感情が出てくる。
きょうだいの仲をよくしようと思えば、面倒でも回り道をしなければならない。


第三章  比べることの危険性

比べられる子どもの気持ち
きょうだいを比べることで、子ども達の競い合いをあおり立てている。
子ども達の中には、いい子になることで注目を集められないのなら、いっそ悪い子になることで目立ってやろうとする子がいる。

比べるのを避けるには・・・子ども達を比べたい誘惑に駆られたら、自分に言う「やめなさい!だめ!言いたいことがあれば、比べないで直接言うこと。」
キーワードは「言い表す」。見たこと、気に入ったこと、気に入らない事を言い表すように。大切なことは、その子の行動以外は問題にしないこと。

<比べてけなすのを避けましょう>
×・・・役に立たない態度  ◎・・・問題を言い表す

例1)こぼしてしまった子どもに対して→×まったくもう。あかちゃんだってそんなふうにはこぼさないわよ。
◎Tシャツの胸のところに、牛乳が少してれてるわよ!

例2)学校からの帰宅が遅い子に対して→×お兄ちゃんはピアノのレッスンにちょうど間に合うように帰ってくるのに、どうしてお前はそうしないんだ
◎ピアノの先生がもう10分も待っているよ

例3)ママに早く早くという子に対して→×ママに「早く早く」って言わないで。お姉ちゃんは絶対にそんな風に言わないわよ。
◎批判されると、気持ちよくやってあげられなくなるわ


<比べて誉めるのを避けましょう>
×・・・役に立たない態度  ◎・・・見えること、感じたことを言い表す

例1)後片付けができた子に対して→×やっぱりお兄ちゃんね。赤ちゃんみたいに、物を置きっぱなしにしないものね。
◎ブロックとトラック、それにパズルのひとつひとつまで片づけたのね。

例2)勉強している弟に対して→×お兄ちゃんも君ぐらい勉強する習慣があったらなあ。彼ときたら、1分以上集中できないんだからな。
◎もう30分もスペリングの練習をしているね

例3)おしゃれな洋服をきてる妹に対して→×あなたはいつもとってもきれいねえ。お姉ちゃんはまったくセンスがないけど
◎スミレ色のブラウスに紫のスカート、その合わせ方好きだわ


競争にプラスの面はあるか?→競争が達成意欲を駆り立ててくれることもあります。でも競争にはその代価がある。
学校や職場で行われた調査によると、競争的傾向が強くなると、頭痛・腹痛・腰痛などの身体的な悪い症状が増す。
また、情緒的な症状も、より不安になり、懐疑的になり、敵意を持ちます。家庭を、これらのストレスから解放される安息の場にしましょう。

ひとりの子を他の子の前でほめることは、事実上の比較になる
子ども達はしばしば、兄弟や姉妹に向けられた褒め言葉を、自分たちを見下した言葉として経験する。
ですから、思いきり褒めてやる言葉は、褒められるべき子どもだけに言ってあげるのがいい。


きょうだいの、お互いに対する感情を認める

子ども:あいつをやっつけてやる!ぼくの新しいスケート靴を使ったんだもの。
・感情を表現する言葉で→「とっても怒っているみたいね!」
・望んでいることを察して→「あなたの持ち物を使う前に、『使わせて』と頼んでくれたらと思うのね」
・象徴的、または、創作的な作業を提案して→「『ぼくのもの』という札を作って、あなたのクローゼットの扉にかけるというのはどう?」
・人を傷つけるような行動は、やめさせる→「やめなさい!人を傷つけるのものではないわ!」
・そして、怒りを安全に表現する方法を教える→「あなたがどんなに怒っているか、言葉で言いなさい。『勝手に僕のスケート靴をつかって欲しくない!』というふうにね」


第四章  平等では足りない

×<同じ量を与えようと気を遣わないで・・・>
子ども:パパ、僕よりも(他の兄弟に)たくさんあげたね
父:そんなことないよ。パパは二人にホットケーキを4枚ずつあげたんだ。 
子ども:でもあっちのほうが大きいよ
父:いいや、大きくない!パパはちょうど同じ大きさにつくったんだ!

◎<一人ひとりの個人的な必要に焦点を当てる>
子ども:パパ、僕よりも(他の兄弟に)たくさんあげたね
父:おや、おまえはまだお腹がすいているのかい?
子ども:うん、少し
父:ホットケーキをあと半分にする?それとも、もう一枚食べられるくらいお腹がすいているのかい?


×<同じくらい愛しているとは言わないで・・・>
子ども:ママは誰が一番好きなの?
母:ママは、あなたたちみんな同じように愛しているのよ。
子ども:いいえ、違うわ。口で言っているだけよ。
母:みんな同じように愛してるって、百回以上いったでしょう?

◎<特別な存在として愛されていることを知ってもらう>
子ども:ママは誰が一番すきなの?
母:ひとりひとり、ママにとっては特別なのよ。あなたは、ママのたったひとりの○○よ。この広い世界中に、あなたと同じ子は他にいないもの。
母:誰もあなたと同じには考えないし、あなたと同じには感じないし、あなたと同じ笑顔では微笑まないわ。あなたがママの娘で、とてもうれしいわ。
子ども:ママは本当に私のことを愛してるんだわ

×<平等な時間では、少なく感じることがある>
子ども姉:誕生会に○○を招待したほうがいいかな
母:あなたがそうしたいならね。他には誰を招待するの?
子ども姉:○○と○○と・・・
子ども弟:ママ、ママはお姉ちゃんと長く話しすぎだよ。ぼく、話したいことがあるんだけど。
母:あらまあ、ずいぶん時間をかけちゃったようね・・・すぐ行くからね。お姉ちゃん、これは終わりにしましょうね。
子ども姉:あのチビだいっきらい
子ども弟:早く!
子ども姉:ずるい。ちびはいつも思い通りにしてる。
子ども弟:お姉ちゃんからママをとりたいときは、いつもこの手で成功だ。
母:平等にするのはむずかしいわ。

◎<必要を考えて時間をあげる>
子ども姉:誕生会に○○を招待したほうがいいかな
母:あなたがそうしたいならね。他には誰を招待するの?
子ども弟:ママ、ママはお姉ちゃんと長く話しすぎだよ。ぼく、話したいことがあるんだけど。
母:あなたの言うとおりね。ママはお姉ちゃんと長いこと話しているわ。お姉ちゃんの誕生日会は、大切なことだからね。
母:誰を招待するか、どんなゲームをするか、お返しはどんな物にするか、話し合わなければならないの。計画することがたくさんあって、ママは出来る限りのことをしたいのよ
子ども姉:いいぞ!
母:待つのは簡単ではないわよね。これが終わったら、あなたの話を聴きたいわ。うんと詳しくね。
子ども弟:僕にも必要な時は、ママはぼくのために時間をとってくれるんだな。


誤解しないで欲しいのは、子ども達それぞれに、同じものを決して与えるべきでない、ということではないのです。
そうした方が明らかに正しいときもあるでしょう。
ただ、子どものがっかりした気持ちを親が理解して受け入れてやると、人生において不平等に直面したときに対処する力が備わるのです。

たとえ「ひいき」が現実にあっても、それを見せないこと
私達は皆、時によってある子をひいきに感じた経験があります。ひいきを持つことが問題なのではありません。問題は、どうやってひいきを見せないようにするかです。
ひとりひとりに平等な熱心さをもって応える必要はない。それぞれの子ども達に違った感情を持つのは、完全に正常で自然なこと。
必要なことは、ひいきにされていない子に対する見方を変えて、その子が特別にもっているところをさがし出し、それがどんなに素晴らしい物かを、その子に示してあげること。
それぞれの子どもの個性を高く評価して特に注目すれば、きっとひとりひとりがナンバーワンだと感じるでしょう。


子ども達は平等に扱われる必要はない。特別な存在として扱われる必要がある。
・同じ量を与えようとしないで個々の必要に応じて与える→「ぶどう、少しにする?それともたくさん?」
・平等な愛を示そうとしないで、その子が特別な存在として愛されていることを示す→「あなたは、世界中でたったひとりの『あなた』なのよ。誰もあなたの代わりはできないわ」
・平等に時間を与えようとしないで、必要に応じて時間を与える→「お姉ちゃんの作文の為に長い時間をかけているのは知っているわ。それはお姉ちゃんにとって大切なことなのよ。
終わったらすぐに、あなたの大切なことを聞くからね」

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・・・続く・・・








posted by ウルトラの母 at 14:22| Comment(0) | 育児書などで印象に残った事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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